山歩きとそこで出会う花たちへの思い


by minoru_mogi
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<   2009年 03月 ( 4 )   > この月の画像一覧

 3月26・7に長岡駅より柏崎市の「西山大崎雪割草の里」と長岡市の「北国植物園」を野草の雪割草(大三角草)を見に友人と二人で出掛けました。
初日は午後の時間を利用して長岡の河合継之助と山本五十六の記念館を見て回り、米100俵の話で知られる長岡藩校の資料を展示する坂の上小学校の伝統館にも立ち寄る機会が有りました。その2日間は初日にはボタン雪が降り、2日目は風花の舞う寒い日々となってしまいました。
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 西山大崎の地は日本海の海岸に面した丘陵地で、クヌギやナラの林の南面の傾斜地に雪割草(大ミスミソウ)が其処ここに咲いています。しかも、それらは各株で異なった花色であり、白・ピンク・紅・薄紫・紫とそれぞれに個性を競っています。野生の花がこれ程に同じ場所で異なる花は他にはまず見られません。それらの花の周りには白い一輪の花が清らかなアズマイチゲやショウジョウバカマ・ニリンソウが沢山同時に咲いています。
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雪割草の自然の生育環境を初めて見ることが出来て、今後の我家の庭での育成に大きな大きな知識を得る事ができました。
 次に周った内陸部の雪国植物園では予想を越える山野草の宝庫でした。目的の雪割草は西山に比べると少ないものの、カタクリ・ショウジョウバカマ・キクザキイチゲ・ニリンソウ・ザゼンソウ・ミズバショウ・などが咲いており、沢山のオオイワカガミやシラネアオイが見られ、それらが咲く花期にはさぞや素晴らしい光景であろうと推察されました。
 これら両施設共に地元のボランティアにて管理運営されており、説明もこれらの方々が熱心に時に楽しい話題を入れて案内して頂き、感謝にたえません。
この花を訪ねるバスツアーも長岡駅に16時に着き、新幹線で夕刻遅くには快晴の関東へ戻りました。
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by minoru_mogi | 2009-03-30 22:00 | 山の花 | Trackback | Comments(0)
 この花との出会いはまだ私が横浜に住み、幼稚園児の昭和18年(1943)に父親の会社の行事での高尾山への家族ハイキングでした。戦時中のことでケーブルカーは動いておらず、歩いて山頂まで登った記憶が鮮明にあります。
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その山頂に近づくと登山道の周りに沢山のオキナグサがあり、丁度花の時期で葉には銀色の毛が光り花はうつむき加減でその中の色は鼻血が乾いた時と同じ色であり、おどろおどろしく気味悪い感じを強く覚えたものでした。
父と私が山頂に近づくと、会社の人たちがもう降りてきており、もう少しで山頂の茶屋でオシルコが食べられるよと励ましてくれたのですが、やっと山頂に着いた時にはそれは売り切れており、大変ガッカリしたものでした。
 私が今住んでいる八王子の丘陵地には、畑の端に今も良くこのオキナグサが沢山咲いて保護してある場所があります。地元の人に聞いた話では、昭和30年代までは当たり前に道端に咲いていたものであったと言います。
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昨年秋に春に種を播いて長野県で増殖した小さな株を10株近く手に入れて、それらを3鉢に植えて肥育したところ、やっとその中の数株に花が付きました。このところの暖かさで思わぬ早く花が咲きましたが、畑のそれと比べるとはるかに小さなものです。それでも子供の頃のあの印象が思い出される花であることは同じです。
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by minoru_mogi | 2009-03-20 21:17 | 栽培山野草 | Trackback | Comments(0)
 ここ暫く近場の山歩きに出かけていないので、早春向きの低山を歩きたいと地図を見ていると、中央線の上野原駅より表示では65分(地図上の表示)で山頂に登れる易し過ぎる位の山を見つけました。
近い山なので9時頃に家を出て上野原駅には10時10分に着き、すぐ出発しました。
桂川が相模湖に流れ込むところで長さもかなりある橋を渡り、大きな道を離れる所に道路の工事現場があり山道の方向を聞くと、その交通整理員の方が「御前山ですか、花粉に注意してください」と私の花粉症を見透かしたような声を掛けてくれました。
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直ぐに里山の集落の中の道を古い家々の造りなどを眺めながら登ってゆくと、北の方角には生藤山や土俵岳が見えてきます。集落が終ると杉林の中の急登の登山道になりました。小さな山にしてはきついなあと思いながら登り続けると、急な箇所には登り易いようにロープが張られています。それを伝いながら上に行くにつれて更にきつく、掴む潅木や木の根の無い山道となり、最後の15分くらいは全てロープが張られており、その結び目を確りと握り体を引き上げて喘ぎ喘ぎ登ってゆくような状態で時々立ち止まる様でした。
やっと頂上に立つと、北側が全面的に開けており雨降山や権現山の続く尾根や、笹尾根が良く見えています。南側は林となっていますが、落葉樹なので透けて丹沢方面が見え、下のほうを見るとゴルフ場が直ぐ下にあります。
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山頂には11:50に着き、誰も居ないところで20分ほどの食事を済ませ、薄曇で風があり寒いので直ぐに下山する事にしました。私の地図には無いのですが、山頂の表示では「鉱泉より上野原駅1時間20分」の表示があり、西の尾根に道が続いています。同じコースを戻るのも面白くないので、その道へと入ると今度は狭い尾根路を急降下です。こちらはロープが無く、潅木や木の根を掴みながら慎重に下ってゆきます。
程なく杉林に入ると傾斜は楽になりのんびりと下って行くと、林の中からゴルフコースのグリーンが見えて、プレーヤーの声が聞こえてきました。帰宅後に調べてみるとメープルポイントゴルフクラブでした。雑木林のアップダウンを繰り返して少し飽きた頃に堰堤が見えてきました。その沢沿いを進むと川の傍に出てその沢の水の色が乳白色をしています。これが鉱泉の元の川であると理解しました。山里の民家の中に出てきて、いつの間にか今朝ほど歩いた道に合流して駅への道になりました。しかし表示にあった鉱泉の建物にはお目にかかれず、
多分、私が車道を避けてショートカットした為に、その前に出ないで下りてしまったものと考えられます。途中のコンビニで熱い肉まんを買い、それを頬張りながら14時前には駅に着くことが出来ました。
484メートルの標高なので、高尾山より楽な山と思っていましたが、遥かに山らしいきつい十分に楽しめる山であり、春先や晩秋にお薦めの山です。
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by minoru_mogi | 2009-03-13 22:56 | 歩いた山 | Trackback | Comments(0)

