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山歩きとそこで出会う花たちへの思い


by minoru_mogi
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<   2008年 02月 ( 5 )   > この月の画像一覧

早春の庭の花 No177

 我家の庭で最初に咲きだしたのはやはり福寿草で、2月12日に咲きだして今が盛りで30花くらいが群れ咲いています。次には黄色のクロッカスがポツポツと咲き出しましたが、なかでも紫色のものは咲き出しが遅くその結果色が偏って咲きます。
これと同時にミスミソウが少し咲き出しましたが、昨年まで立派に増えて咲いていた沢山の株が、昨夏の暑さで全滅してしまい、今年また新たに4株を購入して植えたものが咲き出したものです。
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これと時を同じくして、毎年確実に咲いてくれるシラーが急に葉を出し直ぐに花を開きました。これは割合に珍しい花でブルーのものはシラー・シベリカでありシベリカはシベリアの意味でありトルコ・南ロシア・アジア南東部に生育すると図鑑には見られます。



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薄いブルーのものはシラー・チュベルゲニアナであり、北ペルシャ原産とあります。
これらは大変作りやすく、少しずつではあるが毎年増えています。球根より葉が出ると直ぐに花が咲き出し、小さなものであるが毎年目を楽しませてくれています。
by minoru_mogi | 2008-02-29 22:49 | 栽培山野草 | Trackback | Comments(0)

山と川のある町 No176

 山の専門誌「山と渓谷」の3月号は低山の魅力の特集が載せられており、その中に私が少年の頃中学校の校舎より良く見ていた栃木県佐野市の外れにある大小山(314m)の記事が出ている。私の町からでは12km程北になるが交通の便が悪く、残念な事に登る機会はなかった。しかし、同じ両毛線の沿線の大平山(364m)岩舟山(172m)唐沢山(249m)などには早春に出掛けたものである。
 この冬は寒い日が続き山では降った雪が融けずに、丹沢の北面はずっと真っ白に輝いている。低山でも木蔭には雪が残っていると考えられるので、2月の足慣らしには青梅の近くの
400mを僅かに超える天狗岩のルートを歩く事にして出かけてみた。
無人駅の宮ノ下で降りて(都内で唯一の無人駅では?)多摩川を渡り梅が谷峠へとゆっくりと登るが、峠付近にかかると残雪がかなり残っており滑りそうである。そこからは尾根を進むと木の間越に青梅の市街地が垣間見える。
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             天狗岩から北西の青梅市街地の一部の展望
丁度正午に天狗岩に到着すると岩上に先客が二人休んでいる。この岩場は狭いが中々の展望で川乗山や伊豆が岳まで見え、眼下には多摩川がうねり三つの橋と青梅の市街地の一部が俯瞰できる。全く雲の無い日ではあったが筑波山はかすんで見えてはいない。
昼食を終えて早々に腰を上げて先へと進むと、赤ぼっこという新しく切り開いた展望ポイント(
410m)があり、そこよりは青梅線沿いの町々がずっと連なって見え、西武ドームが光っていた。山道を川沿いに下り里へと出ると、古い梅の木の下にフクジュソウの塊が春の明るい陽光の中に黄金色に咲き誇る。
青梅の街中を横切り駅構内に入ると、昔の映画の看板ポスターが張られており昭和30年代へのタイムスリップである。今日見た山の上からの景色は「山と川のある町」の風景であり、昭和30年代の映画のタイトルそのものであった。
by minoru_mogi | 2008-02-22 20:22 | 歩いた山 | Trackback | Comments(0)
 少年の頃には秋から冬にかけて庭や街中の枯枝には必ずミノムシのぶら下がっており、時として糸を出して枝からぶら下がる姿をよく見たものである。それを鳥がつついて中の虫を食べるのに苦労しているところも散見した。
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←オオミノガの幼虫がミノムシ
ところが、最近このミノムシが全く目につかない。多分この虫を好む鳥たちが増えて食べられる事により姿を消してしまったものと推理していた。しかし、町中のみならず近郊の山を歩いても目に触れることがないことが理解出来ないでいた。この事がずっと気になっており、調べてみようと思いいろいろと検索していった。
すると、思わぬ事実が判明した。
このミノムシというのはオオミノガの幼虫である。蛹をへて成虫になるとオスは蛾となり飛ぶ様になるが、メスはこの蓑虫の形状に近いままで羽が出て飛ぶような事は無いとの説明であった。そしてフェロモンでオスを誘引して交尾するそうである。
このミノムシが激減した理由は東南アジアや中国南部に広がるオオミノガヤドリバエという寄生ハエが日本に1995年頃に入りミノムシに寄生してそれを幼虫がえさとして食べるようになり、それが東京あたりまで北上したことにより激減したとある。北限は関東地方までと研究者の報告には書かれている。しかし、またミノムシが増えている気配も見えるとも出ている。やはりまたこの虫を見たいものである。
by minoru_mogi | 2008-02-15 20:34 | 動物・昆虫・その他 | Trackback | Comments(0)

