人気ブログランキング |

山歩きとそこで出会う花たちへの思い


by minoru_mogi
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

<   2007年 05月 ( 5 )   > この月の画像一覧

バラの季節 No 139

 ふだんは山野草を育成している私も、バラの季節にはそちらに目がゆきます。各地のバラ園の花々がテレビで放映されると、是非見に行きたいと心が騒ぎます。
このバラの世界も流行があるようで、昨今はイングリッシュローズの流行が目立ち、花数の多いフロリバンダ(FL)系のものが好まれている様子です。大きくて花数の少ないハイブリッドティー(HT)は以前よりも注目が少ないのが残念です。新しい美しい花色の品種が毎年作出されており、それらを見るのは実に楽しいものです。


d0059661_2225635.jpg

 我が庭でも十数株のバラがあり、数年前に植えた↑ダイアナ プリンセス オブ ウエールス(HT)は実に優美な花を咲かせ、




d0059661_2152544.jpg
←インツーリーグ(FB)は秀でた美しい花色です。
↓ハピネス(HT)は名前のとおりの色と形を見せてくれます。





d0059661_21541789.jpg
 5月の中旬、都電の荒川線を三ノ輪橋より、終点の早稲田まで全線に乗ってみました。






d0059661_21551441.jpg

そのレール軌道の脇にはバラがずっと並んで植えられており、よく管理され咲きそろったそれらの株は都電の輝きを増しています。
この路線に是非秋のバラの季節に乗ってみることをお薦めしたいものです。
by minoru_mogi | 2007-05-30 22:19 | 随想 | Trackback | Comments(0)
 5月初旬に登った本仁田山の姿は、今までどの山からも良い角度で見ることが出来なかった。歩いた折にその山頂から見たところ、大岳山より鋸山の尾根上からなら必ず良く見えるものと推察して、5月23日にこの山へと出掛けた。
この大岳山は多分5回目くらいであり、いつもは馬頭刈尾根へと下るのが例であったが、今回は目的に合わせて鋸山へと大岳山の山頂手前、大岳神社に2時間で着き、そこで昼食を摂ったあと、山腹をトラバースして進んだ。
その神社の近くで山道の山腹の上のほうを見ると何かピンクの花が咲いている。それは全く期待していなかったイワカガミの群落であった。それを木の根を掴みながら山腹に登りやっとカメラに収めることが出来た。山登りでは苦しい登り下りの中でこの様に出会える花は正に山のご褒美であり、疲れも一度に忘れる思いである。
d0059661_1423824.jpg
 鋸山への尾根のルートはミズナラやクヌギの落葉樹林の新緑が美しい。しかし、なかなか北に見えるはずの本仁田山の姿を木々が邪魔して見えないのである。
尾根を1時間半くらいして眺望の良さそうな岩の多い鋸山の山頂に立つがここも見晴らしが利かない。大ダワへの道を分けるところで数年前友人と登って苦労した御前山の山容が高くよく見えてくる。しかしやはり北の山々は見えないまま下りにとかかった。その山道の周りにはイワウチワの花の終った群落が沢山あり、花の季節にはさぞかし美しい光景を見せていたのであろうと推測させた。 その直後 の標高800m近くで初めて本仁田山が姿を現した。 
        本仁田山全景d0059661_1431624.jpg
 2時間近い下りで足と膝が少し痛みだした頃、丁度愛宕神社の鳥居に到達した。そこで、この道を直進すれば早く奥多摩駅に出られるが、以前来た折に185段の階段の奥行き1メートル以上のステップで膝を痛めた記憶から、来週予定している山歩きに足を痛めて悪い影響が出ることを恐れて、遠回りではあるが出てきた舗装道路を下ることにした。
間もなく集落の中を進むと、そこに古くて読みにくい標識がありそこには「愛宕神社・奥多摩駅」との表示が何とか読み取れるように書かれており、それを信じて細い山道を水平に近く進むと、思った通りに愛宕神社の登り口に出て、多摩川を渡ると直ぐに奥多摩駅となった。
この判断がよく、足も痛めることも無く予定のスケジュール10分前に到達して、30分早い
電車に乗り18時には家に帰り着くことが出来た。 
by minoru_mogi | 2007-05-24 14:07 | 歩いた山 | Trackback | Comments(0)
 5月半ば、山中湖の湖畔にある施設での会合に日帰りで出掛けた。中央道を高速バスで新緑の中を走り、五合目くらいまで雪の光る富士をみつつ旭が丘の終点に着き、そこから平野の方向へ向かう途中で後方に南アルプスの峰々が雪で光っており、北岳と間ノ岳が際立って輝いているのが遠望できた。
 会合の合間を利用して、地元の人による植物の説明観察会が有り、そこで大変珍しい山菜の話と説明があった。昨今は山にあるタラノメなどは若芽を採りすぎて木が弱っているものを良く見掛ける。一部では畑で作っているタラの芽やワラビも多く見られ山菜というには相応しくないものも多い。
 d0059661_21363871.jpg珍しい山菜の1つがコシアブラである。この木の新芽をタラの芽と同じようにてんぷらとして食べるとタラの芽に比べて匂いも良くこちらの方が美味しいとの説明である。(写真 左)
もう1つがタカノツメという木の芽である。あまり多い木ではないがこちらも地元の人に好まれているという。これら名前を初めて聞いたので、帰宅後すぐに植物図鑑で調べてみた。
タカノツメとは地元の別称かと思ったが正式な樹木の名称であることが分かった。
 そこでの昼食において鹿の肉が少量ではあつたが食卓に出された。私は全く初めてのものであったが、今まで食べた事がある何かに似ているなと思った。それは昔食べた鯨の赤身肉のそれである。匂いも全く無くてかなり軟らかい肉で、少しパサパサしていたが美味しかった。
このブログの135話の本仁田山の中で書いた奥多磨町の鹿の駆除計画で2000頭を400頭とするという話しがあるが、この鹿の肉が出回るのだろうかと推測をしてみると複雑な思いである。
by minoru_mogi | 2007-05-14 21:39 | 随想 | Trackback | Comments(2)

