山歩きとそこで出会う花たちへの思い


by minoru_mogi
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久しぶりに百貨店に自分の買い物に電車で出掛けた。昼ごろとて、ゆっくり座って行けると思っていたが、来た電車は満席で立っている人もチラホラ。
仕方なく隅のほうでつり革に手を掛けて、何気なく前に座っている人を見ると女子高校生と目が合った。やや暫くしてその女性が「どうぞ」と席を立って譲ってくれる。
「ありがとう」と言って座ったものの、初めて席を譲られて嬉しいけど尻が落ち着かない。
シルバーシートの前に立った訳でもなく、キャップを被ってスポーティーに装ってはいたが、髪の白さからか、顔の筋肉のたるみ具合からか、それなりに老人と思われたかと推測した。
自分では70才くらいになれば老人と思われても仕方がないだろうと思っていただけに、少し淋しい気もする。
間もなくして、隣の人が降りたので「どうぞ」と言い、彼女がまた隣に座った。一呼吸あって言った。d0059661_9493380.jpg「今日は私にとって記念日になりましたよ、初めて席を譲ってもらった日ですからね」と話すと、「いいえ、お年寄りと思って言った訳ではないのです」と釈明する。
これで私は少し気が楽になった。更に話してみると、父親の仕事でロンドンに居たという。多分、そこで身に着けた習慣で席を譲ったのであろう。
「躾」とは漢字でなく日本で作られた造字であるという。身についた美しさとは良く出来た文字である。躾の語源は「仕付く」である。
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# by minoru_mogi | 2005-06-15 09:46 | 随想 | Trackback | Comments(0)
5月から6月にかけて、標高500mから1500mくらいの山道を歩いていると、遠目には白い花が咲いているように見えるつる状で5mくらいの木がある。 近づいてみると、それは花が咲いているのではなく、葉が白く変わっているのに気付く。
これは、猫属の心をとろけさせるマタタビである。
この白い斑は葉面の全部に及ぶ時も、葉の一部が白くなる時もある。そして、7月頃から、白い色がピンクに変わってゆく。しかも、秋口になると、今度はピンクの上に緑が乗ってきて、段々と普通の葉と見分けがつかなくなってしまう、なかなかのマジシャンである。
秋の終わり頃、この実を採り、塩付けにしようとして探すが、春のように色が目立たなくなり、知っている筈の場所がなかなか見つからない事がしばしばである。
山歩きの楽しみは山の中の各所に散りばめられている故に、また行きたくなるのであろう。d0059661_21514755.jpg
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# by minoru_mogi | 2005-06-13 21:55 | 樹木とその花 | Trackback | Comments(0)
タイトルの「イキイキオンクル」は『活き活きおじさん』の意味である
オンクルはフランス語の「Oncle」であり、かなり昔、フランス映画「Mon Oncle 」 〔ぼくのおじさん〕の、あの漂々とした主人公を憧憬して付けたものである。d0059661_22222841.jpg

仕事を離れて7年、仕事で時間が無かった折に、定年になったら必ず実行しようと考えていた事を毎日追いかけている。この写真のおじさんはシンガポールか香港の商人のイメージがするなーと自分では思っている。そう言えばこの写真はバンコックの中華レストランでで撮られたものである。
第一は登山である。今は年齢のこともあり3000m峰は控えて、1000m台の低山を専らとしている。第二は高山植物の観察と自宅の庭での育成である。第三は海外旅行を含む旅行というところ。第四はスケッチ画を描くことだが、山で描こうとしても疲れて描けない事が度々である。
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第五はパソコンで画像を加工することである。お蔭でパソコンは3年毎の買い替えが必要となる。その他の雑学にも好奇心が動き、言語学や地誌、ギリシャ神話を読んで星野を見ることなどである。
家族は奥さんと娘に、愛犬のアイザー(メス)であり、毎日犬の夕方の散歩1時間半が私の仕事でもある。


