山歩きとそこで出会う花たちへの思い


by minoru_mogi
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<   2011年 08月 ( 4 )   > この月の画像一覧

 8月24日に山の足慣らしを目的に御嶽山に行ってきました。昨年は9月初旬にケーブルカーを利用せずに歩いて登り、とても大変だったので、今回は暑い折でもあり登りだけ利用することにしました。
電車を御嶽駅で降りると、7月に来た時と全く違い恐ろしく沢山の人が降りました。滝本へのバスは臨時便を含めて4台も出たのには全く驚きでした。その訳はどうやら最近御嶽山のレンゲショウマの花が咲いたとのTVで放映されたことが影響している様子です。
ケーブルカーに乗ると車内の放送ではこの花は関東一番と言っていましたが、山上駅の周りの旗指物には、全国一のレンゲショウマと書いてあります。これには誇大広告が過ぎると思いました。ここの山のものは花の株の密度も低く、株数もたいしたことはありません。
実は、私はこの何十倍もの大群落を見ています。2000年の8月23日から25日にかけて、鳳凰三山を縦走して地蔵岳から鳳凰小屋を経て御座石鉱泉にと下りてきました。鉱泉に着く30分ほど前の山の中でレンゲショウマの群落の中を行くことになりました。山の地図にも「レンゲショウマ群落」と記されています。
 今回は御嶽駅からのバスの中で昔の会社の友人2人に出会い、やはりショウマを見てから私と同じルートを歩く予定と言っていましたが、私は花を見ないで直接ロックガーデンへと向かいました。天候は曇りであり、800mの高さなので風が心地よい涼しさです。長尾平分岐より下ってゆくと、杉と檜の暗い森が落葉樹の明るい森に変わりました。暫くすると沢の水音が聞こえてきて目的地のロックガーデンに出ました。
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そこには綺麗な水量の多い沢で、川原の岩は緑に苔むしており美しい光景が広がります。そこからは沢に沿って登って行きますが、その道の脇にはマツモトセンノウの朱色の花や、岩タバコの紫色の花、キバナホトトギスなどが咲いており、晩夏の花が美しく、沢を右岸・左岸と何度の渡り返して変化に富んでいます。無人休憩所にはかなりの人がおりそこでオニギリを食べ、15分も休まずに出発しました。途中に綾広の滝がありました。

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大岳山からの道に出ると大きな無人休憩所があり、一休みと中へ立ち寄ると先ほどの2人がお昼の最中です。私はそこで水を補給しただけで直ぐに下りにかかりました。1時間ほどあまりアップダウンのない山道を歩き、ケーブルを使用しないで杉並木の中を歩いて450mの標高差を降りることにしました。この下りは疲れた足にかなりきつく感じ、膝が少し痛くなりかけたころケーブル下に着きました。すると、もう直ぐバス停というところで先ほどの2人が追いついてきました。その内の一人は私の家の近くの5歳くらい若い方で、拝島からは二人で山の話をしながら横浜線で帰って来ました。
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by minoru_mogi | 2011-08-26 17:13 | 歩いた山 | Trackback | Comments(0)

短命  No348

 私は独身の時に、新宿の大学病院に40日間入院して、約50日仕事を離れたことがある。病名は急性腎炎であった。特効薬が無いので、ベットで静かにして食塩を極力減らして直すのである。
その時、35歳位の担当医師が言った。「貴方は短命かもしれません」と。 
大学病院では次々と色々な検査を受けた。その結果「貴方は一般人に比べて腎臓・肝臓共に非常に機能が劣っています。」と言われた。そして、貴方はこれから言う三つの事を守りなさいという。
1. 食後30分は必ず体を休ませなさい。そして内臓に血液を送りなさい。読書もいけません。
2. 体を絶対に冷やさないようにしなさい。冷えると内蔵機能が低下します。
3. お酒は程ほどにして、午前様は絶対に止めなさい。
幸いなことに私はお酒はあまり好きではなく、雰囲気が好きなだけでだけであり、ビールを飲むことが多かった。
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病気の原因は思い返してみると、やはり若気の至りで過度に色々と体を酷使しすぎた様である。1月の半ばに友人達が猪苗代スキー場に先に行っていた。そこで、遅れて私が合流するために夜の売り場変更の残業を終えて、一人で12:30くらいの夜行急行で上野から猪苗代に向かった。目的の駅に着いたのはまだ夜明け前の4時半くらいで、駅より一人で雪の街を宿へと歩いてゆき、着くと直ぐに仮眠した。
翌朝目が覚めると、会社の男性の友人の他に、商社の若い女性が5人ほど来ており、朝食もそこそこに張り切って皆でゲレンデに向かった。その商社には私の知り合いの女性がいたが、今回は来ていなかった。昼過ぎまでスキーを楽しんでいたが、私は疲れが酷いので皆に別れて早めに宿に戻り、コタツの中で休んだ。
翌日も朝からゲレンデに出たが、やはり早く帰り、その夕刻には国分寺に帰った。翌日会社へ行く電車の中で、吐き気がして下車して休んでから出社した。その次の日は電車に乗っていると酷い吐き気で各駅に下りて休む状態である。
ここでさすがに病気を確信した。そこで三鷹の親戚の医院に行くと、診断し即大学病院に入院を言い渡された。その医師は以前大学で助教授をしていた。
会社への出社途中であり、背広姿の入院となった。そこで、看護婦長にお願いして家に行き入院用具を携えての入室である。40日の入院は長かったが、毎日友人がお見舞いに来て看護婦さんが驚いていた。
 73歳の今となって、短命とのことで60歳くらいまでの命かと思い、他人には言わずにおいたが、ここまで来るとは思わなかった。
大学病院の医師には大いに感謝しているが、良くぞ言ってくれたものと思う。それ以来医師の指示を守ったことで、今日があると思っている。
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by minoru_mogi | 2011-08-19 18:24 | 随想 | Trackback | Comments(0)

