山歩きとそこで出会う花たちへの思い


by minoru_mogi
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 私は毎年の年賀状に庭の冬の花のスケッチ画を入れて葉書を作っています。それらは今までのところ水仙・千両・万両・ヤブコウジ・雪割草・蟹サボテン・冬ツバキ・ボケ・ダイダイ・クロガネモチなどです。今年のそれは色々迷いましたが、サネカズラの実を描くことにしました。それは玄関先の隣家とのフェンスにからんでいるつたで、以前隣家のご主人が存命で有った時に、本来は隣家のフェンスにからませる事を了解してもらったのです。
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また、このサネカズラは鳥がその種を食べた糞から自然に落ちて生えたまのであり、山の中にはかなり有りますが、それらはあまり多くの実を付けることが少なく、今年の我が家のそれは実に見事に沢山の実を付けているのです。
 スケッチをしていて一番難しいことは、深紅の実の光っている反射を表現することです。この光沢はその部分に色を塗らないで白く残すことでその感じを出しました。
毎年、花のシリーズですので、年賀状を受け取った方は直ぐ私のものと判別出来ると思います。毎年150部以上を書いていますが、必ず一筆その方へのメッセージを入れるようにしています。
今年の11月は暖かな日が多かったので、もう日本水仙は揃って花を咲かせており、庭の菜の花も育ち過ぎており、この分では正月前から花が咲きそうで寒さに当ると枯れるのではと心配です。
12月半ばには松本在住の友人に雪割草の鉢を6鉢持参する約束をしており、今からどの株が良いか分別しているところです。現在我が家では雪割草の鉢が100を超えるまでになっており、近隣の花好きの方々に分けることも考えています。しかし、大変管理の難しい花なのでどなたに分ければよいか迷っています。
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by minoru_mogi | 2015-11-27 16:15 | 随想 | Trackback | Comments(0)
 高等学校2年の時の関西旅行で名古屋城を訪ねたことは覚えていますが、殆ど記憶が無くなり、唯一覚えているのは城内の城壁の大きな石が、淡路島より運ばれた200トンもの大石で、それに手を触れたこのとのみでした。実に60年振りのことでした。
 今回、名古屋のトヨタ産業技術記念館に行き、その市内観光地巡りのバスが名古屋城にも行くので、今一度見たいものと立ち寄りました。城内に入ると丁度菊の季節であり、大輪の菊の鉢植えが多数展示中で、多くの素晴らしい花々も見てきました。
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城の中を進んでゆくと梅林があり、そこからは天守閣が周りの櫓と共に聳え立っているのが見られます。天守閣へ入ると五層階であり、エレヴェーターを使用せずに各階を歩いて登ります。入った階が地下1階との表示に驚きましたが、考えてみると城の石積みの上が1階となるので、なるほどと思いました。
たまたま団体客が殆どおらず、個人客のみで西洋人の家族連れが小学校の低学年の姉弟が静かにきょろきょろと見回しています。各階には武具のよろいや槍・刀・長持ち・駕籠などが展示されており、各階を見ながら上の階へと登ります。
天守閣の最上階からの眺めは素晴らしく、眼下の城内の木々の紅葉も目立ち、濠の水の色と調和して実に美しい光景です。外の展望を360度見て回りましたが、遠くの山々が名古屋を囲んでおり、美しい山並みが見られました。今回は足を伸ばして来て良かったと思いました。
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                             浜松城
 ところで、その前日には浜松市で浜松城を見てきたのです。泊まったホテルがお城に近かったので立ち寄ってみたのですが、徳川家康が17年間も城主であった城にしては小さくて少し期待はずれでした。しかし家康が江戸に移封されてから江戸城を作り、晩年は駿府城で過ごした訳です。
この秋はたまたまお城を三つも見学する機会に恵まれ、好奇心が十分満たされました。
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by minoru_mogi | 2015-11-21 21:05 | 随想 | Trackback | Comments(0)
前から一度訪ねてみたい所の一つであった博物館が、たまたま浜松に用事があり、浜松市内で泊まり、翌日に名古屋まで足を伸ばして記念館をじっくりと見てきました。
 このトヨタの施設は豊田紡織とトヨタ自動車が運営に当っているとみえて、展示場の前半には豊田佐吉の発明した豊田織機の機械の動態展示であり、後半は自動車の部品から完成車までの時代別の変遷の展示です。
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紡織機の展示では綿花から綿を梳(す)いて糸状になったものに縒(より)をかける工程までの織布の前段階から、全部説明員の若い女性が機械を動かして実演してくれます。
その説明を聞いているのは、名古屋駅前の市内の路線を回る「メーグル」という小型バスから、このトヨタ産業技術記念館で降りた人は、40人くらいの中でたったの5人でした。その少ない見学者を前にしてガラ紡機や豊田自動織機を実演してくれました。
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 この自動織機は画期的な進んだ発明で、それまでの織機は横糸を入れる杼(ひ・シャットル)が左右に動いて織ってゆくのですが、杼(ひ)の糸が数分で無くなると、機械を止めて次の杼(ひ)を入れ直さないとならず、縦糸がもし切れても機械は止まらずに不良品を織り続けてしまうものでした。
