山歩きとそこで出会う花たちへの思い


by minoru_mogi
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分子古生物学 No413

 私は生物学に大変興味をもっています。主には植物生態学で、特に高山植物の分野です。でも、もう一つ興味の対象があり、それは花粉分類学です。これには高性能な顕微鏡が必要なので、永年その顕微鏡を入手したいと思い、中古品を探していますが、有っても高くて手が出ないのが実情です。この顕微鏡下で見る花粉は、色々な形状で大変好奇心をそそられます。これは高校の生物部以来の私の願望なのです。年齢が行き、山歩きにも行けなくなったら、今度は何とか暗視野顕微鏡を入手して実現したいと考えています。
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 ところで、初めてこの分子古生物学という言葉に出会いました。何十万年も過去の進化を分析する科学です。その中に大変驚くべき事が記されていました。現在、東京大学で研究しており、幾つもの大学で非常勤講師を勤めている、更級功さんの記事です。
古代のDNAの研究が始まったのは1984年からで、まだ新しい学問分野なのです。化石の中にある古代や化石たんぱく質、今生きている生物のDNAとの比較から、生物の過去を探る学問なのです。
それによって分ったことは、直立2足歩行した人類は700万年前に出現して、石器を使い始めたのは250万年前なのです。しかし、4万年前には楽器・3万年前には絵画など、石器などの道具でない文様や装飾、音楽が出てきたのです。こういった抽象的な思考が始まったことに、遺伝子が関係していると考えられているのです。
そして、4万年前のネアンデルタール人の化石から出たDNAは、今世紀に入りその化石から遺伝子の大部分が明らかにされ、現人類(ヒト)と交配があったことが明らかにされたのです。
ヒトがアフリカで誕生したのはおよそ20万年前。ヒトとネアンデルタール人は8万年前から3万年前まで、西アジアやヨーロッパの同じ地域に住み、古代DNAによって示されたのです。ただし、全面的な交配が起こったわけではないとも書かれています。
私達もネアンデルタール人の遺伝子を受け継いでいるのです。




 
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by minoru_mogi | 2012-12-31 19:20 | 随想 | Trackback | Comments(0)
 今年も国立にあるYMCAで、子供たちを対象としたクリスマス会が催されることになり、それを支援する金銭協力と、会の中で何か出し物をやることになりました。
他のクラブではクラブ員全員でハンドベルの演奏をすると言いますが、我がクラブでは適当な出し物がありません。しかも小学生が60名位と、その親御さんが40名くらいはいます。そこで、マジックでも考えますかと言っていたところ、プログラムに印刷されてしまいました。さて、その意思表示したマジックとは私が中学校の3年の時にやっただけのものなで、評判は良かったものですが何としても60年前のものです。そこでその折に使用した材料を見つけることにしました。
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             バナナのマジック 皆が女の子の手元を見つめます
第一はドンブリです。これは我が家の食器の中には昔のような縁の厚いものは無く、他のドンブリでやってみても十分な音が出ないのです。これはとても出来ないと思いました。
第二はリンゴを使いますが、ゴールデンデリシャスを用意しますが、何処のスーパーを探しても無く、黄色のりんごは信濃ゴールドばかりです。色々考えてみてバナナを替わりに使うことを考えつきました。
第三はサイダーのびんと麦のストローが必要なのです。びんは無いのでペットボトルを使用することとして、ストローの代わりに箸を短く切って赤の色を付けて使用する事にしました。
バナナのマジックは、バナナをむいてゆくと表面はなんとも無いのに、バナナの実が3つにすでに切れているのです。これは子供2人に出てもらい、皆の中でやってもらいました。
しかし、残念なことにバナナでは切れているのに、ポトリと落ちないので、失敗ではないものの、おどろきの演出が不十分でした。
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              ボトルの下は空いていますが水は落ちません

