山歩きとそこで出会う花たちへの思い


by minoru_mogi
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不老山 (ふろうやま 839m) No240

 色々な山の案内書を見てもこの山は全くといつて出ておりません。地図上では権現山から高指山を経て不老下バス停に出る下りルートの中の通過点として下りの時間が記入されており、南に少し視界ありとだけ記されています。国土省の地形図でも登山ルートは判然としていないのです。そこでインターネットを調べてみると、車で出掛けたグループの3月の記事が見つかり、それを基に登山計画を作りました。
上野原駅よりのバスは8:42発の不老下行きですが、5人ほど乗った客で登山者は私の他に40歳代と見えるもう一人だけでした。終点の一つ前の甲東小学校で下車したのは私と年配の夫人だけです。バス停付近を見渡しても登山道の案内表示は全く有りません。ブログの情報で小学校の校庭に沿って行くと、そこに目立たない表示がやっと出てきました。
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                     山頂より開けた南の光景
このコンクリート舗装の道は林を抜けてかなり急に登っており、20分程で10戸程の集落に入り、東光寺というお寺が有りました。さらに道をくねりながら10数分行くと、また小さな集落です。高度計を見るとバス停の標高200mから350mまで登って来ており、南には丹沢の山々が見られます。
 家が無くなる所から山道に入りますが、古い道標が倒れてあり文字は全く読めません。少し行ったところで山道の草を刈払機で刈っている年配者に出会いやっと確認出来ました。その方が言うには子供の頃は馬を連れてこの道を不老山の山頂近くまで行き、そこで薪を積んで行き来した道であつたと言いますが、今は草が繁り登山靴の痕などは全く見られません。湿度の高い檜林の急坂が続き思ったより遥かにきつい山です。山頂手前で一度なだらかになったと思った次は固定ロープを掴んで登る急傾斜があり、やっと11:30に山頂です。
 そこには山名の柱とベンチが2個設置してありました。そこからは南面が110度くらい開けており、下には中央高速の談合坂サービスエリアや大野貯水池が見え、山々は丹沢から富士山まで見える筈ですが、富士は雲の中に隠れておりました。山頂付近は檜の恩賜林ですが、南面のそれは70~80本くらいは切り倒され20センチくらいの切り株が沢山有ります。先ほど出合った方によると集落の人達が視界を得る為に無断で伐つてしまったそうです。その事が営林署で問題となり上野原の市長が始末書を出して謝罪する事になったと笑いながら話してくれました。
今でも年に3回集落の人たちで山道と山頂付近の草刈をしており、市の観光課から助成金が3万円ばかり出るのだそうです。不老山との山名が良いのでPRを始めたとも言っておりました。しかし、それには道標の整備が先ず必要なので、登山口にでもその目的を記して登山者からの募金をお願いする募金箱でも設置したらいかがと考えたものです。
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by minoru_mogi | 2009-06-17 10:09 | 歩いた山 | Trackback | Comments(0)