山歩きとそこで出会う花たちへの思い


by minoru_mogi
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カテゴリ:山の花( 30 )

 桜の名所は何と言っても吉野山の桜である。夜行の深夜バスで奈良の五條市に早朝に着いて、朝早くの電車で吉野駅に降りて、8時半のバスで山の上まで登り西行の庵や、金峰神社を見て、上千本より降りてくると、中千本が4月の中ごろには満開であり、曇り空より雨が少し降り出し、その山霧の中の花は尚のこと美しく見えたものである。しかし、正午頃になると登ってくる人並みがすごく、傘を差しているので道は人であふれていたのを憶えている。
 そんなことを思い山の中の桜を見たいと4月22日に上野原から近くの八重山に行ってみた。頂上が520mと割合低い山であるが、吉野では中千本程の高さである。晴れて暖かな日であり、登り出すと紅色のイカリソウが山道の両側に出てきた。その様な落葉樹の林の中に落ち葉の中から空色のフデリンドウが陽光に向かって咲いている。
登りはたいして急ではないのだが、今回は息が切れて2度ほど切り株に腰を下ろして休み、何時もより30分ほど後れて山頂の東屋に着いた。
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この山上に丁度桜が美しく咲いていた。周りにも桜がかなり有るのだが、風が強いことと、雪による被害で大きな枝が折れていた。新緑の中の桜は美しい、山桜も白い色で山中に所々咲いており、また朱色のヤマツツジも美しく燃え立っていた。平日ではあったが山頂では10人ほどの人たちが登ってきた。
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30分ほど休んで下りに掛かったが、ストック1本を使用したが、急な坂ではブレーキを掛けるのが大変である。やはり膝が弱くなっているのは明白である。するとそこに八重桜が登山道に沿って植えられているところに出た。白色系とピンク系の2種類の花がびっしりと咲いていた。
新緑と桜とブルーの花のフデリンドウの宝石のような美しさに魅入った山歩きであった。
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by minoru_mogi | 2015-05-07 21:07 | 山の花 | Trackback | Comments(0)
 この2月27日の暖かな日に、武蔵五日市駅に降りて、歩いて山間の深沢へと向かいました。当日の目的は後日に実施を予定しているワイズメンズクラブのウエルネスの下見です。
また、今回は3月末の例会にて、卓話として「五日市憲法法案」の話を、それに関する本を出版した、岡村繁雄氏の本にある関係の土地、深沢家の旧宅跡を訪ねてみました。
武蔵五日市駅よりはバスの便がないので歩いて上り坂を登って行くと、紅梅が盛りで白梅はまだ咲き始めです。かなりのきつい坂もあり、静かな山間の集落の間を行きます。駅よりは3.5kmとあり、70分くらいで着くものと考えていましたが、100分もかかりました。中で休憩を10分とりました。
丁度昼に深沢旧宅跡に着き、邸宅跡を一巡して残った土蔵と説明看板を見て、直ぐ近くの公園で昼食のおにぎりを食べました。その足元に沢山の蕗のとうがまとまってあるので20個ほどを摘み取り土産にしました。止まっていると風が冷たいので、早々に腰を上げて歩いて帰路に付きました。
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暫く降ってゆくと、福寿草が沢山庭に咲いているお宅があり、その庭先で年配の男女5人くらいで野草のてんぷらでお酒を飲んでいる地元の人達がいました。「写真を撮らせてください」とお願いして、その写真を撮っていると、節分草も咲いているよと言います。庭の奥の大きな楓の木の下に、今を盛りと大群落で白い7センチくらいの可憐な花が咲いています。節分草はアルカリ土質でないと生息しない草花で、これを見るには秩父の奥地にしか生息していないのです。
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 今迄も是非見たいと思っていましたが、秩父山地でもほんの僅かしかお目にかかったことはありません.
まさか、こんなに近い五日市などに生育しているとは思ってもいませんでした。この花に会えて大変気分良く、長い下りの道を歩いてやっと駅に出たのは14:30でした。
夕食には摘んできた蕗のとうを天ぷらにして、ほろ苦い春を味わいました。
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by minoru_mogi | 2015-03-06 11:36 | 山の花 | Trackback | Comments(0)