ペットボトルを使用するものは、ボトルの7分目ほどに水を入れて逆さにします。しかし、その水は下に落ちてこないのです。不思議がっているその前で、逆さのボトルの中に色の付いた3センチ位の箸の切れが次々と水面に上がってくるのです。これは大成功で、小学生達が口を開けて見入ってくれました。
久しぶりのマジックで昔の中学生の頃を思い出しました。これは確か科学雑誌にでていたもので、私は科学が大好きで科学雑誌を何時も読んでおり、学芸会の折に湯川博士のような科学者になりたいと言ったのを覚えています。
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by minoru_mogi | 2012-12-21 11:48 | 随想 | Trackback | Comments(0)
 12月11日にまだ見ていなかった新しくなった東京駅を見る目的で出かけてきました。
地下鉄大手町から地下道を通って、みゆき地下道を東京駅に向けて歩いて行きました。
この通りは地上では東京駅より丸ビルと新丸ビルの間を行き二重橋へと向かう道幅の広い立派な通りです。そこは、地下道とは思えない天井の高い広い幅の通りで、午後の3時過ぎでは歩いているビジネスマンの姿も少なく、歩いている人もまばらです。
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壁に沿って歩いてゆくと、AP通信の今年の優れた100枚くらいの写真がずっと続いて展示されていました。それらはコミカルな写真や、今を語るシリアの反政府活動の若者が、戦いのつかの間に小部屋で仮眠を取る姿があり、その壁には5挺ほどのカラシニコフの自動小銃がかかっていました。
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地上に出て東京駅の新しく改装された姿に見入りましたが、確かに整然とした美しさは感じますが、取り立てて感動は感じませんでした。
そこで、帰りもその地下道に入り反対側の壁の写真をゆっくりと見て回りました。世界の今の姿を切り取った感動のある写真であり、これだけの写真ギャラリーが無料で見られて、しかも静かに1人で見られることが出来て、本当にラッキーな感じでした。
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この写真展の主催はAP通信ですが、その協賛企業名は三菱地所となっており、多分、その展示場所を提供しているものと考えられます。この二社の社会に対する意識の高さを垣間見る思いでした。
1月31までの展示ですので是非一度足を運んで観てみることをお勧めします。
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by minoru_mogi | 2012-12-12 21:18 | 随想 | Trackback | Comments(0)

タヌキの災難  No410

 2車線の国道が松本から上田市へと延びています。山登りの帰り道にその道を歩いていると、道の端にタヌキが腹を上にして横たわっていました。多分夜間に車にはねられたものと思われます。この国道は真っ直ぐなのと、走行車が少ないので平均でも車は60kmくらいで走っており、避けられずにはねられたものと思えます。タヌキにとっては全くの災難です。
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 土地の人の話では、タヌキはリンゴ畑に夜出てきて成っている実をかじるそうです。リンゴの実は重さで垂れ下がり地面近くにタヌキでも届く所にもあります。また、タヌキだけでなくハクビシン(白鼻心)もいて、こちらは木に登って食べるのです。檻の罠が仕掛けてありますが全く掛からないそうです。
リンゴ畑の中にタヌキは溜糞をするのですが、リンゴの採取中に家内がそれを踏んで、「やってしまった」と悔しがっていましたが、後の祭りでした。山麓の畑には鹿も時折出没するそうで、山の畑ではトウモロコシ畑で数年前に熊が檻にかかりました。山奥に放したそうです。最近はハンターが少なくなり、山にはイノシシが沢山増えており、鹿も同様であると言っています。
 私は山登り中に熊に二度会い、カモシカは高山で何度も見ています。鹿は3・4頭の群れを見ました。ハクビシンも家の近くで見ており、タヌキは山小屋のゴミ捨て場で出会い、オコジョは高山の雪解け頃の山中でにらめっこをしました。野猿は雪の中、川乗山の川原で大きな群れに会いました。しかし、イノシシは夜行性の動物とみえて、一度も出会えずにしています。でも、そのイノシシのヌタ場は山中で何度も見ています。
 これら野生生物は、開発が進み山道が山中に入って行って住みにくくなっている様子です。とりわけ、植林による針葉樹の森は動物の食べるものがありません。昨今はその森の中にブナやコナラ・山栗等を入れる混成林を育てる方向が出てきており、大変好ましいと考えられます。
山の動物と山の人達が住み分けが進むことを願うばかりです。
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by minoru_mogi | 2012-12-02 15:30 | 動物・昆虫・その他 | Trackback | Comments(0)