山歩きとそこで出会う花たちへの思い


by minoru_mogi
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新旧調和の都市 和歌山市 No500

 大阪府の南の地区から和歌山市にかけて4月20日・21日と見て来ました。新大阪より尾鷲行きの特急「くろしお」で行くと、和歌山駅にはぴったりと1時間でした。先ずはお城を見てみたいと駅西口より歩きました。
駅前からの直線道路はゆとりのある片側2車線が、欅の並木で分かれており、歩道は8mもあるもので電柱は全くなく地下埋設されています。そこにはつつじが綺麗に咲いていました。歩道の敷石もしゃれたものでお城までは30分くらい歩きました。
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 このお城を見るのは初めてですが、堀の水も豊かにあり、石垣もかなり高く積まれています。入った直ぐにクスの大木があり、幹周り8mものもので樹齢400年を超えると記してありました。城の高台へは表坂を登りましたが、かなりきつい石畳の道です。往時は多分老中にとってはきつい登城ではなかったかと思いました。
天守閣は三層の立派なもので、いくつもの櫓(ろ)が付いています。天主に上がり市内を眺めましたが高層ビルが少ないので実に良く景色が見えます。この城は2度にわたって焼け落ちており、初代の城は1798年に造営され1846年に落雷で消失してしまい、1850年に再度元のままで再建んされましたが、今度は1945年(昭和20年7月)に和歌山大空襲で焼け落ちてしまったのでした。
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                    天守閣からの工場地帯
しかし、1958年(昭和33年)にコンクリートで復元されたものです。たった戦後13年で復元とは立派ですが、やはり徳川御三家の地として、市民がそれを望んだのでしょう。
天主から西方を見ると海岸線に沿って市の一大産業である新日本住友製鉄所の高い煙突が林立しており、工業都市としての発展を遂げると共に、この城のような遺産を立派に守っている美しい都市として、私が訪ねた都市の中でも一番素晴らしい街であると思えました。帰路にこの二の丸庭園では美しいボタンの花々が咲き誇っておりました。
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by minoru_mogi | 2014-04-22 17:12 | 随想 | Trackback | Comments(0)