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山歩きとそこで出会う花たちへの思い


by minoru_mogi
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2007年 07月 04日 ( 1 )

夏山への想い No145

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                   初夏の白馬三山 八方尾根より 
 梅雨の頃になると、毎年決まって夏山への思いが募ってくる。
昨年は8月の末に八ケ岳へと出掛けたが、それ以前二度歩いており様子が判っているので何の心配もなかった。今年は久しぶりに北アルプスを歩きたいと考えている。
 しかし、昨今の中高年の遭難を見聞きしていると、必ずしも他人事とも思えない。年齢による耐久力の低下と集中力の不足などは事故の原因となることは明白である。
出来れば若い人のいるグループと同行すれば安心であるが、歩行のペースが違いすぎて無理である。また、登山の目的もかなり違っている。
私の登山は美しい高山植物に会いたいことが第一であり、加えて山上でのスケッチが目的である。その様な訳で必ずしも山頂を極めなければなどという意識は無い。
 以前私が40歳代の頃、南アルプスの山麓の奈良田の山小屋で、広島県から一人で来て、北岳から農鳥岳を縦走して、台風が近づく雨の中を下ってきた70歳の方と同じ部屋で降り込められて2日間過ごし、一緒に身延駅へと出た事がある。その折のこの老人の山に対する情熱を、私も同じように持ち続けたいとその時に思ったものである。(No13話参照)
 残念なことに、私のスケッチ画の中には穂高と槍ヶ岳のそれが無いのである。三俣蓮華岳からの北鎌尾根に続く槍ヶ岳や、蝶が岳からの穂高、常念岳からの槍も、歩いているのではあるが疲れてスケッチを描く気力が残っていなかったのである。
インターネットで山小屋の情報や、昔と違う登山道などを調べながら夏山を思い巡らしているところである。
by minoru_mogi | 2007-07-04 12:07 | 随想 | Trackback | Comments(0)