山歩きとそこで出会う花たちへの思い


by minoru_mogi
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

<   2007年 06月 ( 5 )   > この月の画像一覧

ネジバナ No144

 今頃の季節にはあちこちの芝生の中に、このネジバナがポッリポッリと咲いている。
d0059661_16281025.jpg
この花はどの様にしてあちこちに飛散するのかが、なかなか不思議でならない。
この花ばかりは誰でも知っており、「捩花」が和名であるが、「モジズリ」の別名もある。
ところで、この花がランの仲間である事をご存知であろうか。よくよく見るとひとつの花はちゃんとランの花の特徴を備えている。唇弁は下向きでその先は波状をなしている。










d0059661_1629641.jpg
普段見慣れているものも、手にとって良く観察してみると思わぬ発見があるものである。
蒸し暑い日が続く中、庭に埋め込んであるプラスチックのたらいの中の蓮の葉が一気に伸びだしてきている。テレビでも古代蓮の花の開花のニュースが見られるようになってきた。
昨年は手入れ不足で花が咲かなかったが、今年はどうなるか気になりだした。
[PR]
by minoru_mogi | 2007-06-30 16:34 | 栽培山野草 | Trackback | Comments(0)

マツモトセンノウ No143

 
 
d0059661_16301257.jpg
信州の山を歩くと、夏から初秋にかけて色々なナデシコ科の花々に出合う事が出来る。
白馬岳のシナノナデシコやクモイナデシコ、北岳でのタカネビランジやセンジュガンピ、八ケ岳のタカネナデシコやフシグロセンノウ等は、みな、形も優美でそれらの花色も美しい。
 数年前に幼苗を入手して庭に植えたセンノウの一種、マツモトセンノウが半日陰の環境に合ったとみえて、年々良く咲いてくれる。
今年もそのあでやかな色で咲き出した。しかし、この花は「松本センノウ」とあるので、信州の松本地方にでもあるものと考えていたが、一度もその周辺の山で見かけたことがない。
図鑑で調べてみるとその生育地は九州の阿蘇山周辺とある。その松本は歌舞伎俳優の松本幸四郎の紋所に似ているのでこの様に呼んだものであるという。誤って名前だけで判断して思い込んでいたのであった。思わぬ発見であった。
[PR]
by minoru_mogi | 2007-06-24 16:31 | 山の花 | Trackback | Comments(0)

乾徳山(2031m) No142

d0059661_22263310.jpg

     山頂より南アルプス 左より農鳥岳 間ノ岳 北岳 仙丈岳 甲斐駒ヶ岳 
 春山としての最後の山として、久しぶりに山登りらしい山として乾徳山にレンゲツツジを見に6月12日の入梅前の好天に友人と二人で出掛けました。徳和の登山口からは以前二度ほど登りましたが、歩行時間が長く今はとても無理です。50代となってからは大平牧場(標高1400m位)までタクシーで入るのが常で、今回で3回目です。
 牧場に着くと丁度レンゲツツジがシーズンで、周りは新緑の中に朱赤の炎が広がる様です。牧草地に出ると牡鹿が1頭跳ね遊んでおり、春蝉がジージーと鳴く声が周り中に広がり、遠くにはカッコウの声も聞こえる別天地です。
満願尾根を登り、途中のススキの開けた場所で以前見つけたアツモリソウの群落を探しましたが、見つけることは出来ませんでした。扇平の月見岩を過ぎて樹林の中に入り昼食としたところ、1900m近くのその周りでは今頃ミツバツツジが紫の花を咲かせています。
 山頂近くの岩場に着きましたが、予定の時間からかなり遅れていたこともあり、また山頂からの景色も何度も見ておりますので、時間を優先する事にしてそこから下山に掛かりました。
帰路は国師ヶ原へ出て、今は避難小屋と化したヒュッテより大平牧場へと向かいました。
d0059661_22271648.jpg
その道ではレンゲツツジと、少し花の盛りが過ぎてしまつたズミ(コナシ)の大木の中を進みます。振り返ると乾徳山の山頂付近が立派に見られました。 途中、友人の携帯で連絡したタクシーが塩山より迎えに来てくれて、登山口で待っており全く時間の無駄もなく、三富より笛吹川沿いに塩山へと戻りました。
交通と通信の進歩のお蔭で、この年齢でも無理なく山登りが出きる事は嬉しいことです。
[PR]
by minoru_mogi | 2007-06-15 22:39 | 歩いた山 | Trackback | Comments(1)
d0059661_22453988.jpg

