談山神社(たんざん) No642
2016年 11月 29日
関西の紅葉の名所である京都の三千院や寂光院はその季節に行き、紅葉を堪能しており、東福寺は新緑の折に行きましたが鞍馬寺や貴船神社はまだその機会がありません。
奈良では東大寺や興福寺、春日大社などは何度も見ており、かなり奥地の浄瑠璃寺や岩船寺、当麻寺も訪れています。
しかし、以前より行ってみたい所であった
電車で桜井駅へ行き、朝9:10発の臨時の最初のバスに乗り、山間部に分け入り、長く続く杉林を抜けて山中の神社へと着きました。バス停から神社の入口は離れており、途中は門前の土産屋が続きます。
ここは藤原鎌足が祭られており、この山の山腹に墓所があります。最も高い所の御本殿のある近くに、木造13重の塔があります。高さ17メートルで檜皮葺きのもので、1532年に再建された重要文化財です。神仏習合時代の名残であり神社のシンボルです。
境内の庭にはモミジが沢山植えられており、美しく紅葉のピークであり、1本あったイチョウの黄色が目だっていました。約2時間を見学に過ごして、急いで桜井駅に戻り、更に奈良へと出て、楽しく充実した3日間の旅となりました。