センニンソウ No471

 バス停を降りて家に向って歩いていると、生垣の角を曲がると、かすかに甘い花の匂いがしてきます。一体何の花の匂いかと周りを見回すと、白い花が生垣の上に絡んで咲いているのが目につきました。花については良く知っていると思っていた私も、この花の名は判りませんでした。歩きを止めて、じっくりとその花を観察してみました。それは蔓性であり、一般の庭で咲いていることはありません。多分野生植物と思えます。
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匂いを嗅ぐと薄甘い匂いですが、すがすがしく香の匂いを感じさせる上品なものです。直に図鑑で調べてみると仙人草とありました。その花の説明の中にはこの匂いについては全く書かれておりません。
秋の匂いの良い花と言えば何と言っても金木犀です。でもこの匂いに比べたら十分の一の薄い匂いです。白い花は十字花冠で、雄しべが長く伸びており大変目立ちます。
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花は長期間咲き続け二週間以上咲き誇っています。毎日この花の所を通る時には、鼻をつけて匂いを嗅いで楽しんでいます。
 先日、他人の山のブログを見ていると、雲の平らに単独行で登った人の記事が掲載されていました。私の26歳の時と同じだったもので、文章が上手で、植物についても詳しいしい事を褒めた長目のコメントを書きこみました。
返事が来るとは思っていなかったのですが、2・3日後にメールで返事が入りました。その方は女性でした。私が75歳の今年に北八ケ岳の縦走を目指していたのが、体調不良でとても無理となり諦めたことを書いたところ、私のブログを見た後に、高齢者としては理想的な生き方をしていると励ましの言葉がありました。
そこで、また秋には山歩きに出掛ける勇気をもらい、すぐに次の山のシュケジュールを考えているところです。
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by minoru_mogi | 2013-09-13 15:12 | 山の花 | Trackback | Comments(0)
 八王子の都営片倉城址公園には、広いクヌギの森の地域にカタクリの群落が有りますが、監視員が居ないために盗掘されているとみえ、大群落にはほど遠い現状です。
この花の生息地は関東地方ではクヌギ林等の落葉樹の北東面の丘陵の斜面に生えています。これに詳しい人によると東北地方では山の東斜面に、北海道では南斜面にあるといいます。また、それらの原生地では、その葉をおひたしにして食することがあるとも伝え聞いています。
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 先日この片倉公園から200mほど離れた川沿いの斜面にあまり広い場所ではないが、斜面にカタクリが群生しているのを見つけました。その咲き方は下の土が全く見えないほどに葉が茂り、やわらかな緑色とピンクの花の絨毯です。暫く見ているところに80歳くらいの老人が話しかけてきました。この地のものは素晴らしいというと、その土地は自分の土地であると言い、このカタクリは土地のものではなく山形から移植したものであると話してくれました。10年ほど前に植えたもので環境が合ってこのように広がったのだそうです。
そう言われればここのカタクリの花は葉にある暗緑色の部分が殆どなく、うす緑色一辺倒の葉が殆どです。密度が高い故にこのようになったとも思えません。
しかしこのように立派に咲いている姿は、盗掘が心配になってきます。何かで囲いでも作ったらどうですかと言うと、その気がない様子です。来年の春にこのような姿が残っているか心配になってきました。
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by minoru_mogi | 2013-03-27 22:22 | 山の花 | Trackback | Comments(0)

ヤマエンゴサク  No333

 大変覚えにくい名前であるこの名称は「延胡索」が漢字である。牧野植物図鑑ではヤマエンゴサクではなくて、藪延胡索の名である。我が家のこの花は花好きの女性からムサシアブミを頂いた折に、その土に付いてきたものと思える。数年前より見かけない植物の葉が出ているのは認識していたが、まだ花が咲かないので名前が分からないままであった。
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今年の4月になって思わぬ綺麗な花が咲き出した。そして今までにこの花に一度だけ出合った事を明確に思い出した。それは5月の初旬に奥多摩の川乗山に会社のグループで登山に出掛けた時の事であった。標高1000~1200m位の川乗川の傾斜を歩いていた時に、思わぬ可愛らしい花が目についた。グループの後ろの方を歩いていたが、急いでリュックを下ろして一眼レフのカメラを出して接写で花を撮った。
しかし、このグループは私が最高齢で皆の足は速く徐々に遅れながら山頂へと向かった。山頂まであと20分位の所で前を行く一人が歩けないで止まってしまった。そこで私が先へ進んだが、若い彼が全く追いついて来ない。心配になり少し止って待ってみるが一向に登って来ない、そこで私は少し戻ってみた。彼は50歳代後半の人で登山靴を見ると皮製のビブラムが磨り減るほど山を歩いた靴を履いている。どうやら昔はベテランであったが最近は歩いていなかったらしい。
二人でゆっくりと歩き川乗山頂に付いた頃には、先に付いた人たちは昼食をほぼ終えていた。二人は急いでお昼を食べ、休む間もなく長い下りの道を下った。
このグループの中では私はいつも山頂近くになると皆に遅れだし、皆さんに先に山頂まで行ってもらい、それより15分~20分遅れて山頂に着くのが常であった。
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 ある時、5月の茅ヶ岳をいつものグループで登った。この時も山頂には私が遅れて着いた。山頂からの景色は素晴らしく、南アルプスがまだ残雪の筋を残しており、早速山姿をスケッチして彩色もした。食後直ぐ近くの金ヶ岳へと向かった。すると急に胸がむかついて来て山道の脇で吐いてしまつた。昼食の時に食べたおにぎりにあたったと直感した。いつになっても金ヶ岳山頂に来ない私を心配して一人の女性が戻ってきて背中をさすってくれた。しかしそれからの登りのつらさは並大抵ではなかった。山頂で少し休むと何とか歩けそうになって、下りには私のリュックをその中の一人が持ってくれた。実はその人があの川乗山でブレーキとなった方であった。
途中で温泉に立ち寄った頃には体調が戻り、普通にリュックを背負いアルプスの夕景を楽しみながら下山した。
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by minoru_mogi | 2011-05-05 21:35 | 山の花 | Trackback | Comments(0)
 2週間程前に八重山の頂上付近でワラビを沢山見つけて、摘んで家に帰りおひたしにして春の味わいを楽しみました。山を歩いているとアケビの木があり、若芽を摘めそうですが、実際は蔓が上の方にあり手が届かないことが多いのです。
 我が家の庭には色々な野草が植えてあり、食べられるものが何種類もあります。ヤブカンゾウもその一つであり、てんぷらにして食べますが、今年はタイミングを失して大きく伸びすぎて食べ損ないました。これは名のごとく甘い味がして中々の美味です。また、ニリンソウもおひたしにして食べられるとの事ですが、庭のそれは花を見るだけでとても食べるほどは出ていません。
山では木下に一面にこの草が生えている光景に出くわします。
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 犬小屋の日除けにと植えたアケビが大きく育ち、今年は十分におひたしで食べられるほど若芽が取れたので、初めて食べてみることにしました。鍋にて茹でたところ、アクの強い茶色の湯となり、水切りをしておひたしにしました。一寸食べて見たところ柔らかいもののアクが強いのでもう一度水に入れてあく抜きをしました。











