山歩きとそこで出会う花たちへの思い


by minoru_mogi
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 今年のお正月の年賀状には福寿草の写真を入れて、この花が陽が射すと10分くらいで開き、太陽の方向を花がパラボナアンテナの様に追って行くことの解説を入れて作り、皆さんに出しました。

我が家の庭にはこの花が20株ほど植えてあり、昨日今年の最初の一花が咲き出しました。10時頃に花を開き午後になると花弁が大きく拡がり、しかも太陽の方向を追っています。

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今日になり2花めが咲き出し3花目が黄色の頭を見せています。

この花の株は家内の里の長野県の上田市の郊外の青木村より5株ほどを持ち帰り、植えたものです。村は標高500mほどの位置にあります。もう30年も経っていますが、梅の木の下に植えてあり、夏の日差しからは防げます。しかし、この花自体は6月には葉が枯れてしまい、地上部には何も見えなくなります。また、増える速さは大変遅く、5年経っても2倍までにはなりません。同時に、種子が落ちても自然に発芽することもありません。

植えた場所は年々少しずつ移動して行き、今は大きな直径40センチほどの円形になっており、最初植えた中心部には何もありません。

花が太陽の方向に向く植木にはヒマワリがあります。しかし、南向きに太陽に向かっていてもそれを追っては行きません。

一方、福寿草の花は形もパラボナアンテナの形をしており、午前と午後では全く違う方向を向いています。その花の中心部は外部より10度も温度が高くなることが判っています。春先の寒い頃に咲くので、花の中心部を温かくして、まだ少ししか飛んでいない虫などを誘っているのです。

この様に花の動いてゆくのは細胞の浸透圧などが関係しているのでしょうか。全く不思議な現象であり、あたかも植物に意志があるかとも思えるもので、有る意味では動物に近い植物とも言えるでしょう。もっと詳しいそのメカニズムを知りたいと考えています。

植物の不思議に魅入って観察しています。


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by minoru_mogi | 2018-02-16 15:16 | 栽培山野草 | Trackback | Comments(0)