         新宿都庁広場日赤受付
 日赤東京支部主催による災害時帰宅訓練が、敢えて暑くなる時期を想定して6月2日(土)の最高気温26度の晴れの日に実施されました。
地元の自治会で自主防災隊(震度5以上で出動)の救助活動を担当する私が隊の代表で一人参加することになりました。(実は自分から手を挙げたのです)
 当日は新宿の都庁の広場を8:30に出発して八王子に向かいますが、私の想定では12時間かけて夜8時半に到着と考えて、水1.5Lと少量のお菓子、懐中電灯をリュックに入れて参加しました。
 実は私がこれを体験したかったには訳があるのです。私の伯父が青年の時に関東大震災の折に群馬県の館林市から浅草に上京してきており、昼食時にお寿司屋さんで親戚の人と食事中でした。地震の揺れにより店は倒壊してその下敷きとなり、痩せていた伯父はその隙間から抜け出しましたが、同行の方は太っていて抜け出る事が出来なかったのだそうです。一人では救い出す事も出来ず、直ぐに東武線の線路沿いに70km歩いて、館林の自宅へ逃げ帰り、人手を集めて直ぐに浅草に戻り潰れた寿司屋へ行ったところ全焼していたそうです。
この話しを聞いていたので是非地震の想定で歩いて帰るときにどの様に対処するか試してみたかったのです。
 8:36分に甲州街道を歩き始めて、最初の2時間は休みなしで歩き、芦花公園駅近くで初めて10分の休憩をして水を飲み甘い菓子を少し食べました。17キロを歩いて調布駅に到着したのは12:08であり、1時間あたり5kmのかなりのペースで着き、又、5分で出発しました。
昼食は10分で街道筋のカレーショップで済ませて、歩き出し14:20に府中の大国魂神社に到達し、10分を超える休憩をして、少し痛み出した膝にバンテリンを塗り、痛みを消して更に歩きます。この辺からはケヤキの街路樹も無くなり暑い日差しと疲れで速度が急に落ちてきました。調布までは一緒に歩いている方と話しもしましたが、そこがゴールの人もあり31kmの立川へ向かう人が数人歩いているだけです。
谷保天神の手前で、最近開通したばかりの日野バイパスへと入り八王子の北野へと向かいました。途中万願寺のスーパーのベンチで休憩をしました。この頃が暑さのピークで、あまり風もなく苦しい時間です。そこで、北野街道を歩くのを避けて淺川の土手を歩く事にしました。 これは大成功でした。川風は涼しく散歩の気分で歩けます。18:00に平山城址駅に着き、これならば19:30までに家につけると確信しました。北野駅を過ぎるとバイパス沿いの上り坂が2キロくらい続きます。ここが苦しさのピークで足がなかなか進みません。
やっとの思いで10時間40分かけて、19:15に家に着きました。 入浴後缶ビールを美味しく飲みましたが、食事は疲れすぎてうまく喉を通らず20:30には床に就きました。
 今回の歩行で一番良く判ったことは、暑さと日差しが体力を大きく消耗し、熱中症の心配が大いにあるという事と、江戸時代の人達が1日10里を歩いたことは大変なことなのだと実感できたことでした。
[PR]
by minoru_mogi | 2007-06-10 22:53 | 随想 | Trackback | Comments(0)
 我家の近くの丘から、この武甲山と大持山は二つ並んで形の良い三角形の姿を見せています。しかし、この大持山だけは未だ登っていないので、思いきって地図上では破線となっている不確実な山道を行く予定で5月25日に友人と出掛けてみました。
生川より一昨年歩いた山道を登ると水場に出ました。その近くに持山寺跡と書かれた古い道標が以前来た折に見ましたが、なかなか見つかりません。そうこうしている内に大杉まで来てしまいました。そう言えば途中にビニールテープで進入を防止する閉鎖された山道がありました。しかし、それが予定していた大持山への登山道であったかは確認出来ませんでした。
武甲山の頂上へは以外に早く到達してしまいました。ですが、そこから一度シラジクボへ200m近く下り、また登り返して大持山へと行き妻坂峠へ向かうのは、我々二人の体力では自信がありません。
d0059661_22594034.jpg

そこで、以前来た折には生川へ戻ったので、今回は北へ長者屋敷を経て秩父鉄道の浦山口へと3時間歩くことにしました。
昼食時間は20分で切り上げ、丁度12:00に出発し、落葉松の美しい林を進むと、南側に大持山・子持山の美しい新緑の山肌が見えてきました。
のんびりと野鳥の声を聞きながら歩いてゆくと、勤労者山岳会のグループが山のクリーン登山の旗を持って登山道の周りのごみを拾い集めています。最近の山は高校生や大学生が少なくなり、中高年が中心ですが、マナーが良くなり大変きれいになったことは嬉しい事です。駅には3時前に到着して、15:15分発の池袋行きの西武電車が丁度あり、駅前のコンビニで買った缶ビールを飲みながら新緑の車窓を眺めての帰宅となりました。予定のコースを歩けませんでしたが満足のゆく一日となりました。
[PR]
by minoru_mogi | 2007-06-04 23:01 | 歩いた山 | Trackback | Comments(0)