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山歩きとそこで出会う花たちへの思い


by minoru_mogi
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チオノドクサ・ルシリア No280

 早春に咲く花の中では黄色の花が多く見られます。これには理由があり、早春の虫たちにとって1番目に付く色は黄色であると云われています。
即ち、花から見ると如何に虫の少ない時期に虫が来て受粉の機会を作るかが問題なのです。それには黄色が1番目に付く色名のです。
チオノドクサ・ルシリア No280_d0059661_2145166.jpg

 このチオノドクサは鮮やかなブルーをしています。原産地はトルコ・クレタ・小アジアの
高山地帯に自生するもので、春の雪解けと共に光り輝くように現れることから、ギリシャ語のチオノ(雪)とドクサ(栄光)にその名を由来しています。1880年代に発見された比較的に新しい花に入ります。
花壇の落葉樹の下にまとめて植えるのが良いと本にあります。その咲いているところは庭の中で存在感はひときわ目立ちます。少しずつ増えているのが見られて大変頼もしいことです。
by minoru_mogi | 2010-04-02 21:46 | 栽培山野草 | Trackback | Comments(0)