山歩きとそこで出会う花たちへの思い


by minoru_mogi
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<   2008年 05月 ( 4 )   > この月の画像一覧

スズメバチ No189

 春の花の時期も終わりに近づいて、昨秋新しく植えたハイブリッドティーの大輪のバラも、最繁期に大雨に遭いその美しい姿を十分に見てあげることが出来ないで終ってしまいそうです。6月の梅雨を前にして庭の草木が繁り過ぎたところもあり、徒長枝の剪定を始めました。
柄の長い枝きり鋏でユキヤナギとツツジを切っていると何やら丸い野球のボールくらいの茶色のものが枝に付いています。
枝を切ったところ黄色の色をした大きな蜂が一匹近くを舞い始めました。とっさに、これはスズメバチであると判断して、その場を離れて家に逃げ込みました。
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        スズメバチの巣
むかし、高校生のときに学校への通学路の生垣に直径20センチもある逆さの壷状の巣があり、その下の開口部から蜂の出入りをしている様子を見ており、それを知っていたのです。
 1時間ほどして先ほど切った枝の巣を見にそっと近づいてみると、1匹のスズメバチが枝を切った時に壊れたと思える入り口の修復をしています。デジカメのズームをいっぱいにして、その光景を撮りました。


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   → 巣の下のところにスズメバチの姿が少し見えます


今年の夏には4歳と2歳の孫たちが来た時には庭の芝生の上でビニールプールをしてあげると孫に約束したばかりなのです。
このスズメバチの巣に早く気付いて良かったとひと安心しています。
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by minoru_mogi | 2008-05-28 21:45 | 動物・昆虫・その他 | Trackback | Comments(1)
 5月の中旬、2泊3日で京都界隈での会に出掛けましたが、その折に宇治の平等院と洛北の修学院離宮を訪れる機会がありました。修学院の見学は宮内省への申し込みにより、事前に入園許可証を得てのことです。この離宮の見学は大変興味を引かれるものが有り、京都に来る機会を有効に活かしたかったからです。実際、今回の旅行のハイライトでした。
指定時間厳守の案内に余裕をもって総門前に行きましたが、そこにはこの門が修学院である表示は何一つ無いのにはビックリしました。あたかも個人の大邸宅の門の如き風情です。
参観者待合室には30名くらいの方が集まっており、1日5回の案内ですから毎日150名くらいが見学できる様子です。
 時間定刻に宮内庁職員の案内人が先頭と最後尾に一人づつ付き、前を歩く案内人のマイクの説明で庭園部へと出発しました。周りは手入れのゆき届いた木々が多く楓と松が目立ち、足元は玉砂利が敷かれています。その途中では松の木の下の杉苔の中に生えてきた雑草を、二人の絣を着た女性が取っており、松並木では10数人の植木職人が松の木の手入れをしていました。
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                  上離宮の茶室よりの風景
 この離宮は退位後の後水尾(ごみずのお)上皇により明暦2年(1655年)から造営工事が起こされ、明暦2年(1659年)に幕府の資金で完成した山荘であり、上皇によるプランで作られた稀なケースであるとの話しでした。下離宮・中離宮・上離宮と巡りますがその周りには棚田がありそれらが1体となって景観を作り出しています。
ここには上皇の宿泊設備は無く、日帰りで御所の隣の仙洞御所から来られたそうです。
離宮の中で最も素晴らしい見所は上離宮であり、大きな人工池を上から見下ろして眺める景色は、後ろの山々を借景にした壮大なもので大変感じ入りました。この池で上皇は舟遊びもされたそうです。
 また、今回この地を見るにあたり宿泊施設として離宮入り口に600mと近い関西セミナーハウスにグループの皆さんと一緒に泊まりました。この施設はグループの研修などに利用される事が多いとの事で、宿泊者100名の収容力があり、1人部屋はありませんが2~3人部屋の洋室中心で大変広くて立派な施設であり、一般の方々の利用も可能なのだそうです。1泊2食付で1万円を僅かに越えるくらいの料金とはとても思えない立派な内容でした。また、食堂ではセルフサービスの部分もありますが1年中料金は変わらない様です。
参考までにこの施設についてに記しておきます。

