山歩きとそこで出会う花たちへの思い


by minoru_mogi
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大宮盆栽美術館 No528

 以前からずっと訪ねてみたかった盆栽の村を見て来ました。
東北線の大宮から1つ目の土呂駅に下車しました。私が昔予備校に通った頃にはこの駅はまだ無く、昭和58年(1983)開業したとあります。駅前で昼食を摂ろうかと思ったところ、食堂と思えるものは無く、駅前はまだ整備が進んでいるという風情です。
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                          花梨の盆栽
美術館へは駅の南口から15分くらいのところの住宅地にありました。広くて落ち着いたつくりの館内は年配者が中心でゆっくり鑑賞しています。外国人の夫妻や以外に若い方もおりました。
展示されている盆栽は松、松柏、楓、欅、五葉松、梅、花梨、桧、美男かずらなどがありました。実に立派なものが多く、百年以上経ったと思えるものが沢山ありました。ここに出品されているものは盆栽の愛好家の鉢が多く、ゆったりとした空間で展示されていました。
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                    盆栽博物館の五葉松
小一時間滞在した後、近くの盆栽村を回ってみました。これらの盆栽園はそれぞれ点在しているので、歩いて周らねばなりません。最初は蔓青園、次は県の施設の盆栽四季の家、清香園、藤樹園、九霞園、芙蓉園等をめぐりました。その中には外国人の若い20代の男性の実習生と思える人がおり、長いホースで水遣り中でした。東武線の大宮公園駅に出て、JRの大宮駅に戻り早いうちに家に戻りました。
最近のテレビで見るようにボンサイが海外の人にも人気が出ている様子が身近にわかりました。
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by minoru_mogi | 2014-10-31 15:44 | 随想 | Trackback | Comments(0)
 私の知人の中に以前は書店を経営し、その店を止めても地域に係わる本を今までもかなりの数を出版している方がいます。そしてこの方が岡村繁雄氏の本を出版して、一冊を私に手渡してくれました。そのタイトルがこの表題のものです。
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その方の話に依ると、本を出版して暫くすると日本中の遠い地区からも注文が来て、三版も追加出版したと言います。一版が何冊か聞き漏らしましたが、ご本人が大変驚いていました。広島や静岡からも注文があり、静岡からは県知事からの注文であったとの事でした。一体何が起こったのかと調べたところ、週刊誌の書評欄に取り上げていたことが判りました。
 この本の内容は昭和43年(1968)、東京経済大学の色川大吉教授とそのゼミ学生によって、明治時代に五日市地区の民衆の中で作られた民衆憲法案であり、山間部の深沢家の土蔵より発見され、その憲法法案の作られた経緯が書かれているのです。
この東京経済大学は私の母校ですが、この色川教授の明治史は私も受講しましたが、あまり面白くなかったのと、200人くらい入る大教室での講義であり、あまり好きになれませんでした。
その後、この歴史的な資料の発見があり、丁度明治100年であることの関連があったことで、注目を浴びて有名教授となり、テレビの出演や講演が多くなったようです。この憲法草案は発見された後、暫くは大学の図書館で展示されていました。後にこの草案の貴重性が判り、あきる野市が市内の郷土館に展示しています。
この施設には一度訪問したことがありますが、旧い保存建物だけを見て肝心のこの資料を見損ないました。近いうちにまた訪問したいと考えています。
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by minoru_mogi | 2014-10-24 10:55 | 随想 | Trackback | Comments(0)
 暑さの納まってきた10月16日の平日、竹橋の近代美術館に行ってきました。案内を見ると入場料金は1400円とありますが、先日新宿のチケットショップを覗くと、招待券が1150円で売っていました。その時は都合が良く行ける日が判らなかったので、購入はしませんでした。今回行くに当って、この前売り券を買った方が安くなるので、敢えて新宿で下車してチケットショップに行ったところ、前より高くなっており1270円でした。多分、人気が出てきて値が上がったのでしょう。
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 美術館には木曜日の午後1時頃でしたが、入場券売り場には人が並んでおり、かなりの人気と思えます。館内は少し混んでいるかとも思われましたが、混みすぎ程では有りませんでした。
