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山歩きとそこで出会う花たちへの思い


by minoru_mogi
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植物図鑑スケッチ画の作者 No544

 知り合いの友人が八王子の地元のスケッチ画を入れた便箋を作り売っていました。
その種類は五種類あり、高尾山、夕焼け小焼け、絹の道、滝山、と高尾山の植物画となっています。販売してゆくと良く売れるものと、そうでない物があり、かなりの数の売れ残りができてきました。そこでその話を聞いて、私がその便箋の減らすべく販売のお手伝いをすることにしました。
そして、その販売の手数料を私の所属するクラブに寄付して頂くことにしました。この収入はクラブの例会に参加してくれる中央大学の学生さん達の会でのお弁当代として充当されます。お弁当は一個600円で、例会では6・7人の学生さんが出席してくれますので、毎月かなりの出費になっていました。今迄はそれのために花の鉢植えを会で売った代金でまかなってきましたが、最近はそれも細り、我々会員の会費より支出されており、会の財政が悪化していました。
植物図鑑スケッチ画の作者 No544_d0059661_1943481.jpg

 その高尾山の植物の原画を描いている方の名前が分かりました。その方は畔上能力(ちから)という81歳になる方でした。彼は今も植物図鑑の画を描き続けている八王子在住の方で、その植物図は繊細で実に素晴らしいものです。
その植物スケッチ画の原画を友人が私にプレゼントしてくれたのです。実に嬉しいことでした。私も高山植物のスケッチ画を描いており、その参考にしたいのですが、あまりに上手過ぎてとても及びません。
 この方の経歴は判りませんが、私とたまたま同じ大学出身の方でした。是非この方からスケッチを描くことを始めたのかをを聞いてみたいと思い、大学での講演会にお呼びすることが出来ないかと、大学のその機関に申請書を出してみました。実現すれば嬉しいのですが兎も角期待をしているところです。
by minoru_mogi | 2014-12-20 19:46 | 随想 | Trackback | Comments(0)