山歩きとそこで出会う花たちへの思い


by minoru_mogi
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秋山への想い No292

 夏山の季節を前にして、混雑している山小屋を考えると、今年の夏山は敬遠して秋の山を考えています。
私は願わくば75歳まで山歩きを楽しみたいと常々思っているところです。その時には北八ケ岳の秋の山をピラタスロープウエイで山上駅まで行き、そこから歩き慣れた縞枯山・茶臼山・麦草峠を経て丸山より高見石小屋に泊まりたいものです。翌日は中山より黒百合ヒュッテを経て渋の湯バス停に降りる予定です。
 しかし、現実には72歳の現在でも、最近山を歩いて感じていることは、瞬発力の不足と長時間の歩行の耐久力が落ちてきていることです。まして1時間以上の急な下りでは膝が痛み出す事が多いのが現実です。
 今、毎日見ている山のHPに「涸沢小屋 小屋番の一休み」という涸沢小屋の従業員の方のものが有ります。それを見ていると心が踊り、涸沢に入り穂高のスケッチを描いてみたいという誘惑に駆られます。
色々と調べてみると、50年まえの昔と違って上高地までは夜行直行便の快適なバスが上高地に入っています。新宿を23時の出て翌朝6時には上高地のバスターミナル着です。
そこから岳沢の早めの紅葉を見ながら梓川の落葉松の紅葉を見て4時間も歩けば新しくなった横尾小屋があリ、そこで槍見平へ登り槍ヶ岳のスケッチも天候さえ良ければ描けそうです。横尾の小屋で一泊して、翌朝は横尾谷に沿い登って4時間くらいで涸沢小屋に着けるでしょう。
時期は10月初旬が景色からは望ましいのですが、写真を撮る人が多く山小屋は1畳で3人の可能性があります。そこで9月の下旬を考えたいと思います。
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そこからは眺望の良い屏風の頭まで足を伸ばしてスケッチを堪能したいのですが。しかし、私の2度の涸沢では5月の連休開けにスキーを持って行った折には、横尾で雨の朝となり、スキーを小屋に置いて涸沢まで行くと雲の切れ目から青空が覗き、スキーを置いてきた事を大変悔しく思ったことがあります。
また、10月13日に北穂高への登りでは、かなりの高さで大雪が降ってきて、ほうほうの体で徳沢の小屋に戻った天候には恵まれない穂高なのです。
昨年の9月21日の小屋の画像があります。紅葉には少し早いが実に素晴らしい景色です。
今年は是非ともこの山旅にチャレンジしてみようと案を考えている最中です。
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by minoru_mogi | 2010-06-25 22:42 | 随想 | Trackback | Comments(0)

堀切菖蒲園 No291

 江戸時代より名所として名高い堀切菖蒲園を一度花の時期に訪ねてみたいと、6月の初旬の良く晴れた日に出掛けてきました。
駅名が堀切菖蒲園とあるので、駅の近くにあるに違いないとの思いで駅を降りると、目的地は下町らしい商店街を抜けて暫く歩きました。街中には菖蒲祭りの旗が立っており、かなりに賑わっているものと思いましたが、以外にそちらへ行く人の数は多くありません。日差しが強い日なので周りを見渡しながら日陰を選んで行くと、隅田川の堤防に近く、高速道路が上のほうに走り、自動車の走行音が絶え間なく聞こえてきます。
囲われた園には入り口があり、入園料を払うのかと思いきや、葛飾区の区営公園となっており入園無料には驚きました。
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訪ねる人の多くない理由は直に判りました。入園してみますと花はまだ2―3分咲きとのことで、例年より開花が遅れているとのことでした。さほど広くはない園内は綺麗に区分けされた田んぼ状になっており、一年生、二年生、三年生と株が分けられて植え込まれており、三年生のものは花茎も多く、咲いていれば実に素晴らしいものであろうかと思えるものでした。
早めに咲く数種類が咲いていますが圧巻というには程遠い咲き具合でした。しかし観客はあまり多くないのでゆっくりと個々の花々をゆっくりと愛でることが出来ました。
園を出てからも何か物足りなさを感じましたので、帰りに曳船のスカイツリーがどれほど伸びたかを見学して行く事にしました。
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地下駅を出てスカイツリーが全体に見える橋のもとに出ると、多くの人がカメラを構えて写真を撮っています。しかしとても全景が入る写真は撮れません。表示の現在の高さを見ますと398メートルとあります。しかし、前回暮に見た265メートルの時とさほど高くなったという感じはしてきません。
それは多分仰角の角度が建造物の近くで、塔の高さが高くなつても数値では小さくなっているせいでしょう。
夏の暑い一日を江戸時代に思いを馳せた下町廻りでした。
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by minoru_mogi | 2010-06-18 16:00 | 随想 | Trackback | Comments(0)