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このブログを開設したが、時折タイトルとは離れた話題も入れて、炊き込みご飯のような味の多様なものにしたいと考えている。請うご期待としたい。
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# by minoru_mogi | 2005-06-09 22:05 | オンクル自己紹介 | Trackback | Comments(0)
6月7日、入梅直前のタイミングをみて友人2人と武甲山へと出掛けた。
八王子の我が家は丘陵の中に有る事で、標高118mに位置している。
近くの丘の最高高度は180m位あり、奥多摩・奥武蔵・冬には赤城・男体・筑波も見え、武甲ももちろん見えている。
秩父の周りの丸山・二子山・破風山などから武甲山を何度も見たが、今まで登って見たいと思った事は一度も無かった。その山体は無残に階段状に山頂まで削り取られ、とても痛々しい。しかし、我が家の近くから見る山の遠望ではその形はきりりとしたシルエットで見える。
周りの山々もほぼ全部登り、この山だけ未踏山となってしまつた。そこで、半分は義務的に気も進まない中で出掛けてはみたというところである。
横瀬駅からはタクシーを利用して山頂の武甲山神社登山道の8丁目(600M)まで行き、杉林の中を登りはじめた。32丁目の樹齢800年と推定されている大杉を経て、樹下のフタリシズカとクワガタソウ(写真)、ニリンソウしかない花を見ながら山頂へと向かった。
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山頂は手前の神社の裏を山頂への道を行くとフェンスがあり、直ぐ先3M位からは垂直に山が削られて石灰石の採掘現場となっている。(二子山よりの武甲山
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100m位下では大型のブルトーザーやら、ホイールローダー、ダンプカーが動きまわり、そのずーと先に秩父の市街地が霞む。
山頂は10人近くの人がおり、昼食をとり、のんびりと体を休めていると、神社の改修の仕事をしている人が、12:30に発破があると言う。そしてここまで4輪駆動車で山頂の直ぐそばまで採掘場から上がって来たのだと話す。それでは、その発破の音でも聞いていこうかと、12時半近くまで待つが5分前になっても警告のサイレンも鳴らない。多分、今日は発破は無いのだろうと腰を上げ歩き出すと、その時ズシンというあまり大きくない音の響きが聞こえた。
下りは一気に生川(うぶ川)に降り、3時過ぎの電車で5時半には帰宅できた。
でも、今回はいつもの充実感は得られない登山であつた。
  
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# by minoru_mogi | 2005-06-08 12:14 | 歩いた山 | Trackback | Comments(0)
数年前の6月初旬に、友人の誘いで家内と二人でオレゴン州のポートランド市を訪れました。
目的は全米的にも有名な、その市のバラ祭りとバラ園を見るためです。
其の年は6月12日(日)が祭りのハイライトのパレードの日でした。
バラ園は丘陵に有り、広大な敷地に素晴らしいバラ庭園が広がり、日本庭園も併設されており、こちらもかなりの規模で滝までありました。
 当日は市内中心部の繁華街には何万人という市民と旅行者が歩道に集まっています。市民たちは歩道の車道側に椅子を整然と並べてフロートの来るのを待ち受けています。
コーストガードの音楽隊に続いて、市のバラで飾ったフロートには写真にあるバラの女王たち(選ばれた高校生)が乗り,手を振っています。d0059661_1691055.jpg
次には州のフロート、森林警備隊の騎馬隊の行進、地区の大学のチアガールの軽快な踊りの一群、いくつもの高校のブラスバンド、市の姉妹都市、札幌の太鼓のフロート、台湾高雄市の高い竹馬の一団、ヨーロッパはアントワープ市のフロート、メキシコからのソンブレロの一団、その間に市長のオープンカー、ボランティア活動の市の表彰者もオープンカーの上です。保険会社は童話をテーマのフロート、その他にも、延々50台くらいが2時間近く続きます。 もちろん、沿道の観衆は拍手と掛け声でその素晴らしさを賞賛します。