子供の頃の想い No136

 小学校の1年の時まで、私は横浜駅の西口の丘の上(松ヶ丘)に住んでいた。そして時折お使いでパンを買いに丘を歩いて降りてゆき、駅近くの鶴屋町のパン屋へ行くことが好きであつた。それは、小学校の同級生がこの店の息子で、私を奥に入れてくれて石炭で焼くパン焼き窯を見せてくれたからである。私にはそこは工場のように思えた。
家から港の見える階段を降りてゆく途中に、その道からいつも開いている門のある家があり、玄関まで長く続く花壇が両脇にあり、チューリップやガーベラが咲いていて、いつかこの様な花が玄関まで続く家に住んでみたいと想った。
 しかし、その年の夏には群馬へ疎開をして、翌年春には我家は焼夷弾で全焼してしまった。田舎で住んだ家は狭くまた何度も引越しをした思い出がある。
高校の時になり、横浜のその地を訪ねてみると、一緒に遊んだ友人の家が一軒だけ焼け残っており、表札もそのままなので声をかけてみると、昔は痩せていた友人は高校の相撲部とかで大きな体で出てきたのには全く驚いたものである。
 就職してやっと自分の家が持てるようになり、二度目に移り住んだ今の家は、丘の中腹にあり門から玄関までは15メートルほどの奥にある。そして、その間の両脇にはパンジーやクリンソウ・オダマキ・十二単などが咲くが、車を入れるので花壇とまではいかない。
玄関先にはアケビの棚もある。この環境はやはり子供の頃に憧れて眺めたその家の構えによく似ている。
d0059661_21492525.jpg
幸いな事に今は同じような家で花を作つており。丁度バラが咲き出しており、孫のために作ったイチゴも赤くなってきている。子供の頃の想いは一生続くものであるらしい。
by minoru_mogi | 2007-05-11 21:52 | 随想 | Trackback | Comments(0)