それが、佐吉による優秀な発明により、横糸が切れると自動的に次の杼(ひ)が入り、縦糸が切れると機械が自動的に止まってくれ、そこで糸を繋ぎ直せるようになりました。
これにより、一人で4台の織機を見ることが出来るようになり、また機械をその都度止めなくて良いことになり、一気に生産性を20倍に上げられるようになりました。
 この織機は1924年(大正13年)に特許G型自動織機として登録され、1929年(昭和4年)にs世界の織機のトップメーカーであるイギリスのブラッド社に技術貸与をして、この特許譲渡が豊田自動織機を自動車産業への展開の契機となり、息子の喜一郎氏が国産の自動車開発に取り組むことになりました。
また、喜一郎氏は後年航空機への夢を持っており、トヨタが出資している三菱MRJジエット機が、丁度この日に初飛行したのも何か因縁をうかがわせるものでした。
2時間もじっくり見学して大満足で帰りました。
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by minoru_mogi | 2015-11-13 21:19 | 随想 | Trackback | Comments(0)
 今年の夏には軽度の熱中症のような症状に罹り、この秋になっても山登りには自信が持てず、やっと11月になり初めてまた山歩きにチャレンジしてみようとの想いになりました。
11月4日は快晴で風も無く、最高の天候に恵まれ雲ひとつ無い中を山頂には11:20分に着いて、頂上の東屋でオニギリを食べてきました。
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 ふと見ると、その南面に葉を美しく紅葉させたあまり高くない樹があります。まだ緑の濃いクヌギの中にあるので大変目立ちます。食事を終えて下山しようと立ち上がり、その紅葉の樹の脇に行ってみました。それが意外にも柿の樹だったのです。
以前、秋のこの山の中で地元のおじいさんがきのこを採っており、足を止めて話をしたことを思い出しました。そのおじいさんが言うには、この山の中には所々に柿の木があり、それはカラスが柿を運んだのだと言うのです。熟した実をくわえて運び、それが落ちることに依りあちこちに柿の木が生えているのです。
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その話を思い出しながら下って行くと、今度は赤い実が沢山ついたままの柿ノ木が目に入りました。その実を見ると小さな柿で、直径が3センチほどのものです。丁度実が一つ登山道に落ちていたので、拾って口に入れて味を試してみました。最初は甘さを感じたのですが、しかし少し経つと猛烈な渋さが口中に広がってきました。その渋さはなかなか消えません。
柿の実が沢山木に残っていたのは渋かったからでしょう。しかし、霜が降りる頃になれば甘くなると考えられ、カラスはそれを待って食べると考えられます。
数年前におじいさんに聞いた話が本当であったことが解けました。
下山の道端にはリンドウが陽の光を受けて、今日の青い空を映したように美しく其処ここに可憐に咲き誇っていました。
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by minoru_mogi | 2015-11-06 14:24 | 歩いた山 | Trackback | Comments(0)
 小学校3年生の孫娘が一人で我が家に泊まりで遊びの来たのにあわせて、家内と3人で町田市の野津田公園とリス園に初めて行ってきました。町田市では各種障害のある人に働き場所を提供することを目的として、リス園、バラ園、ダリア園、エビネ園等を運営しています。中でも、リス園は台湾リスを放し飼いにして小さな子供達に動物に触れる機会を演出しており、またモルモット達も子供に抱かせてくれます。
町田駅よりはバスで20分ほどのところにあり、市内の最大の公園である野津田公園に隣接しています。
この地域は丘陵地帯であり、また土地の低いところには大きな池が広がり、蓮や菖蒲園などがある花の季節には大いに人気があるところです。また、梅ノ木も多く、春先には観梅にも良さそうです。
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 リス園に入ると放し飼いになっているリス達が沢山そちこちに走り回っていて、手袋をした手にヒマワリの種を乗せてリスに差し出すと、人の手から貰って種を食べます。しかし、大半はヒマワリの種を取ると手から逃げて、人に離れたところで食べています。手の上でゆっくりと食べるリスはあまりいませんでした。
台湾リスは灰色で、尻尾もあまり大きくなく地味な印象です。私は高山地帯で何度も日本リスを目撃しましたが、それに比べると一回り小さいように思えました。アメリカのフィラデルフィアでは市内の大きな公園に沢山のリスが居り、盛んに走りまわっておりました。1月に訪れたのですが冬眠はしていない様子でした。日本リスや蝦夷リスは冬は冬眠する習性がありますが、台湾リスはしないようです。
園内では子供連れが大半であり、幼稚園くらいの子供が多く小学生では少し物足らないのではと思いました。
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丁度見終わったのがお昼でしたので、野津田公園の中を歩いて梅園に行きそこでベンチに腰掛けて持参のオニギリを食べました。青い空の下で食べるオニギリは大変美味しく感じました。早めに出かけたこともあり午後の2時には帰宅出来ました。
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by minoru_mogi | 2015-11-01 17:54 | 随想 | Trackback | Comments(0)