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山歩きとそこで出会う花たちへの思い


by minoru_mogi
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八ケ岳(その4) ・・・ 雷襲来 ・・・  (No96)

 
八ケ岳(その4) ・・・ 雷襲来 ・・・  (No96)_d0059661_10211224.jpg

硫黄岳で仙台からの72歳の登山者(写真)と別れて、高山植物も十分に楽しみ、元来た道を戻る。昼食を視界の良いロボット観測所付近の草原で食べていると大きな雨粒が落ちてくる。
早々に腰を上げて林の中を下る。鉱泉小屋に近づくとまた空が明るくなってきた。
丁度その時、下から中学生の団体100名くらいが登ってきた。皆スカイブルーの体育服のトレーナーにザックを背負っている。聞くと岡谷の中学2年生で、目的は硫黄岳の小屋という。山道の脇に寄り団体の通過を待った。
 鉱泉小屋でゆっくり休憩をして美味しい水を飲む。出発して暫くすると雨が本格的になってきた。沢沿いの道を歩いていると雷鳴も響き出す。雨も雷雨のそれになり足元の道が水の小川になってきた。近くの落雷もあるが谷筋なので気にせずに進む。
しかし、ここで先程すれ違った中学生の団体が気になりだした。丁度今頃は硫黄岳の尾根に出ている頃である。尾根では雷雨を避けるよい場所は見つからない。この雷雨が局部的で彼らの場所まで広がっていない事を願うばかりであった。
美濃戸山荘からの道は長く感じたが、ほぼ予定通りに美濃戸口のバス停に着く事が出来、茅野駅へと出た。特急も席が空いており、ゆったりと帰宅出来、昨年来の計画がやっと終わった。
by minoru_mogi | 2006-09-11 10:24 | 歩いた山 | Trackback | Comments(0)