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 その中で私が最も感銘したのは若い女性の20人くらいの一群が犬を連れて行進して来ました。直ぐその後を大きなハーネスを着けた犬の像を載せたフロートが来ました。これは盲導犬育成の団体(会社?)のものです。高校のバンドの中には車椅子にのり、後ろから押してもらいながら皆と一緒にホルンを吹いている若者もいました。
盲導犬Seeing Eye Dog,またはGuide Dog とありました。盲導犬のフロートを見てください。翌日、たまたまノードストローム百貨店で買い物をしていた時、年配の女性が車椅子で犬に引かれ買い物をしています。この犬を何と英語で言いますかと、尋ねるとAssistant dog ですとの返事。そして、見て御覧なさいと言い、車椅子を走らせながら、車のキーを落とすと、その音を聞きつけ犬は直ぐに止まり、それをくわえて拾い、女性に渡します。このことが絶対に必要なことなのですとの言葉は車社会のアメリカでは如何に重要か理解しました。
弱者に対する配慮と平等の社会を見る貴重な機会でした。
日本の盲導犬育成団体アイメイト協会のお手伝いと、介助犬になりそびれた我が家のアイザーがその思いを引き継いでいます。
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# by minoru_mogi | 2005-06-05 16:25 | 随想 | Trackback | Comments(0)
毎年6月の初旬になると、山のシャクナゲとレンゲツツジの花に会いたくなります。
とりわけ、今年はツツジ科の植物の花の当たり年です。でも、残念なことに予定が重なり、十文字峠にアズマシャクナゲを見に行きたいと考えながら、実行に移せません。
d0059661_1120262.jpgシャクナゲに魅せられて各地の山を見て歩きました。天城の万三郎岳では10センチを超える高さ4メートルにもなる巨木にもお目にかかりました。草津白根、瑞牆山、蓼科山、八ヶ岳、蔵王また、奈良の室生寺と各種の花に出合いました。
その花色のやわらかなピンクは咲き始めは濃く、だんだんと色が薄くなります。屋久島シャクナゲは濃い赤から白に変化して行きます。
我が家の庭で栽培しているものは4月の下旬に咲きました。暑い日が有ったので花の見頃が長くは続きませんでした。吾妻シヤクナゲと庭の細葉シャクナゲ・筑紫シャクナゲ・大和シャクナゲの咲き誇る画像を見てください。山では6月10日頃がピークであろうと、これまでの出会いを思い出しています。
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# by minoru_mogi | 2005-06-03 11:27 | 樹木とその花 | Trackback(1) | Comments(0)
やっと仕事の合間に休みが取れて、3月の末に霧が峰の奥の沢沿いのヒュッテジャヴェルに、ラングラウフスキーにと独りで出掛けたのは今から20年も前の事であつたろうか。
雪の多かった年で、まだ70センチ近い積雪があった。
山小屋の宿泊者はヒュッテのご家族のご主人と奥さん、ご子息のほかは学齢前の子供2人連れの夫妻、外国人と一緒の学者風の2人、若いカップル、に私であった。
山小屋らしくない見栄えの良い夕食を、クラシック音楽のバックグランドミュージックで楽しんでいると、若いカップルが「ビールがありませんか」と言う、宿の奥さんが「私どもは山小屋なのでお酒は出していません」との返事をした。実は、その時に外国人との2人がワインを空けていたのである。「お客様がお持ちになったものまで禁止には出来ないので、その場合は認めています」と言う。なかなか見識のある山小屋だなーと私は感心していた。
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食後、独りの私を気遣ってか、ストーブの周りでご主人が話かけてきた。部屋の壁には油彩画が1枚と20枚くらいの水彩の風景画がシンプルな額で飾ってあった。また、壁際には山小屋にはそぐわない立派なレコードプレーヤーボックスがあり、尾崎喜八のレコードケースが飾ってある。
一通り絵を見て、「この中で私が一番惹かれるのは、山ラッキョウの絵ですね」と話しかけると、「私もそう思っています」と言う。それは20センチ×15センチ位の最も小さい絵であつた。
