山歩きとそこで出会う花たちへの思い


by minoru_mogi
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50年振りに大学のゼミ仲間との再会 No683

 大学の秋の学園祭の折に、大学主催のOBOGのホームカミングデーがありました。その前日、私の家に長い間会っていない昔の同じゼミ仲間であった友人から電話があり、明日の大学の行事に出席するかと聞いてきました。私は毎年何か支障が無い限り出席しており、もちろん出席の旨を伝えました。

彼は昨年奥様と共にその会に出席したそうですが、私と会うことが出来ず残念であったと言います。大学のホールで行われる歓迎会では約800名の参加者ではやはり難しかったと思われます。また、行く時は自分は杖を突いてゆくので直ぐ分るだろうと言います。

 当日、大学へは開催時間より30分以上前に行き、彼の来るのをホールの前で待ちました。駅より彼はタクシーで来ると言いましたので、その方向から来る人を見ていましたが、1人の人がステッキを持って軽い足取りで来る人がいましたが、痩せており、体の大きな彼ではないと判断しました。開会近くになると杖を突きながら来る人が何人も居ます。しかし皆彼ではありません。定刻少し前になりホールの入口に行くと、さっき見た杖を持った人がポッンと立っています。

そこで、その方に○○さんですかと声を掛けると、そうですとの返事であり、話す声が昔の彼だったのです。学生時代95キロもあった体重が今は65キロであるとのことで、あまり痩せており全く分らなかったのです。

お互いに「声だけは変らないな」と言い、私は薄い頭髪に手をやりました。彼とは結婚式が神田の学士会館であったことを覚えていますが、その後の交流はありませんでした。

正に50数年ぶりの再会であり、同じゼミにいた仲間の話題になりました。同期の中にも既に鬼籍の人もおり、私も年齢的に衰えを感じざるを得ません。

お互いに現況報告をして、彼には子供がいないそうで奥様と二人で大泉学園にいることを話しました。二人でホール内の椅子に腰掛け、ビールと料理を手に持ち、話し込みました。

すると話題は一気に学生時代の背景の中に引き込まれた1時間となりました。

会の終わる少し前に会場を出て、国分寺の南口までその頃の通学路の話をしながらゆっくりと歩み、国分寺駅では北口再開発の工事中の高層ビルを見て、昔の昭和30年代後半の中央線の三寺の賑やかな時代が再度来るものかと願いながら別れました。

来年もまた会い楽しい話題に耽りたいものです。


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by minoru_mogi | 2017-11-08 17:13 | 随想 | Trackback | Comments(0)