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山歩きとそこで出会う花たちへの思い


by minoru_mogi
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高原の花マツムシソウ  (No27)

高原の花マツムシソウ  (No27)_d0059661_2256128.jpg
朝晩やっと涼しくなつてくると、山の高原を青空の下、マツムシソウの咲き誇る草原の中を歩きたくなる。秋風に揺れて、頭頂に沢山の淡い青紫色の花を咲かせるこの花は、周りにワレモコウでも咲いていると更に引き立つ。
霧が峰や、車山、高ボッチ、八子ヶ峰は私の好んで歩くマツムシソウの生息地であり、その原の岩の上で憩う時間は至福の一時である。
この花が時として突然変異で白花のものに出会うことがある。普通は殆ど見ることは出来ないものであるが、本来の紫色の花の中にかなりの割合で見ることが出来る山道がある。
蓼科山の登山ルートの一つ、大河原峠から親湯に降るルートで、天祥寺平付近にそれらは咲いている。その草原の山道の両側にかなりの割合でこの白花が散見されるのである。8月末から9月半ばがその適期である。高原の花マツムシソウ  (No27)_d0059661_22582137.jpg

 また、同じ季節に近くの双子池の小屋付近から、雄池の対岸を見ると水辺が紫色に見える。何の花が有るのかと池畔の岩を渡って行くと、それはトリカブトの大きな株が群れて咲いていた。その濃い紫色は水面に映り実に見事であった。その中に真白なトリカブトが一株咲いていた。この辺は突然変異の植物が多いのかと、偶然の重なりに自然をみた。
今年もこれから歩いてみたいコースである。
by minoru_mogi | 2005-09-01 23:00 | 山の花 | Trackback | Comments(0)