山歩きとそこで出会う花たちへの思い


by minoru_mogi
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蝶の長距離移動 No209

 夏山を歩いていると1500m~2500mくらいの高原で沢山の大型蝶のアサギマダラを見ることが出来る。ところが、この蝶が我家の庭に10月10日頃に来ており、ここ八王子の地へ来てから20数年で初めて目にした。
                                 アサギマダラd0059661_21595387.jpg
庭には色々な野草が植えられており、その中のフジバカマの花が沢山咲いており、その花に色々な蝶が来るが、ツマグロヒョウモン蝶という中型蝶が毎日まつわりついて舞っている。この蝶は温暖化により西日本から関東まで北上してきており、特にその食草のスミレがパンジーの家庭園芸の広がりで増えたことが大きな背景である。


                               ツマグロヒョウモン
d0059661_221196.jpg
ツバメ・タカ・サギ・カッコウ・ヒタキなどは渡り鳥として南方へ渡ってゆく。しかし、蝶が海を越えて渡りをするものは珍しいことである。
その蝶の代表的なものはアサギマダラ蝶である。この蝶の移動を長年にわたり調査しているグループがあり、その調査結果がホームページに公開されている。それによると本州から南に移動した距離は驚くべきものである。
 その目立って遠方へと飛んだものは、長野県白馬五竜スキー場から、沖縄県の伊良部島へ1781kmを108日で移動した記録がある。また、福島県北塩原村スキー場より、鹿児島県喜界ヶ島へ1408kmを59日というのもあり、鳥の飛行距離に近いものではないだろうか。
あの薄い羽で良くぞ飛んだものである。これらは本州中部より、奄美大島・沖縄・石垣島・与那国島から台湾まで行っている蝶もいるのである。
我家の庭に立ち寄ったこのアサギマダラは今頃どの辺りを南下しているのであろうか。
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by minoru_mogi | 2008-10-22 22:18 | 動物・昆虫・その他 | Trackback | Comments(0)