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山歩きとそこで出会う花たちへの思い


by minoru_mogi
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<   2006年 08月 ( 6 )   > この月の画像一覧

 昭和19年(1944)の夏、私は小学校(国民学校)の1年生であり、縁故疎開で横浜から群馬県の館林町(当時)へと引越していった。
浅草から乗った東武電車の車窓には、白鷺の群れが緑の田んぼの中に沢山おり、空には数十羽で群舞していたのが強く印象に残った。
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先週の27日、日曜日の夜のNHKスペシャルを見ると、「コウノトリがよみがえる里」のタイトルで、岡山県にある日本海沿岸の豊岡市の話しが放映された。
農民たちの自然農法の努力の結果、田んぼに蛙やどじょう、昆虫が増えて、コウノトリが田んぼの上を羽ばたく美しい姿が映し出された。
このブログにも6月26日版でトルコのコウノトリの写真と話しがある。
先月、今月と数度に亘り館林を訪ねた折に、電車の車窓に田んぼの白鷺の姿を見る事が出来た。しかし、それは数羽ずつであり、昔見たような群舞する姿ではない。
この豊岡市の成功が、日本の各地に広がり湿原の鳥が群舞する日を期待して行きたい。
それまでは、サギソウがその姿を彷彿させてくれている。
by minoru_mogi | 2006-08-30 16:24 | 随想 | Trackback(1) | Comments(0)
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 昨夏に予定した計画ではあるが、天候不順で今年に持ち越されて8月21日の山行きとなった。茅野駅からはバスを敬遠して、タクシーを利用してバスの終点よりも歩くと1時間も掛かる美濃戸山荘まで行ってもらう様に運転手に確認して出発した。タクシーはバス終点の美濃戸口から、さらに上がって行くと別荘が沢山出来ており、以前の12年前に比べて新しい道が延びたびたものであろうと推測した。                                          左より赤岳・中岳・阿弥陀岳
舗装が終わり砂利道になると、雨で路面が深くえぐられており、そこで車は立ち往生してしまった。我々二人は車を降りて後ろで押してみるが車輪は出られない。止むを得ず、車はそこで降りてタクシーは引き返して行った。ザックを背負い歩き出すと、登山道の表示がある。そこには我々が向かう赤岳の方向ではない「阿弥陀岳登山口」と表示がされていた。まさか、茅野駅のタクシー運転手がその様な事が判っていないとは疑いもしなかった。
他にすべも無く別荘地の解りにくい道を途中で聞きながらバスの終点へと戻り、30分近い時間ロスである。バス停では丁度バスが着き20名近い登山者が降りたところであった。
 登山の出足としては最悪の気分で、重い足取りで砂利道を進む。その脇を四輪駆動車が上がってゆく。直ぐに汗が噴出し、何時ものように帽子を脱いでバンダナで鉢巻して歩くが、話しを交わした夫妻もどんどん我々の先へと行ってしまつた。
 1台の小型の四駆が脇をゆっくりと登って行った。暫く進むとその車が道の脇に止まっている。通り過ぎようとしたその時、「乗っていきませんか」と40代の男性が声をかけてくれた。早速その言葉に甘えさせて貰う事にした。「昨日この上の山小屋に忘れ物をして、取りに行くのです」と言って、歩けば40分くらいも掛かるところを10分くらいで送ってくれた。
着くと直ぐ、お礼を言うまでもなく彼は小屋の方にと消えてしまつた。d0059661_20325457.jpg
 乗せていただいた四駆 
これで、今朝の落ち込んだ気分が一転して晴れて、背のザックも軽く感じるラッキーを味わうことが出来た。今までも何回か山で車に乗せて貰ったことがあるが、ほんとに嬉しいことである。私が登山者を乗せてあげた話は後日に譲りたい。
by minoru_mogi | 2006-08-25 20:45 | 歩いた山 | Trackback | Comments(0)
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 今年のサギソウは例年より少し遅れてお盆を過ぎてから咲き出しました。それも、いつもより出来の悪いのは、7月の長雨で徒長してしまい、バランスに欠けています。
今年は、純白の飛翔のサギの姿を引き立たせる様にと、葉の先が紅くなる茅(ちがや)を一緒に植えて、原野に咲くがごとき風情を演出してみました。花と葉の組み合わせが見事なバランスです。
 ここ10数年に亘り、毎年沢山の鉢を作っており、今年も30鉢を数えます。それらを近隣の花が好きな方々に、栽培説明書を付けて分けてあげておりますが、皆さんに喜ばれています。
先日も、犬の散歩の折に、以前お分けした方が上手く咲き出しましたよとの報告を聞いて、大変手の掛かる鉢ですが、多くの方が喜んでくれることに満足をしています。
来年の良い花を見るためには、花の後に何度か肥料をやることが大切になるのですが、花で満足してしまい、その後を忘れる方が多いようです。何事もアフターフォローが肝心です。
by minoru_mogi | 2006-08-20 18:18 | 栽培山野草 | Trackback | Comments(0)
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                   スイスアルプスのエーデルワイス
プライベートのスイス旅行に出掛けたのは、7月下旬の高山植物の一番良い時期を選び、グリンデルバルトとツェルマットで各3泊し、その内の4日間をトレッキングに費やした。
スイスアルプスならば何処でもエーデルワイスは見られそうに思うが、実際に目にすることは意外にまれである。     ツェルマットでの山歩きの1日目は、地下登山ケーブルでシュネガーへと登り、そこから登山鉄道のリュッペルアルプへと4時間くらいかけてのんびりと歩く。
その途中、標高2000m付近のグリンディゼーというあまり大きくはない清らかな山上湖の端で昼食になった。そこからはマッターホルンが池の水面の向こうに真正面に聳え、実に気持ちの良い水辺である。池の後ろは石灰岩の斜面で、大きな岩がゴロゴロしている。
食事が終わったのでその岩を少し登ってみた。すると、そこにはあちらこちらにエーデルワイスの花があり、その株数は10株近いものを見る事ができた。早速カメラに収めたことは言うまでもない。山中のきれいな空気と強い日差しが純白な花弁(正しくは萼)を形成しており、私が庭で育成したものとはかなり異なって見えた。
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                             ヒナウスユキソウ
 日本のエーデルワイスの仲間は、早池峰ウスユキソウやヒナウスユキソウ(写真秋田駒ケ岳産)が近種であるが、やはり美しさではとても太刀打ち出来ない。ここに載せたスケッチ画は私が育成したヨーロッパ種のエーデルワイスであるが、山中のものは流石に違っている。
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 ヨーロッパ種 エーデルワイス