35歳と若くして亡くなった画家として、20歳前後の絵には才能豊かさを感じさせる物が沢山ありました。特に横山大観と親しくしていたと見えて、彼と一緒に屏風を描き、屏風の左二曲を大観が、右二曲を春草が描いたものもありました。
テレビ等で紹介されていた「王将君」や「落葉」の前や「黒き猫」などの絵の前には、皆人が留まつており少し見にくかったのが残念でした。この展示画の中では私は「月に狐」の画が印象的でした。私は日本画が好きなのですが、特に竹内栖鳳の画に惹かれます。
春草も長生きしていたら栖鳳を凌ぐ絵を描いていたのではなかろうかと思いました。
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by minoru_mogi | 2014-10-17 11:25 | 随想 | Trackback | Comments(0)
 私の親しい友人に北海道釧路で木材会社の社長を今も続けている方がいます。大学時代に同じクラブにおり、一年後輩であったのですがその頃から仲良しであり、この同期の人達とは今も毎年正月に会う会を続けています。
この木材会社の特色は、湿原に木道を作ることにあるのです。先ず、釧路湿原の中の長い木道は、木材を地面より1mくらい高く組み、幅1.5mくらいで手摺もついており、車椅子でも回れる立派なものです。湿原の中に1kmも続いており、北海道庁の仕事として作ったものです。その他にもそれに付随する休憩場やレストハウスなどもあります。
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      栂池高原 栂池ヒュッテ
また、先年知床五湖を訪ねたところ、ここでも彼の会社による立派な木道が完備しており、そこには熊が登れないように周りに高圧電線までが敷設してありました。特にその材料としては北海道に多い落葉松の樹を使っています。戦後多く植林された落葉松は樹脂が多く、建築材には向いていないといわれてきました。そこでこの会社はこの木材を樹脂加工して、脂が出ないようにして建設材として使用出来るように加工して出荷しているのです。彼の釧路の家を以前訪ねてみたところ、この落葉松材を使用した3階建ての家であり、ショールームを兼ねて建てたものだそうでした。
先日彼から秋の味覚の秋刀魚が15・6匹も厚岸より氷漬けで送られて来たので、ご近所におすそ分けしました。お礼の電話で話をしたところ、最近長野県よりの注文で長野県の大町に近い栂池自然園(標高1900m)の木道を整備する仕事をやったとの話しです。林業県でもある長野県ですが、木道に敷設する大きな唐松の木材がなく、北海道釧路の丸善木材だけが対応出来るということで、発注を受けたと言います。そしてその資材をトラックで運びヘリコプターで栂池高原まで運んだと言う事でした。
木道というニッチな仕事に専門化して成功を収めている様子は喜ばしいのですが、彼には早く社長を退いて息子さんに譲り、もう少し人生を楽しむことが大切だよと常ずね言っているのです。もう齢75歳にもなるのですから。
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by minoru_mogi | 2014-10-12 15:46 | 随想 | Trackback | Comments(0)
9月末の土曜日に奥多摩線の御嶽駅まで行き、多摩川に沿った遊歩道を家内と共に歩いてきました。川音が涼しい、まんじゅしゃげの咲く小道をゆっくりと歩いて行くと、川風が大変気持ちよく感じられます。
川面を眺めると4艘のゴムボートに高校生と思える男子と女子が一緒に乗った、7人乗りくらいので皆が櫂を持ったグループが、川を下ってきました。すると、急にそのゴムボートの1艘が川の真ん中で転覆して皆が川面に投げ出されてしまったのです。
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             右上のボートから投げ出された人達
私は急な場面の展開に本当に転覆したと思い、慌てて対応をどうすれば良いか頭に描いていたところ、若者達は大声を挙げて楽しんでいる様子なのです。
実はこのボートの一団は訓練をしている様子で、わざと転覆させていて、皆がライフジャケットを着用しており、安全を確保しています。多分、ゴムボートが流れの中で転覆するのを想定して、事前に試して経験させている様子です。皆はボートが着いた岩に上がりまた全員が集まってきました。
他の3艘のゴムボートもわざと皆がボートの縁に立ち上がり、それを揺すってひっくり返し、皆川の中に落ちていました。これは単にひっくり返った時のことを考えて、事前に体験していたのでしょう。
川を更に下って行くと、ゴムボートの他の一団が皆で櫂をこいで下ってきます。中には川の中の大きな岩にぶつかるグループもあり、大声を挙げて楽しんでいます。
高校生たちにとって冒険心をくすぐる実に楽しそうな体験をしているなと思えて、私も若ければやってみたいと思ったものでした。
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by minoru_mogi | 2014-10-03 19:14 | 随想 | Trackback | Comments(0)