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山歩きとそこで出会う花たちへの思い


by minoru_mogi
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本郷東大キャンパスから鴎外荘 No388

 歴史散歩の下見に文京区へ5月23日に出かけてみました。東大キャンパスには試験での思い出があります。ここのキャンパスで私は二度試験を受けました。最初は国立二期校の受験で、東大の農学部で受験して案の定落ちてしまいました。
次は会社に入って二年目に確か通産省の観光通訳ガイドを受験した時です。この試験では歴史の問題で歌舞伎のかつらの問題が出て、一度歌舞伎を見たことがありましたが全く記入出来なかったのを良く覚えています。でもそのチャレンジに自分では満足しています。
本郷東大キャンパスから鴎外荘 No388_d0059661_20563639.jpg

今回初めて正門である赤門から構内に入り緑の濃い三四郎池を見て工学部の建物に向かいました。そこで今度来た時に松本楼のフランス料理を食べようという算段です。
 工学部の建物の中で、学生達がロボットを組み立てています。6・7人が相談したり、ノートパソコンと睨めっこをしています。「ロボコンゲームですか」と聞くと「そうです」との答えです。
皆が熱心に取り組んでいるところを遠くから写真を撮ったところ、「写真撮影は困ります、削除してください」と言われました。
本郷東大キャンパスから鴎外荘 No388_d0059661_20575574.jpg
考えてみるとその通りで、外に情報がもれて困るのはもっともなのでその通りにしました。理学部の新しい校舎を通って弥生門より出て弥生美術館に立ち寄りました。竹下夢二の絵画はあまり興味がないので直に鴎外荘へと向かいました。
それは上野動物園の不忍池の脇の水族館の近くにありました。そこには水月ホテルがあり、入った中庭に鷗外荘はありました。人が沢山いるのは日帰り温泉もあり、それを目的の人達が見えている様子です。
平屋の森鴎外の旧宅がそのままに残されており、広い部屋には昔のままのガラス戸がはめられており、昔のでこぼこのガラスが入っていました。よくぞこの家屋を保存してきたものと感心しました。ここで彼は舞姫を創作しています。ここではロボットと明治の邸宅とのギャップの面白さを感じました。
Commented at 2012-05-28 18:05 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
by minoru_mogi | 2012-05-27 21:00 | 随想 | Trackback | Comments(1)