4日間歩き回った他の山中でも、このエーデルワイスの他には全くお目にかかる機会は無かった。
by minoru_mogi | 2006-08-15 14:07 | 山の花 | Trackback(1) | Comments(0)
 昨今、我が家では予定行事が続き、私だけが山登りに出掛ける状況には無く、ブログ用の山や花の話題に窮してきました。そこで、旅行における面白い体験を記してみたいと思います。
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               スリランカ舞踏 「水の踊り」 
或る年明けの2月初めに友人4人とスリランカへ旅行したのは、新しい事業の調査が目的でした。以前より日本で知り合っていたスリランカの貿易商(日本の名古屋大学で窯業の勉強をした経歴を持つ)の案内で、コロンボ・ベントータや高原のラトナプールを周りました。
海岸のベントータのリゾートホテルに泊まった時の事です。昼食時にホテルの食堂でメニューを見ながら4人皆が同じ料理を注文する事にしました。ボーイさんに其の料理名を言うと、彼は顔を横に振ってニコニコしています。「なーんだ、この料理は出来ないのか」と、また、皆でそれに代る料理を決めました。ところがです、顔をあげると先ほどのボーイさんは何処かへ行ってしまい、なかなか来ないのです。少し気分を悪くしていると、そこに先程注文した料理が出てきたではないですか。
「一体、さっきの首を横に振ったのは何なんだ?」と思い、直後に会ったスリランカの友人に尋ねました。すると、彼は、それは「 Yes,I understand 」の意味ですと説明してくれました。
世界では首を縦に振るのだけが「Yes」とは限らないのです。自分の住む文化が世界中同じではないのです。でも、其の時に「No」はどの様に首を振るのかは聞かずにしてしまいました。
その彼がこの9月に来日するとの電話があり、会う約束をしました。其の時こそ、それを確かめてみましょう。
世界では3カ国でこの様に首を横に振るしぐさが「Yes」の意味を持つ国があります。調べてみてください。
by minoru_mogi | 2006-08-09 21:58 | 随想 | Trackback | Comments(0)
5月に庭で孵化したカマキリが庭中に散って草の上を歩いている。多分隣の家の庭にも侵入しているのであろう。ところで、其の時に何を食べているのかが気に掛かった。其の回答が見えてきた。(5月25日版)
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最近の事であるが、庭に小さなバッタが沢山目につく。特に青紫蘇の葉が好物と見えて、朝見ると一葉に2~3匹も取り付いて葉に食べて穴を開けている。しかし、紫の葉はそれに比べて被害が小さい。その青紫蘇の上に体長が4センチくらいに成長した緑色をしたカマキリが待ち構えてそのバッタを狙っている。毎朝それを観察していた娘が、カマキリが他のカマキリを共食いしており、そのお腹を食べているところを見たという。
私はその現場をみていないが、成長したカマキリが他の仲間を食べているところを見たことがある。弱肉強食の世界ではあるが、其のカマキリとて安心してはいられない。それは、庭には7センチくらいの子供の青色をしたトカゲが歩き回っているからである。
 マンション住まいの3歳の孫娘にこのバッタやカマキリの様子を見せてあげたいものである。
さて、どんな反応を示すかが心配でもある。
バッタ目、オンブバッタ科のこのオンブバッタはメスの方が体が大きく、オスがその背に乗っていることが多く見られる事からこの名がついたのである。
by minoru_mogi | 2006-08-05 21:34 | 動物・昆虫・その他 | Trackback | Comments(0)