歩道脇の花壇  No347

 35度以上の暑さが続く毎日なので、都内の博物館に行きたいと考えていますが、なかなか出掛ける決心がつかないでいます。その様な訳でブログの記事に事欠いているのが実情であり、行動力が足りない自分を見つめ、好奇心の足りないことを残念に思っています。
 以前にも記したことがありますが、私は家近くで歩道の街路樹の下や空き地の雑草を取って、花を植え込むことに努力しています。
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その新しい植え込みの成果があり、きれいな花の植え込みが出現し、夏の花が今を盛りと咲いているのです。この空き地には5月に我が家の庭よりオイラン草と川原ナデシコを入れ、それだけでは淋しいので玄関前に咲いているマツバボタンと同じ種類のポーチュラカの枝を切り、挿し芽をしておきました。その場所は歩道のアスファルトの脇なので乾きやすく、普通の花では水不足で枯れてしまうことが目に見えています。そこで、その家近くの一人住まいの奥さんにお願いして、乾いた土に水を撒いてもらうように頼んでおきました。しかし、毎朝10頃にそこに行ってみると、土は完全に乾いており、私が家からじょうろを持参して水遣りをする日が多くありました。
その甲斐有って、挿し芽から良く根付いて2ヶ月で大きく育ち沢山の花芽が付くようになりました。晴続きの毎日には、いっぱいに色とりどりの花を咲かせています。8月は花の少ない季節ですが、私の植えた花の選択が上手くゆき、この先2ヵ月くらいはこれらの花々が咲き続けることでしょう。またこの花々の種子が来年も発芽して更にきれいな花が期待できそうです。
道行く人々が花を楽しんでくれればありがたいのですが、時折犬を連れた人が注意不足で、犬が花を荒らしてしまうのが心配になります。
花は心のゆとりとなり、人々が幸せな気分になってくれれば本望というところです。
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by minoru_mogi | 2011-08-14 11:58 | 樹木とその花 | Trackback | Comments(0)
 今年の山の天気は例年安定した晴の日が続く8月初旬においてもあまり良い天気でなく、北アルプス、槍穂、南アルプスにおいても、雲ばかり多くて快晴の日が殆どありません。
実は、私は毎日白馬岳や上高地、槍ヶ岳、甲斐駒ヶ岳などを山のライブカメラで毎日見ているのです。日本の山々でこのライブカメラで眺められる山々は沢山あります。さらに嬉しいことは外国の山もライブカメラの姿も見られます。私はいつもマッターホルンとアイガーを見ています。こちらはかなり良く見える日が多いのですが、週の半分は雲が掛かり全部の姿は見えないことも多いのです。
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           グリンデルバルトの宿のベランダからアイガー北壁の景色

 私達が10年ほど前にグリンデルバルトのシャーレ(スイスの山小屋風のホテル)に日本人は私達夫婦だけで2日ほど泊まった折は、4階建てホテルの3階南向きの部屋でした。ベランダからアイガーの北壁が丸見えでした。しかも2日とも天候は素晴らしく、日中に山の上の氷河からは雪解け水が滝のように落ちていたのが、夕方の7時頃には温度が急激に下がり全く落ちるのが止まってしまいました。
シャーレの庭でまだ明るい7時頃にディナーとなりましたが、宿のオーナーの50代と見えるご夫妻が、ワインを持って各テーブルの客に注いでまわってきました。私はこの地方のワインが有るのかと聞いて見たところ、この地方では寒すぎてぶどうは出来ないとの答えでした。このホスピタリティーこそスイスが観光立国を誇る最大の要素であると思いました。この画像は8時間の時差があるので、毎晩夜に見て楽しんでいます。
 もう一つインターネットの素晴らしいサービスがスカイプにあります。それはスカイプの最新バージョンには国内・国外で登録してあるスカイプの利用者が、自分のパソコンを立ち上げると、その情報が直ぐにこちらの画面上に小さく表示されるのです。
それによりスカイプの画面を開きシドニーに居る娘と随時に話を週に一度位交わします。今までのバージョンでは事前に時間を決めてからでないと話が出来なかったのですが、今は実に便利です。唯、娘がパソコンを開くのは夜1歳の子供が寝てからとなるので、日本時間で8時頃が多くなります。
昼間にパソコンを開いていると、今ロンドンに長期滞在中の友人のパソコンが立ち上がっています。直ぐに接続すると向こうでは朝の7時頃のことが多く回りの様子のよく判ります。先週はキュー王立植物園に出掛けたことを報告してくれます。今日も先ほど15分くらい話をしたばかりです。
パソコンを上手に利用すると世界が本当に狭く感じます。このパソコン本体は7万円で買いましたが、その意味では世界の窓を開く機会を安く買ったものと思っています。
 
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by minoru_mogi | 2011-08-07 17:27 | 随想 | Trackback | Comments(0)