 関西セミナーハウス
 〒 606-8137 京都市 左京区 一乗寺竹ノ内町 23
 TEL: 075―711―2115  FAX: 075―701―5256
 ホームページ : http://www.academy-kansai .com/
 E-メール   : info@akademy-kansai.com
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by minoru_mogi | 2008-05-21 15:06 | 随想 | Trackback | Comments(0)

高川山(976m) No187

 ゴールデンウイーク4連休2日目に出かけた高川山は、前日が雨であったこともあり初狩駅で一緒に降りた登山者は30名を超えるほどで山頂の込みようが予想された。
前夜の雨で登山道はぬかるんで滑りそうな場所も多く、慎重にゆっくりと登る。小学生の子供連れの家族もおり、我々二人をどんどん追い越してゆく。
 檜林を抜けると椚を主とした雑木林となり周りの新緑が素晴らしい。山つつじも朱色に咲き、北西方向には滝子山が大きく広がって見えると間もなく山頂へと着いた。
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                 山頂風景 後方は都留市街地
そこには50名近くの登山者が休憩と食事中であり、我々も山頂より少し南の岩の上で昼食とした。真正面に見える筈の富士山は山麓までは見えるものの、山頂部は雲で隠されており少し残念な思いである。山頂付近では3羽のギフチョウが絡み合って舞っており、クマンバチも近くのつつじの花を周り羽音をさせて飛び回っていた。
暫くして昼食休みを終え丁度12時に下山道へと入った。以前来た折は禾生駅へのルートを歩いたので、今回は富士急の田野倉駅へのコースを辿ってみた。初めは岩の多い急坂であったが、間もなく気持ちの良い尾根の雑木の林となった。山つつじの群生地で朱色の花を眺めていると、足元に小さなコケリンドウが木洩陽を受けてブルーの小さな花をつけている。
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                         コケリンドウ

その草丈は4センチ足らずであり、花は直径で8mmくらいで、なんとも愛らしい姿である。また暫く進むと今度は瑠璃色をしたホタルカズラが目に入ってきた。このブルーはひときわ美しいが、最近園芸店ではこの花の外来種が売られている。
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ホタルカズラ



更に下ってゆくと今度は薄ピンクのイカリソウが沢山出てきた。このコースは大変花が多い。その写真を友人が撮っていると後から来た登山者が「これは何の花ですか」と聞いてきた。教えてあげるとやはりデジカメで撮っていった。
山歩きの折に山野草を知っていると山歩きは2倍に楽しめるものである。
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by minoru_mogi | 2008-05-07 11:32 | 歩いた山 | Trackback | Comments(0)
 最近の山菜ブームで山道の脇にあるタラの芽が摘み採られて、成長のための芽まで残さず取られ枯れてしまうものが目に付くようになった。また、売られているタラの芽は畑で栽培されているものも多く、中にはビニールハウスで促成栽培のものすら見られる。
先日ニリンソウを食した話をブログで見たが、私自身は山歩きでそれを採集してきたことはない。その内に深い森の中の大群落に出会った折にでも少し採って食べてみたいとも思っている。                            コシアブラ(漉油)
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 そんな折に家内が長野へ里帰りした際にコシアブラの新芽を土産に貰って帰り、初めて天ぷらにして味わう機会があった。以前山中湖の湖畔にその木があり、観察して写真を撮りブログの中(No137話)に出した事があったのでその写真を探し出した。この写真の新芽は少し伸びすぎており、これよりは小さいが緑の色はこの様である。この食味はタラの芽より香りが良く、その匂いはウドの香りに似ており、それよりは薄いものであった。
昨今はタラの芽よりもこちらの方が人気が出てきているそうである。我家では庭のカンゾウの若芽も天ぷらにして食べるが、これは漢字の「甘草」が示す如く甘くてつるりとしている。今年は摘み取るタイミングを失して大きく成長してしまった。ユキノシタの葉も時々材料として利用している。
まだ食べた事の無いカタクリの葉のおひたしやアケビ蔓の新芽、アザミの根のきんぴら、ギボウシのおひたしにも興味をそそられるが、自然破壊になる事は避けている。
そう言えば毒草のハシリドコロを山菜と間違えて食べて入院した記事が新聞の片隅に載っていたが、山菜ブームも慎重でなければならない。
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by minoru_mogi | 2008-05-03 16:46 | 樹木とその花 | Trackback | Comments(1)