山歩きとそこで出会う花たちへの思い


by minoru_mogi
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カラタチの花 No232

 誰でも知っている北原白秋の詩の歌もあるカラタチの花は4月に咲く花です。
中国中部原産で古い時代に日本に伝来したみかん科であり、唐橘(カラタチバナ)の略されたものと言われるそうです。我々が子どもの頃は畑の生垣に植えられており、鉄条網の柵などは無くこの木が普通に生垣に利用されていました。そのとげは3~4センチもある大きな鋭いもので、絶対にその畑へは立ち入りは出来なかったものです。秋にはゴルフボール大の実が数個成り、それを採ろうとすると、とげで痛い目にあった事が何度かありましたが、実は酸っぱくて種だらけでした。
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最近この様な生垣にはめったにお目に掛かる事がないと思っていたところ、散歩の途中で珍しくこの木に出会うことが出来ました。確か十数年前は生垣の一部が残っていた様ですが、今は只1本だけ残るのみです。
久し振りに見る花はこんなに大きかったかと驚く程でしたが、花数は少ないものでした。
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しかし、この木にはアゲハチョウが葉に卵を産みつけ、その幼虫が5センチ程に大きくなり、それを木の枝でつつくと頭部より橙色の角状のものを出して嫌な匂いがするので、決して手では触らないようにしていました。
 我家の庭にはダイダイの木があり、毎年秋には80個くらいの実をつけます。その実は我家ではお風呂に浮かせてその匂いを楽しみます。毎年この新芽にはアゲハチョウや黒アゲハが来て産卵します。そこで新芽は無残に食い荒らされてしまいますが殺虫剤の散布はせずに自然のままに任せておきます。見た目には惨めな木になりますが年に何回か蛹が孵り、蝶が飛び立つ姿を見ているのは楽しいものです。
このダイダイの新芽の先には、今白い花芽が付いており、5月の中旬には一斉に花を咲かせてその香は実に素晴らしいものです。特に夜の香は馥郁として部屋の中まで匂ってきます。
その頃よりアゲハの幼虫の黒い小さな点が増え、今年もこの虫たちのためにダイダイの根元に良い葉が出るように、今肥料やりをしているところです。
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by minoru_mogi | 2009-04-24 15:08 | 樹木とその花 | Trackback | Comments(0)