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夕食の食卓に並べて、かつお節を乗せて食べたところ、しゃきしゃき感があり味はほとんど甘みも苦味もしない普通のおひたしでした。でも、ワラビのおひたしの方がずっと美味であり、特にワラビの少しぬめり感が変化があります。
 庭にはまだ食べてない食べられる植物があります。それはギボシです。味噌汁に入れると美味しいとあります。また、イワタバコもありますが、二株ばかりで葉の少ない植物で食べられる程はありません。高校3年生の時に尾瀬に行った折に桧枝岐の山小屋でイワタバコのてんぷらが出たのを覚えています。くせの無い味で美味しく食べました。
まだ登山者の少なかった昔と違い、今の尾瀬では入山者が多く、とても山小屋の食卓には出ないでしょう。まだ尾瀬の入山者も極めて少なかった時代の思い出です。
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by minoru_mogi | 2011-04-25 22:26 | 山の花 | Trackback | Comments(0)

10月山の草花 No308

 10月の山には秋口の8月から9月にかけて咲くトリカブトの咲き残りや、リンドウの後れた花も見ることが出来ますが、本来の10月の花にも出会えます。
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もちろん、低山歩き故に1000m前後の山では菊科の花が目立ちます。その中でもハコネギクは他のノコンギクなどの背の高くなる菊類に比べて、コンパクトで30~40センチの草丈で、直立して花は少ないがやや大きな花を咲かせます。その名の示すように箱根地区に多いようですが高尾山などでも見かけます。
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また、今秋特に目に付くのがセキヤノアキチョウジです。この漢字での表記はまだ調べてありませんが、この花の名前は何度覚えても必ず忘れてしまいます。普通10月の山の中では1~3本くらいしか出くわさないのが常ですが、今年は其処ここに咲いていました。
草丈は1メートル近いものもありますが、割合と草丈の低いものまであり、青い色が目立つので山の中を歩いていると大変目に付きます。
花の名前を漢字でどう書くかを調べてみると「関屋の秋丁子」です。関屋は関所の番小屋を指しており、その花は箱根に多く見られる秋丁子なのだそうです。