園芸愛好家の悩み No225

 3月は園芸好きにとっては最も忙しい季節である。特に鉢物の植え替えが一番の作業である。2月末から3月初旬には日本サクラソウ、カッコウソウの株分けと植え替えで80鉢程の作業があり、我家の庭の鉢数は300に近く、それが更に増えるのである。
そこで、花好きの友人にサクラソウの変種21種の花芽苗を各3芽ずつ譲ることにして、ミズゴケに包み送ったところ大変喜ばれた。これらの花はみな優雅な名前のものが多く、「葵の上、香炉峰、墨田の花火、食裂紙、立田姫、都の春、神代の冠」などである。これらは10数年をかけて収集したものであり、私にとっては宝物であり、その育成のノウハウを完全にものにしており、ほとんど失敗することがない。
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その結果毎年3倍に増えることが悩みなのである。とは言え、増えた花苗を捨てる事などは出来る筈はない。
 そこで、花好きの人を見つけてはプレゼントするために、プラスチックの鉢を沢山作り、それをあげることになる。今年は更にその配布の方法を拡げて、車で野菜を売りに来る八百屋さんに、かなりの鉢を渡してそのお客さんの中の花好きに分けることにして話を纏めてある。
 そう言えば、昔我家の娘たちがウサギを飼い、それが子どもを生んだのでその数匹をその八百屋さんに託した。その折に、母が作った俳句が朝日新聞の中村汀女氏の選で新聞に載った事がある。「春の日の 八百屋に託す うさぎの子」がその句である。
  明日は晴れて暖かになりそうである、残るサクラソウとカッコウソウの鉢を約30を植え替えて60鉢以上を作らねばならない。花粉症の私にはきつい1日になりそうである。
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by minoru_mogi | 2009-03-09 22:17 | 随想 | Trackback | Comments(0)