「私は絵描きになりたかったのです」、とご主人。「最近東京の出版社がこの絵のいくつかを貸してもらいたいとの事で、何か雑誌に載るそうです」と言う。
「何と言う雑誌ですか」と尋ねると「たしかルルブとか言ったな」との独り言のような返事。
 山から帰り、暫くして書店で本を見つけると別冊るるぶ愛蔵版信濃路の旅であり
トップのカラーグラビアの4ページが、この高橋達郎氏の絵と文であつた。
ヒュッテジャヴェルのジャヴェルは、後になりフランス人の登山家で山岳文学の著者
エミール・ジャヴェル≪一登山家の思い出≫によるものと知った。
挿入の絵は高橋達郎氏の本に掲載された〔強清水スキー場付近から中央アルプス〕
をスキャナーで取り込んだものである。ヒュッテはインターネットで検索できます。
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# by minoru_mogi | 2005-06-02 21:46 | 随想 | Trackback | Comments(0)
今は少し無理になりましたが、50才くらいまでは毎年夏山の北・南アルプスを単独行で花を見に登りました。26才の時が私の最も気力体力の溢れていたと今思い起こしています。
その年は一人でウインパー型のテントを2尺8寸のキスリングに入れて6日間の予定で黒部川の源流地点の雲ノ平へ行きました。予定では三俣蓮華から双六岳まで縦走して新穂高へ下る計画です。
今はもう廃道となってしまった様ですが、大町から入り七倉・湯俣を行き、伊藤新道から雲ノ平へ入りました。湯俣の山小屋を7時に出発して三俣蓮華の尾根に出たのは、もう夕陽が薬師岳に落ちて、茜の光芒が残る7時頃でした。 急いで100mくらい降りて残雪を取ってきてラジウスで水を作り、夕食が食べられるようになったのは暗くなってからでした。 しかし、頭上は満天の星空で天の川に支流が有るのまではっきりと見えます。あまりの星の多さに星座が見分けがつきません。やっとさそり座がアンタレスの赤い星で分かりました。
翌日はテントはそのままに鷲羽岳・水晶岳から雲ノ平のギリシャ庭園やアラスカ庭園を回りました。そのルート上で鷲羽の池は山頂から見るとコバルト色と紫色の中間で、まるで宝石のサファイア色が広がっていました。
その岩を手で掴みながら登っている眼前に、このイワキキョウの花が岩の割れ目に咲きほこっていたのです。 d0059661_14273176.jpgあの岩の小さな割れ目には土はほとんどありません。どうしてこんな過酷な環境でこのような美しい花が咲くのか、全く理解を超えたものでした。その時の震えるような感動は今もありありと蘇えります。
白馬岳・千丈岳・北岳・八ヶ岳とその後も何度か会いましたが、あの感動は別物でした。
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# by minoru_mogi | 2005-05-31 14:28 | 栽培山野草 | Trackback | Comments(0)
今年は5月19日に神代植物公園のバラ園でシーズンピークの各種のバラを観賞してきました。 しかし、我が家のばらの10株は花数は沢山出て開花を楽しみにしていたところ、直前の
降雹で葉が裂け、花芽が叩き落されて見るも無残な姿です。 雹は直径2センチくらいの氷砂糖の形状でした。
遠目には沢山咲いて見事のように見えますが、近くではとても観賞に堪えません。
バラも新しい種類が次々に出てきて以前からの名花がだんだん忘れられています。 栽培家が必ず作った"ピース"すらその中に入ってしまいました。
名前の由来は1945年、ヨーロッパで大戦が終わり、それを記念してフランスの作出家により
名づけられたものです。 直径は12センチにもなる大輪です。
ここに私が作ったピースの花の写真を添付します。やはり名花中の名花です。d0059661_20381938.jpg
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# by minoru_mogi | 2005-05-29 20:42 | 随想 | Trackback | Comments(0)
町内会の自主防災隊のメンバーであることもあり、愛犬との散歩時に防犯の腕章を着けて町内を歩き、夜間は自治会の放送車で3人での巡回もします。
その様な訳で全国の自治会、町内会誌としての雑誌の取材があり、アイザーと共に散歩中のところを取材されました。