カワセミ No174

 友人から鳥の画像がメールに添付して送られてきた。そこには冬の池の鴨が写っており、池の中の杭の上にカワセミが止まっている珍しいものである。カワセミは常に単独で行動し、他の鳥と混じることは今まで殆ど目にしたことがない。
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そのカワセミを私は中学生の時に捕まえたことがある。中学校の傍の小さな小川の脇に赤土の土手がほぼ垂直につながっていた。その壁にある時直径7・8センチの穴が開けられてあるのを発見した。
しかしそれが何の穴かは全く見当がつかなかったが、その穴に恐る恐る右手を入れてみた。それは真直ぐな穴で肘の近くまで腕を入れたところ、何か動くものが触った。その柔らかなものが何であるかは判明しないまま、指先でつまみ引き出した。
すると、穴から手が出たとたんにその動物は手から飛んで逃げてしまった。それがカワセミだったのである。
 それ以来、カワセミが巣を作る環境が判り、時折犬の散歩の時に歩く川筋で、直線的に飛ぶ姿を見かけたが、ある時この鳥が消える場所を見つけた。しかしまだ巣穴は確認出来てはいない。この観察で、見たときは一羽であったが、もし二羽でいるところを見ることが出来れば番で営巣する可能性も大きくなりそれをこの春は期待しているところである。
by minoru_mogi | 2008-02-08 22:51 | 動物・昆虫・その他 | Trackback | Comments(0)

雪のあした(明日) No173

 雪の予報が当地では雨であった翌日、遠くの山々が白く輝き、普段は遠くに見える山の頂が思わぬほど近い感じで見える。しかし北風が強く寒い日となった。八王子駅近くの市街地は標高60m近くであるのに比べて、我家のある丘陵の中腹では118mである。さらに住宅地の最高地点では160m近くあり、そこからの山々の眺望は素晴らしいものである。
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一度この山稜の姿をスケッチで描きたいものと思っているが、良く見える日は風が強くて寒いのでその中では描くことに耐えられない。
 これらの峰々を歩いてみようと計画して5・6年経つが、ほぼ登り終えた。しかし幾つかの峰は体力を考えて諦めざるを得ないのが現実である。
当日はこの山姿を眺めてから野猿峠へ出て畑の中を歩いてゆくと、春一番初めに咲き出すロウバイの満開の美しい木があり、うす甘い匂いに満ちていた。
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さらにその足で一度訪ねたいと考えていた永林寺へ行ってみたところ、大変立派な歴史のある格式の高い寺であり、徳川家康も訪れており、本堂の屋根には五三の桐、三つ葉葵、更に北条家の紋であった三つ鱗の紋が記されていた。近隣の方には一度訪問してみることをお薦めである。
by minoru_mogi | 2008-02-02 22:07 | 随想 | Trackback | Comments(0)