山歩きとそこで出会う花たちへの思い


by minoru_mogi
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ゲンノウショウコ No 254

 この季節に郊外を散歩していると、原野の端や、あまり手の入らない空き地などに、小さいが紅く美しい小花を咲かせている雑草の1種が目に入る。摘んできてガラスのコップに入れて、食卓の上に飾ってみたところ、翌朝には花弁が全部散ってしまった。
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この花は一見しただけでフウロウソウ科の花と判る。同種の野草は大変多く、夏の高原などでよく見られるフウロウソウであり、白山フウロウ・浅間フウロウ・郡内フウロウなどがあり、その中でも最も高山性の郡内フウロウは花も大きく、その花色も紫を帯びており、千丈岳と北岳で出合った。
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ずっと以前に蓼科高原の1800m位のダズマ平でハクサンフウロウのスケッチ画を描いたことがある。普通のゲンノウショウコは白色に近い薄ピンクが普通で、写真の紅色のものは割合に珍しいものである。図鑑によると西日本ではこの紅色のものが多いと書かれていた。
 この草は薬草として有名で、センブリと共に民間腱胃薬として有名であり、これを煎じて飲むと下痢止めや腹痛の薬として利用されてきた。正露丸の糖衣錠(黒くなく白く匂わない)の中にはこのゲンノウショウコが入っているとの説明がある。
ゲンノウショウコの命名は「現の証拠」の意味で、この煎じ薬を飲むと30分くらいで効能が現れる意味からついたと記されているが、話が少し出来すぎている感もしないではない。少し目を道端の雑草に向けるのも楽しいことです。
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Commented at 2009-09-29 18:56 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 調  博子 at 2009-09-29 19:02 x
久しぶりに、イキイキオンクルを見ましたら、懐かしいゲンノショウコという言葉が目に入りました。子供の頃、お腹が痛いと言うとこの漢方薬を飲まされました(多分・・・) 難にでも効くんでしょうね!
by minoru_mogi | 2009-09-25 22:46 | 山の花 | Trackback | Comments(2)