本仁田山(1225m) No135

 奥多摩の山の中で最後まで登っていなかったこの山に、5月3日の連休後半の初日に出掛けた。それは奥多摩駅から直ぐに行ける山ではあるが、どうも人気の出ない可愛そうな山である。私自身も友人たちからこの山の良さを薦められたことが無かったのが今まで登らずにしていた理由でもある。
 駅を降りて右に舗装道路を行き、北氷川橋で日原川を渡り国際鱒釣り場で渡り返して安寺沢の林道へと入って行く。その入り口付近の道路横の山肌には134話で紹介したセリバヒエンソウが沢山咲いているではないか。思っていた以上に分布の多い花であることを知つた。林道から登山道へと入るところの民家のご主人と道端で会話をした。「最近は鹿が沢山増え山から出てきて、畑(わさび田)もこの様にネットで囲んで防いでいるが、青いものは何でも食べてしまい、庭の園芸用のものまで夜に食べられてしまう」と言う。
登山道の上り口の近くに金属のミニモノレールが地上70センチくらいの中空に敷設されており、「あれは何ですか」と尋ねると、「あれは鹿の捕捉のために山に入るモノレールで11人も乗れる」と説明してくれた。過日NHKのテレビに映された同じものを見たことがあったが、それは単に人が急な坂を登って山腹の高いところの家に行くものと説明していたが、意外な目的にも設置されていたことを知った。
d0059661_22435796.jpg

 天候も良く気温も心地良い日で大休場(おおやすんば)までは予定どおりに進み大休止をしてバナナなどを食べる。そこまでの山道は割合と眺望もあり、天租山の石灰石の採取場などが新緑の芽吹き始めた樹々を通して見える。しかし、ここからは尾根道の針葉樹の中を徐々に急となる山道を登ってゆく。家族連れの元気な小学生や若い二人連れ、女性の3人グループなどにどんどん追い越される。周りを見渡すとこの山は下草がほとんど無い。クヌギの木の下にも幼樹は全く見ることができない。
山頂には丁度12時に着いた。連休中とあって山頂には若い人も多く50人くらいが昼食中であつた。山頂では落葉松が芽吹き始めであり、アセビの花が白く群れて咲いていた。山頂よりの視界が南東部のみ開けているだけであり、この山の不人気の理由の一つはこの視界のせまいことの理由が大きい。
 食事も終る頃、男女の大学生30人くらいの一団が上がってきた。そこで、これを機に腰をあげ下山を始めた。コブタカ山付近からは川乗山が大きく北に広がり、まだ芽の出ていない木々の間を通して、三ツドッケの三頂点の山頂が美しく見える。驚いた事に登山道の入り口でみたモノレールがここまで登ってきているのである。
コブタカ山を過ぎて少し平らな草付きに来たところで一頭のメス鹿を見つけ、「あっ 鹿だ」と声に出して同行の友人に知らせると、その一頭が跳ねて走り出し、続いてメス二頭が林から出て後を追って森へ消えた。その姿はお尻の白い部分をこちらに向けて飛び跳ねて行き、その後姿は大変優美であった。やはり地元の人が言うように、日中にも会えるほど増えているのは事実のようである。この鹿達の一部を駆除せねばならないことは少し可愛そうにも思えてきた。山ノ神を経て鳩ノ巣駅には予定より早く着き、帰宅は夕刻5時前と豊な気分の一日であつた。
参考ウエッブサイト ミニモノレール http://subakk.jugem.jp/?cid=7
by minoru_mogi | 2007-05-04 22:45 | 歩いた山 | Trackback | Comments(0)