6月の浅間嶺 (903m) No290

 新緑の山も緑が深くなる6月の始めに友人と奥多摩に出掛けました。
今迄、何度となく登った浅間嶺ですが、いつもは払沢の滝から登っていたものを、より楽なルートを考えて桧原村数馬の少し手前の浅間尾根登山口よりのコースとりました。
 9時半よりの登りは最初コンクリートの良い道が集落の終りまで続きます。道が山道になる少し手前の屋敷にクリンソウが庭中に茂って咲いているところがありました。登ってくる沢筋に何箇所かクリンソウが咲いていたのですが、この庭には環境が合っているとみえて、自然発生的に花が庭中に広がっています。
よく見ると同じクリンソウですが、はっきりと花色の違うものも見受けられます。また、少数ですが斑紋の花さえ見られました。
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 標準で1時間の登りと地図にはありましたが、花を見たり景色を見たりして楽しんで上って行き1時間と20分くらい掛かり尾根筋にやっと着きました。そこからは三頭山より南の槙寄山から、笹尾根にかけての山稜が良く望めます。そこで少し小憩としました。
数馬分岐よりの浅間尾根はクヌギやナラの樹が中心で、明るい新緑の中を行く楽しい道です。途中で今までの道が土砂の崩落で付け替わっており、浅間嶺の休憩ベンチには12時を少し過ぎて着きました。
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                        中央 御前山
眺めの良い尾根の上からは、北側には御前山・大岳山より鋸山への尾根が一望できます。尾根の上では北風が吹いており、風が桜の葉を吹き抜ける音と、クヌギの高いこずえを大きく揺らして吹く音とは、全く別の音が聞こえてきました。
暫くその景色を楽しんだ後は上川乗のへの長い下りです。杉林ばかりの中を1時間以上歩いてバス停に降りてくると、良い天候で雲が無い状態なので、日中温度が上がり25度を超える様な暑さでした。
今年の新緑の最後のシーズンを歩いて十分に楽しんだ1日になりました。
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by minoru_mogi | 2010-06-11 18:16 | 歩いた山 | Trackback | Comments(0)

佐渡シャクナゲ No289

 我家の庭には日本シャクナゲの種類がかなり沢山あります。
南の方から挙げると、台湾種で強健な赤星シャクナゲがあります。これは樹高2メートルほどですが花芽を250以上今年は着けました。花柄取の折に数を数えてみたものです。
九州の屋久島の宮ノ浦岳の山の上に咲く屋久島シャクナゲ、九州の山に咲く筑紫シャクナゲ、奈良県の山奥に咲き、室生寺に咲くので有名な大和シャクナゲ、滋賀県を中心とした山に咲く細葉シャクナゲ、伊豆の天城高原に咲く天城シャクナゲ、福島県の山に多く、我家のそれは瑞垣山からの吾妻シャクナゲ、そして日本海の佐渡の山に咲く佐渡シャクナゲです。
 実はそれよりも北の地方に生育する早池峰シャクナゲ、礼文シャクナゲ、八ケ岳の黄花シャクナゲも一度育成を試みたのですが上手くゆかず、やはり夏の暑さが原因と考えられます。
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佐渡シャクナゲの特徴はとても背が低く、1年に伸びる枝も5・6センチなのでとてもコンパクトに育てることが出来る点にあります。葉の幅が広く美しいのですが、枝が折れやすいのが最大の欠点です。
ここ数年、毎年花芽が着きましたが、花の時期の直前に花芽だけが枯れて落ちてしまう年が続きました。ところが、今年は5月末にもなってやっと花が咲き、それも実に立派な多花の花を見せてくれました。多分、今年の5月は寒い日が多かったことが幸いして、気候がシャクナゲに好ましかったのだと思われます。普通他のシャクナゲは4月20日前後に咲き揃います。
今年は久し振りに美しい姿を見せてくれたこの花を、ゆっくりと愛でています。
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by minoru_mogi | 2010-06-05 11:58 | 栽培山野草 | Trackback | Comments(0)