多分、小さい写真1枚が載るくらいと考えていたところ、思いがけなく全ページの写真の他に、3カットも載っており大変驚きました。
昨秋はHNKの取材で犬と共に何回も歩いているところを、リハーサルつきで撮ってもらいましたが、編集で全部カットされガッカリしたものです。
家内が朝の散歩、私が夕方一時間半の散歩で自分の健康管理の一助としています。
選ばれた一因は、この犬がスマートであったことも影響していそうです。d0059661_1050527.jpg犬でもスタイルは大事ですね。
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# by minoru_mogi | 2005-05-29 10:54 | 随想 | Trackback | Comments(1)
d0059661_1616322.jpg新緑の盛り上がる奥多摩の入り口に位置する、臼杵山へと5月10日友人2人で出掛けました。
八王子の丘の我が家から見える奥多摩・奥武蔵の峰をほぼ歩き、歩き残した山の一つとしてこの臼杵山を選んだ。
山歩き仲間の話にもこの山のことはほとんど出てくることなく、少し可愛そうな山でもある。
荷田子のバス停から歩きはじめると、直ぐにキンランに出会う。この山は花が多そうだなと期待感が膨らむ。荷田子峠からは美しい山ろく風景が眺められるビューポイントでチョット足を止める。そこから先は山頂まで1時間半クヌギの森と杉の植林の中を歩き、周りには花はチゴユリのほかは殆ど出てこない。
山頂に達し臼杵神社に狐の石像が一対あった。山頂近くのTVの中継所のある広場で昼食。
歩き出すと周りは山ツツジが燃えるように赤い。昨年の夏の暑さが影響して、今年は6・7年振りのツツジ科の花の当たり年である。我が家のニホンシャクナゲも7種類が皆花芽が枝全体について咲き、豪勢な花の競演であつたが、来年のことを考えると木が疲れてしまい、来年の花が期待できなくなる。
花の美しさに見とれながらクヌギやミズナラの美しい緑の中を歩いてゆくと、思いもかけず下ってゆく。ややすると民家の屋根がでてきた。市道山へ向かったつもりが元郷の停留所に出てしまつた。
d0059661_11502591.jpg 
狐につままれた思いで周りを見渡すと桧原村の村役場がすぐ近くである。
村役場の中で大学時代の友人が喫茶店を一人で開いたとの連絡が3月に有ったのを思い出して立ち寄ると「せせらぎ」という喫茶のコーナーが有った。
美味しいコーヒーを味わい、キツネがここに私たちを導いたのだと、その偶然を理解した。期待した花にはあまり恵まれなかったが、ツツジの美しさと少し変わったラショウモンカズラが印象的な山であった。(写真)
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# by minoru_mogi | 2005-05-28 16:17 | 歩いた山 | Trackback | Comments(0)
4月に咲くイワウチワは樹下の陽の光のやっと入るような所に咲いています。
そのひそやかさは本当に心惹かれます。
ここ数年毎年のように山の友人と人知れぬ山の中に咲く花をたずねてきました。
ところがです、山梨の坪山(1102m)がイワウチワとイワカガミの見られる山とパンフレットで知り、いつもの山仲間2人で4月19日に訪ねました。
平日にも拘らずバスは満席で50人以上のその山への訪問者です。2日前の日曜日には何と6台もの臨時バスが出たと、地元の人から聞きました。
山への尾根を登ると先ずミツバツツジが周りに咲き乱れ、間もなくヒカゲツツジの群落が出てきました。その樹下にはイワカガミが一面に咲いていました。
接写レンズをつけたカメラマンがたくさんおり、良いアングルを得ようとその群落の中へ足を踏み込んでいます。その結果ところどころが土が露出されています。
この様子ですと5年後には群落は見られなくなりそうです。本当に心配になりました。
私が何時も訪ねる奥武蔵の山では、大きな群落には出会えませんが、本当にひそやかに咲いているのです。 登山者の少ない山道がそれを防いでいるのでしょう。
山の自然の花の愛好家として心配でなりません。d0059661_002856.jpg
写真上をクリツクして拡大して見てください。
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# by minoru_mogi | 2005-05-28 00:02 | 歩いた山 | Trackback | Comments(3)