山歩きとそこで出会う花たちへの思い


by minoru_mogi
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犬の散歩中に出遭ったアライグマ No257

 今、日本の各地で外来種の動物や植物がその生存・生育地域を広げており、大きな問題となっている。小動物では沖縄のマングース、岡山のヌートリア、鎌倉の台湾リス、霞ヶ浦のカミツキガメ、房総半島の台湾サル、関東のアライグマ、北海道のミンクなどである。これらの事は時折テレビの話題として出てくるが、ほとんど他人事として受け止めてきた。
 ところが、先週の夕刻に犬の散歩で、愛犬のラブラドール・リトリバーを連れて南高尾の山の端に陽が沈みやや薄暮となった頃、いつもの雑木林の脇の歩道を歩いていた。
その土盛りの道の下に大きく広がった谷戸(谷筋が山腹に入ったところ)があり、元は田んぼと思える土地が耕作放棄されて一部には葦さえ生えている。
ふと見ると、その下へ続く斜面のススキの根方にタヌキのこちらを見ている顔が見える。夜行性のタヌキがまだ明るい内に出てくるのは珍しいなと思い、足を止めて4m先くらいのその動物をじつと見つめた。
以前、ここより100mくらいのところでハクビシンを日中に見たことがあったので、もしやそれではとも考えたが、鼻筋の白い線は無い。10数秒ほど見ていると、やっとくるりと回りススキの中に入っていった。その時、尻尾が良く見えた。そこには縦縞のまだらの紋がある。
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確かタヌキの尾には縞など無い。するとアライグマと思えるが、まさかとも思い家に帰り直ぐにインターネットでアライグマの画像を探した。すると、この尻尾の持ち主はアライグマである。
この動物が住んでいると考えられる谷戸には湧水もあり、一部にはまだ野菜を作って畑もある。考えてみると、アライグマの生息には最適地と思えた。
さらにこのインターネットで調べてみると、一昨年のクリスマスの頃、新宿3丁目の繁華街でゴミ袋をあさるアライグマの姿が画像に出てきた。
今回見たアライグマはペットで飼われていたものが放たれたのか、それともそれらの子孫が増えて住み着いたものかは判然とはしないが、考えている以上に外来動物が定着しているのではないかと思えてならない。深刻な事態が進行している様子である。
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by minoru_mogi | 2009-10-16 22:10 | 動物・昆虫・その他 | Trackback | Comments(0)