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 真っ白い色が目に付くのは、猫じゃらしの様なサラシナショウマです。
杉林の樹下の暗いところに咲いていたので、その花の白さが際立って見えました。私が奥多摩を歩いていて出会ったのは初めてで、なかなかお目にかかれない花の様です。
 実が熟すと紅玉のりんごのように赤く輝くツルリンドウは、まだ実は成長しておらず、杉林の中に山道脇に白い花をつけて地表にその葉を広げていました。
この10月には私は独りで4度も山歩きをしました。その結果登る時にも喘ぐことが少なくなり、御岳山に登った折のぶざまな登山者からは一変して、脚力には自信がよみがえり、下りの急な坂道でも、余裕をもって制動がかけられる様になりました。
その結果帰りの駅の階段でも疲れた足を引きずることも無く、また翌日や翌々日も足が痛いことはなくなり、次の山歩きは自信を持って行けそうです。精進の賜物と思います。
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by minoru_mogi | 2010-10-31 12:01 | 山の花 | Trackback | Comments(0)
 スミレは北方系の植物である。日本のスミレ類は多くの品種があり、黄色のスミレも多い。スミレの種類はあまり1箇所の集まって咲いている状態は少ない。ノジスミレ、ナガバノスミレサイシン、アケボノスミレ、エイザンスミレ、等、野原や山地に点在しているのが常の姿である。
その中でもタチツボスミレ1番春先に咲き出し、良く目につく種類である。それは大きく広がって咲くのと、花が多いので目に付きやすい。
 4月の上旬に車で交通量の多い16号国道をバスに乗って家に近い所を走っていたところ、ふと、上の方を見ていたところ土手状のところに梅林があり、そこに何やら紫色をした花が沢山咲いているのが目に飛び込んできた。私はその色からしてそれがスミレであると判断した。
しかし、あまりに広く咲いているので半信半疑であつたので、後日デジカメを持つて歩いてその場所に出かけてみた。その梅畑はコンクリートの高い壁の上にあり、直接には上がる事は出来ない場所であった。
しかし、そこより下ったところに上に行く階段が設置されていた。梅林であるのでほとんど人が出入りする事はなさそうである。
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 そこに着くと、そこに見たものは実に広大に広がったタチツボスミレの一大群落であつた。私がバスから目にしたのはそのほんの一部でしかなかったのだ。興奮してデジカメで写真を撮ったが梅木が邪魔してとても全体的には画面に入らなかった。ここに掲載できるのはほんのその一角でしかないのが残念である。この様なスミレの群落があるとは思ってもみなかつた。
ほとんど誰も知らない景色であるが、写真好きにとつては絶好の対象風景であろう。もしこの場所を彼らに話せば、大型カメラと三脚を持ち込み直に荒らしてしまうであろう。
そこで、この場所は私だけの秘密の場所として誰にも話さないで、これからも自然の姿をそのままにしておきたいものである。
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by minoru_mogi | 2010-04-10 11:03 | 山の花 | Trackback | Comments(0)
 春の野草と云えばフキノトウやノビル、タラノ芽などが一般的であるが、ニリンソウ、アケビの新芽、ギボシなどあるが、まだ食べた事がない。
我家の庭にもヤブカンゾウが増えて、黄緑の葉の色が柔らかな芽を出してきた。そこで野菜の天ぷらの折に若芽の7・8センチの芽を数10個採って揚げて食べみた。それはその名の「甘草」とうり甘くてくせが全く無い。
このくせが無いことを考えると他の食べ方があるのではないかと考えてみる事にした。
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 庭の芽を沢山とり、味噌汁に入れてみようかと思ったが、たまたまトン汁が有ったので、それに刻んで具として入れてみた。すると黄緑の葉が色が変わらず楽しい汁ができた。
その葉は全くくせがない故に、入っているかどうか判らないようである。
 野草であるからにはやはり多少苦いか匂いが変わっているか自己主張の有るほうが食べるには適している様である。
カンゾウの最適な料理法は何か。まだ色々と試してみようと考えている。
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by minoru_mogi | 2010-03-13 21:40 | 山の花 | Trackback | Comments(0)
 この季節に郊外を散歩していると、原野の端や、あまり手の入らない空き地などに、小さいが紅く美しい小花を咲かせている雑草の1種が目に入る。摘んできてガラスのコップに入れて、食卓の上に飾ってみたところ、翌朝には花弁が全部散ってしまった。
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この花は一見しただけでフウロウソウ科の花と判る。同種の野草は大変多く、夏の高原などでよく見られるフウロウソウであり、白山フウロウ・浅間フウロウ・郡内フウロウなどがあり、その中でも最も高山性の郡内フウロウは花も大きく、その花色も紫を帯びており、千丈岳と北岳で出合った。
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ずっと以前に蓼科高原の1800m位のダズマ平でハクサンフウロウのスケッチ画を描いたことがある。普通のゲンノウショウコは白色に近い薄ピンクが普通で、写真の紅色のものは割合に珍しいものである。図鑑によると西日本ではこの紅色のものが多いと書かれていた。
 この草は薬草として有名で、センブリと共に民間腱胃薬として有名であり、これを煎じて飲むと下痢止めや腹痛の薬として利用されてきた。正露丸の糖衣錠(黒くなく白く匂わない)の中にはこのゲンノウショウコが入っているとの説明がある。
ゲンノウショウコの命名は「現の証拠」の意味で、この煎じ薬を飲むと30分くらいで効能が現れる意味からついたと記されているが、話が少し出来すぎている感もしないではない。少し目を道端の雑草に向けるのも楽しいことです。
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by minoru_mogi | 2009-09-25 22:46 | 山の花 | Trackback | Comments(2)