山歩きとそこで出会う花たちへの思い


by minoru_mogi
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10月山の草花 No308

 10月の山には秋口の8月から9月にかけて咲くトリカブトの咲き残りや、リンドウの後れた花も見ることが出来ますが、本来の10月の花にも出会えます。
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もちろん、低山歩き故に1000m前後の山では菊科の花が目立ちます。その中でもハコネギクは他のノコンギクなどの背の高くなる菊類に比べて、コンパクトで30~40センチの草丈で、直立して花は少ないがやや大きな花を咲かせます。その名の示すように箱根地区に多いようですが高尾山などでも見かけます。
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また、今秋特に目に付くのがセキヤノアキチョウジです。この漢字での表記はまだ調べてありませんが、この花の名前は何度覚えても必ず忘れてしまいます。普通10月の山の中では1~3本くらいしか出くわさないのが常ですが、今年は其処ここに咲いていました。
草丈は1メートル近いものもありますが、割合と草丈の低いものまであり、青い色が目立つので山の中を歩いていると大変目に付きます。
花の名前を漢字でどう書くかを調べてみると「関屋の秋丁子」です。関屋は関所の番小屋を指しており、その花は箱根に多く見られる秋丁子なのだそうです。

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 真っ白い色が目に付くのは、猫じゃらしの様なサラシナショウマです。
杉林の樹下の暗いところに咲いていたので、その花の白さが際立って見えました。私が奥多摩を歩いていて出会ったのは初めてで、なかなかお目にかかれない花の様です。
 実が熟すと紅玉のりんごのように赤く輝くツルリンドウは、まだ実は成長しておらず、杉林の中に山道脇に白い花をつけて地表にその葉を広げていました。
この10月には私は独りで4度も山歩きをしました。その結果登る時にも喘ぐことが少なくなり、御岳山に登った折のぶざまな登山者からは一変して、脚力には自信がよみがえり、下りの急な坂道でも、余裕をもって制動がかけられる様になりました。
その結果帰りの駅の階段でも疲れた足を引きずることも無く、また翌日や翌々日も足が痛いことはなくなり、次の山歩きは自信を持って行けそうです。精進の賜物と思います。
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by minoru_mogi | 2010-10-31 12:01 | 山の花 | Trackback | Comments(0)

