トトロのふるさと クヌギの森 (No48)
2005年 12月 08日
愛知地球博覧会の折に、「となりのトトロ」の劇画映画中に出てきた「サツキとメイの家」が、博覧会終了後にその誘致を目指した三鷹市・所沢市・東村山市への移転とはならずに、暫くは会場跡地に残されることとなり決着した。
この「となりのトトロ」の舞台となった狭山丘陵は所沢市・東村山市・東大和市を中心に拡がっており、ここではクヌギの森が続き、晩秋の今は丁度落葉の始まる前の赤茶色の森の輝きを見せている。クヌギの葉はケヤキの様に一度には落葉せず、ゆっくりと散り落ちてゆき、その小径をカサコソと落ち葉を踏みながら歩くのは何とも心地良いものである。
狭山湖をめぐるこの森の中には「トトロのふるさと財団」が管理する「トトロの森」サンクチュアリーが何箇所かに散在しており、周囲の森と一体となり丘陵の自然を守っている。
この財団は2002年には朝日新聞社の「明日への環境賞」を受賞している。理事長、廣井敏男氏は植物生態学の理博であり、大学教授としても活躍され、東京都の環境関係機関にも携わっておられる。
この地を訪れるには西武西武園線、西武園下車が好都合である。下車してから北山公園を歩き線路を渡って八国山公園のクヌギ林を歩き、尾根道を将軍塚へと行き、ここから一度尾根から下り水天宮へと向かうのが良い。するとその隣に八幡神社の鳥居と石段が奥の神殿へと登っている。この風景は劇映画「となりのトトロ」に出てくるトトロが棲む神社の森のイメージを連想させる。神社を見たら、次は「トトロの森2号地」へと立ち寄りたい。ほんの300メートルくらいである。森を抜ければ静かな住宅地であり、のんびりと西武園駅に戻れば楽しいハイキングとなる。
この狭山丘陵の事は「里山はトトロのふるさと」廣井敏男著 旬報社 940円に詳しい。一読をお薦めしたい。氏は私が高校生の頃、町の生物同好会に参加して活動していた時の先輩でもある。
この「となりのトトロ」の舞台となった狭山丘陵は所沢市・東村山市・東大和市を中心に拡がっており、ここではクヌギの森が続き、晩秋の今は丁度落葉の始まる前の赤茶色の森の輝きを見せている。クヌギの葉はケヤキの様に一度には落葉せず、ゆっくりと散り落ちてゆき、その小径をカサコソと落ち葉を踏みながら歩くのは何とも心地良いものである。
狭山湖をめぐるこの森の中には「トトロのふるさと財団」が管理する「トトロの森」サンクチュアリーが何箇所かに散在しており、周囲の森と一体となり丘陵の自然を守っている。
この財団は2002年には朝日新聞社の「明日への環境賞」を受賞している。理事長、廣井敏男氏は植物生態学の理博であり、大学教授としても活躍され、東京都の環境関係機関にも携わっておられる。
この地を訪れるには西武西武園線、西武園下車が好都合である。下車してから北山公園を歩き線路を渡って八国山公園のクヌギ林を歩き、尾根道を将軍塚へと行き、ここから一度尾根から下り水天宮へと向かうのが良い。するとその隣に八幡神社の鳥居と石段が奥の神殿へと登っている。この風景は劇映画「となりのトトロ」に出てくるトトロが棲む神社の森のイメージを連想させる。神社を見たら、次は「トトロの森2号地」へと立ち寄りたい。ほんの300メートルくらいである。森を抜ければ静かな住宅地であり、のんびりと西武園駅に戻れば楽しいハイキングとなる。
この狭山丘陵の事は「里山はトトロのふるさと」廣井敏男著 旬報社 940円に詳しい。一読をお薦めしたい。氏は私が高校生の頃、町の生物同好会に参加して活動していた時の先輩でもある。
by minoru_mogi
| 2005-12-08 15:20
| 随想
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