羽村市 多摩川沿いのチューリップ畑 No653
2017年 04月 13日
先日、タウン誌に羽村のチューリップ畑が見頃が近づいているという話題が、ほんの少しの記事で載っていました。富山県の礪波平野の広がるチューリップの畑は有名ですが、それ程の規模ではないことを承知の上で、天候に恵まれた4月13日に足を伸ばしました。
羽村駅を降り、多摩川の方へ下って行くと、市の臨時の観光案内所が駅より150mも離れてありました。先ず、そこへ立ち寄り地図を入手して花の情報を聞きますと、今年は寒い日が多かったので、川沿いの桜も満開で、チューリップもかなり咲き出しているとの話しです。このチューリップの畑についてはもう少しPRした方が良いのではと言うと、この球根は全部手植えであり、あまり拡張は出来ないのですとの説明です。それではあの富山県の球根はどの様に植えられているのか気に懸かりました。
多摩川まで来ると、土手沿いにソメイヨシノの並木がずっと遠くまで続いており、先日の雨で川の流れも滔々と流れており、新緑の芽が出始めた対岸の丘が綺麗です。暫く1kmくらい土手の上を上流に向かって歩くと、右手にチューリップの畑が土手より少し離れて良く咲いているのが眺められます。
丁度、お昼の時間なので、チューリップ畑は後にして、土手の端の草の上に腰を下ろし、オニギリを食べ始めました。その前に広がる川の緑地では幼稚園児が100名くらい来ており、皆が駆け回っています。私は草の上に座り、オオイヌノフグリのサファイア色の花の上に座らないように気を配りながら場所を決めました。
昼食を済ませ、早速チューリップ畑へ向かいました。そこ
案内所の話のように、チューリップ畑では5月に球根を掘り上げて、その後には稲の苗が植えられ、秋のお米の収穫後は又11月には手作業で球根の植付けがなされるそうです。
多くの人たちの手に依り、この畑が見られる優れたサイクルが年々続くことには、それなりに大変な仕事を受け持ってくれる人達の努力の結晶なのでした。