スミレ No130
2007年 04月 02日
この花は誰でも知っており、その園芸種がパンジーやビオラであり、最近のガーデニングブームで何処にでも植えられている。しかし、松尾芭蕉の句にあるごとく「山路来て何やらゆかし菫草」として、野や山にひそやかに咲く風情こそ愛すべきものである。
エイザンスミレ→
植物学的には北方系植物であり、氷河期が終った事でだんだん北へと追いやられ、それを避けるために山に登っていつた種も多い。日本では沖縄から北海道まで分布しており、高山(3000m)では黄色の花が多く、ヨーロッパアルプス(スイス)では、やはり3000m付近の残雪の近くにパンジーの原種のビオラが咲いていた。
この3・4月が野や山でスミレを見る好機である。全国的にはタチツボスミレが一番多い。
花の名前は、キク・ラン・ナデシコなど、1つの種または属を表す言葉と、1つの花を○○○キク、○○○ランなどと名づけて呼ぶのが常である。しかし、このスミレについては、幾つもの名に中に「スミレ」というだけの名のものがある。このスミレは畑の端や道端によく咲いており、時には道路のコンクリートの割れ目に咲いている。 (↓スミレ写真のもの)
山歩きをしていて良く見掛ける美しいスミレの仲間の代表はエイザンスミレであると私は考えている。この名前は比叡山で発見されたことに因んだ名である。この花は普通ピンク色で花も大きく、その葉っぱはニンジンの葉に似ている。
この花より大きい花のアケボノスミレは1000mを超える山にあり、その花色は実にあでやかなピンクで葉より花が先に出てくる。スミレの花色はピンク系、紫系、白、黄色とある。紫色のものはスミレやスミレサイシンであり、ヒゴスミレ(肥後)やフモトスミレが白である。このブログの中にもNo 67にスミレの話しが有る。是非読んで頂きたいものだ。
↑スミレサイシン
←ヒゴスミレ
春の山歩きはこれらのスミレに会える機会が多く、歩く足を軽くさせてくれる季節である。
↓フモトスミレ
エイザンスミレ→
植物学的には北方系植物であり、氷河期が終った事でだんだん北へと追いやられ、それを避けるために山に登っていつた種も多い。日本では沖縄から北海道まで分布しており、高山(3000m)では黄色の花が多く、ヨーロッパアルプス(スイス)では、やはり3000m付近の残雪の近くにパンジーの原種のビオラが咲いていた。
この3・4月が野や山でスミレを見る好機である。全国的にはタチツボスミレが一番多い。
花の名前は、キク・ラン・ナデシコなど、1つの種または属を表す言葉と、1つの花を○○○キク、○○○ランなどと名づけて呼ぶのが常である。しかし、このスミレについては、幾つもの名に中に「スミレ」というだけの名のものがある。このスミレは畑の端や道端によく咲いており、時には道路のコンクリートの割れ目に咲いている。 (↓スミレ写真のもの)
山歩きをしていて良く見掛ける美しいスミレの仲間の代表はエイザンスミレであると私は考えている。この名前は比叡山で発見されたことに因んだ名である。この花は普通ピンク色で花も大きく、その葉っぱはニンジンの葉に似ている。
この花より大きい花のアケボノスミレは1000mを超える山にあり、その花色は実にあでやかなピンクで葉より花が先に出てくる。スミレの花色はピンク系、紫系、白、黄色とある。紫色のものはスミレやスミレサイシンであり、ヒゴスミレ(肥後)やフモトスミレが白である。このブログの中にもNo 67にスミレの話しが有る。是非読んで頂きたいものだ。
↑スミレサイシン
←ヒゴスミレ
春の山歩きはこれらのスミレに会える機会が多く、歩く足を軽くさせてくれる季節である。
↓フモトスミレ
by minoru_mogi
| 2007-04-02 20:31
| 山の花
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