山歩きとそこで出会う花たちへの思い


by minoru_mogi
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横浜山下公園の氷川丸 No419

 横浜の大桟橋には良く停泊中の豪華客船を見に行き、前々より氷川丸を見ていたのですが、どうした訳か一度も内部を見たことがありませんでした。たまたま横浜での音楽会に友人のご夫妻と私共で一緒に行くことになり、音楽会の前に公園の氷川丸の前で会いましょうという事になりました。そのご主人は船会社の役員を昨年リタイアした方で、船の専門家です。
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ここに係留されている日本郵船の氷川丸は昭和5年(1930)に進水し太平洋を238回横断した船だそうです。戦時中は病院船で有ったため生き残ったのですが、姉妹船の日枝丸と平安丸は沈められました。戦前から貨客船として日米航路で25000人を運び、その中にはチャップリンもいたそうです。
11,622トンのディゼルエンジン船で、往時は新鋭船で18ノットの速さを誇り、終戦後も昭和28年(1953)からシアトル航路に就き、昭和35年(1960)年まで現役でした。
船内は往時の内部が見られ、一等船客の部屋も展示されていますがあまり広いとは言えず、2等船客の部屋は2段ベッドでした。現在の10万トンクラスの客船とは雲泥の差でした。
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驚いたことには、船の心臓にあたるブリッジの中に、レーダーや各種計器の中の良い場所に大きな神棚が有ったのです。私はくすりと笑ってしまいました。しかし、その友人に聞いたところでは、日本の船にはみな神棚が有るのだそうです。
そして年に一度四国の金比羅さんにお参りに行くのが決まりだそうです。先進性のある船が、意外に古風な習慣が残っているのには全くの意外でした。面白いことが続いているものです。
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by minoru_mogi | 2013-03-08 21:48 | 随想 | Trackback | Comments(0)