高水二山登山行 No307

 10月の初めに御岳山(929m)に出掛けて、弱った足に愕然としたので、10日後に更には日の出山(902m)を歩き自分の脚力を確かめてみた。ところがこの折も下りの中で制動力が不足していることに気付いた。そこで、また1週間後に同じ奥多摩の高水山と岩茸石山(793m)に登ってきた。
 平日の軍畑駅には同じ電車で降りた登山者は15人位であった。ゆっくりとマイペースで歩き、私の後には若者が二人いるだけで、高源寺までは地図の標準時間の30分で到着した。
今回は割合に足のペースが良いように思えてくる。
寺よりは傾斜が急になり、砂防堰堤を越えると急な山道となってきた。太陽の出ない曇天であり20度は越えない温度であるが、登るにしたがって汗が噴き出てくる。
途中で6人ほどの高齢者のグループに追いついた。声を掛けてみると最高齢は75歳の女性であり、2人の男性は70歳くらいである。
汗をかいてやっと常福院のお堂に着き、整備されたトイレに立ち寄り、一応視界は悪そうだが高水山の山頂に登って見た。今迄5,6度来ているが学生時代の雪の中を来た時は南面が開けていたが、今は檜の森になり視界は利かない。
直ぐに岩茸石山へと向かったが、稜線の上にベンチが数客あり北側の景色が全面に見えるところがあった。そこからは棒の折山(969m)が正面に見える。
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                     正面に棒の折山
岩茸石山の山頂には丁度正午前に着いた。そこには7人ほどの先客がおり、皆お弁当を広げている。私が山頂に着いてから15分程して先ほど追い越してきた75歳のグループが到達した。なかなかの健脚である。
20分程山頂にいたが、汗で濡れたシャツが寒く感じてきたので、新しいものに着替えて、そこよりは戻ることとした。下りでは高水山は巻き道でパスして順調に下り、予定時間通りに軍畑の駅へと出た。
今回はさすがに足に力が入り、下降の折にも全く不安が無く、これならば山歩きに自信をもって出かけられる確信が持てた山歩きであった。
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by minoru_mogi | 2010-10-23 10:32 | 歩いた山 | Trackback | Comments(2)
 日本の人工衛星「みちびき」がH2Aロケットにより最近打ち上げられ、予定された本来の軌道に乗ったと報じられている。この衛星にはGPSでのカーナビの精度が数十センチに上げられる通信衛星が搭載されている。
しかし、そのカーナビ精度の向上には暫く時間が掛かり、その通信の受信にはカーナビのソフトを変更しないと対応出来ないと書かれている。
しかもその精度を常時利用するには、他に2基の衛星を打ち上げる必要があり、その打ち上げは全く未だ未定であるという。
 ところが、オーストラリアのGPSは精度が高く、カーナビでドライブしている時には、車線を明白に判断して、標準的な都市の高速片側3車線の道でも、次の交差点は何キロ、または何百メートル先であるかを言葉で指示して、左に車線を変更するように詳しく指示してくる。
この車線を見分けるには数10センチくらいの誤差でないと、とても出来るものではない。
オーストラリアは独自の衛星を打ち上げてこの精度の高いGPSを運用しているのかインターネットで調べてみたが詳しくは分からなかった。
最近の日本の電気工業が韓国や他の国に後れをとっている場合が見られる。ノーベル賞の受賞も多い昨今、日本の科学の一層の進歩を願いたいものである。
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by minoru_mogi | 2010-10-17 21:10 | 随想 | Trackback | Comments(0)
 たまたま見ていたテレビで東京都水道歴史館の紹介が出たことがあります。あまり聞いたことがない施設でしたが、興味を引かれたので何も予定の無い日に出向いてみました。
御茶ノ水駅から歩いて10分程のところですが、以外に判りにくい場所にあり、その施設の前まで来ていたのに、そこが歴史館とは気付かない建物でした。
入って見ると入場無料であり、受付には若い女性がおり、親切に質問に答えてくれました。館内はかなり広いようでしたが見学している人は3・4人しかおりません。
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 建物は1階から3階まであり、1階には明治から現在への東京都の水道事業の歴史が説明されており、それらの機器や小河内ダムの解説等があります。その中で淀橋浄水場は明治33年に出来てそれから昭和30年代まで使用されて現在の東京水道の基となった事が分かります。
終戦直後の東京の漏水率は実に80%であったというのには驚きです。いかに戦争による被害が甚大であったかが判ります。しかし、現在のそれはほんの数%との事で、世界の都市で最も優れた数値でのことで感心しました。
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               広重 御茶ノ水版画 
2階に上がってみると、江戸時代1560年の小石川上水から1654年の玉川上水までの説明と、その頃使用された木樋が発掘調査により出土しており、往時の庶民の生活が井戸を中心とした長屋の生活が、復元した家よりほんとに良く分かりました。
落語の話に出てくる熊さん、八さん、がどの様な生活をしていたか、ごみ捨て場や共同便所がどの様なもので有ったかも良く分かります。
残念なことに時間が無かったので3階のライブラリーやレクチャーホールを見ることが出来ませんでしたが、今回この施設を見学して、立派な分かりやすい展示であり、しかも無料であることを考えれば、大いに訪問する価値のある内容であると思いました。
あまり知られていない施設ですが、一度皆さんにも足を運ぶ価値のある所として推薦したいものです。
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by minoru_mogi | 2010-10-10 14:13 | 随想 | Trackback | Comments(0)
 10月になりやっと涼しくなったので、ここ数ヶ月山歩きをしていないので、普通はロープウエイで上がる御岳山を下から登ることにしました。
今年の夏は7月上旬にオーストラリアに出掛けて10日間滞在しましたが、季節は冬であり、最低温度9度前後で最高温度が16度という冬の季節を体験してきました。
7月11日に日本へ戻ると、30度近い曇りの日が多く、7月中旬になると35度を超える猛暑の日が続きます。そこで、帰ってよりは毎日冷房を入れて、27度の室温で老犬と一緒に専ら昼寝と決め込みました。
おかげで、暑さに体を慣らすことが出来ず、夜間30度を越える夜は夜中中冷房を入れる始末でした。そんな訳で7・8月から9月までは、山歩きには全く出掛けずに、足には全く自信が無くなってしまいました。
 そこで10月になり涼しくなったのを見計らって御岳山登山にでかけることにして、御岳駅より滝本までバスで行きました。ここで普通はロープウエイに乗るのですが、標高410mを9:50から登り始めました。山上駅では830m、山頂は929mで標高差530mです。
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登り始めて直ぐに息切れが酷くこれから先が思いやられます。この登りは最初の20分くらいが一番急坂できつく、これ故に歩く人が少ないと思われます。9:50歩き始めて11:15に山頂下のビジターセンターへ着きました。地図で見ると標準で1時間とあります。5割近い余分な時間が掛かりました。山頂近くではマウンテンバイクの若者がいます。多分日の出山でも回るのでしょう。
また、登山道では若い男女や中年の男性が山岳マラソンの練習中で5・6人も横を駆け抜けて行きます。
山頂で御岳神社をゆっくりと眺めのんびりおにぎりを食べました。山頂からは北の方角に川乗山の稜線が良く見えます。
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                 遠くに見えるのが川乗山
今度は又下りの歩きです。1時半にはバス停に着きましたがバスは40分後とあり、あきらめて歩いて駅へ向かいましたが、偶然にも臨時バスが運行されており、途中から乗車して2時には駅に着きました。
山の中ではシュウカイドウとツリフネソウが丁度盛りで、登山道の周りを色取っていました。
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by minoru_mogi | 2010-10-03 22:04 | 歩いた山 | Trackback | Comments(0)