山歩きとそこで出会う花たちへの思い


by minoru_mogi
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<   2006年 05月 ( 6 )   > この月の画像一覧

 八王子市域に有る山で、未だ登っていない山を二峰新緑の中を歩いてきた。
実は、この市道山(いちみちやま)には以前二度登る予定で途中まで登ったのだが、その二度とも道を誤り目的峰には到達出来ず、別の場所へと下りてしまった。登山道の道標が大変見つけにくいことも原因のひとつであった。
この市道山の名の由来は、五日市の市に、昔、今は八王子市の恩方地区の人達が物品を背に負ってこの山道を越えて通ったことからの事と言われている。
 数馬行きのバスを笹平バス停で下車、左に沢をみて1km行き、木橋を渡り、そこからは暫く急登が続く。尾根筋に出ると右側はミズナラやクヌギの美しい森が続き、左側は檜の森である。森からは種々の美しい鳥のさえずりが聞こえてくる。
8:30にバス停を出発して、市道山山頂には10:20着。やはり70歳近い我々のペースはこんなものである。ここで早めの昼食を摂り20分ほど休む。
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その山頂は全く視界も開けず、新しく作り変えた標柱こそ有るが、狭くて山頂らしくないものであった。天候は時折薄日は差すが、雲量が多くとりわけ湿度が高い。
 市道山山頂からは刈寄山からの登山道が合し、登山者も多いとみえて歩きやすい道となり、吊尾根を醍醐丸山頂へと急ぐ。12:30に着いたこの山頂も北面がわずか開けた視界があるが、大岳山方面が見えるだけで全くつまらないものであった。でも、ここにはベンチが数台設置されており、20分ほど休憩し直ぐに出発した。
この判断が幸いして、和田峠より陣場高原下へ下ると、バスが丁度入ってきて5分くらいの余裕で出発に間に合った。お蔭で八王子駅には早々と15:10に帰着。今日の実歩行は5時間であった。
 3回目のチャレンジでやっと登りそびれていた八王子市の市域の山々を全部登ることが出来、充実感を感じながら帰宅後直ぐにシャワーを浴びくつろいだ気持ちになった。。
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by minoru_mogi | 2006-05-29 22:50 | 歩いた山 | Trackback | Comments(0)
 数日前の暖かな朝、ふと庭のカマキリの卵塊のある場所を見ると、その着いていた棒に数十匹のカマキリの赤ちゃんが並んで止まっていた。急がないと直ぐに散ってしまう恐れがあるので、慌ててデジカメにその姿を納めた。
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私の記憶ではカマキリの卵は3月末くらいに孵った記憶があり、もうこの卵塊は死んでしまっているとばかり思っていた。
我が家の庭にはトカゲが沢山居るので、早速狙われないかと心配だが、このカマキリはこんなに小さい時は一体どんな虫を食べているのであろうか。そこは見たことが無い。多分、アリマキ等を食べるのではなかろうか。
このカマキリの仲間たちはなかなか凛々しい姿をしており、その内に庭中に広がりそうである。生き残る幸運を祈るばかりである。
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by minoru_mogi | 2006-05-25 13:36 | 動物・昆虫・その他 | Trackback | Comments(0)
 最近、山の林の中を歩いていると、大きな声で鳴いている鳥がいる。ここ4年ほど前より、我が家のある東京西郊の八王子でもこの声を聞くようになった。
この鳥は春でも冬でも同じようによく鳴いている。そして、時にはウグイスの鳴き声の谷渡りのまねさえする。落葉樹の林で鳴いていることが多いが、姿を良く見ることは大変むずかしい。体はツグミと同じくらいであり、茶色で目立たない。さらに警戒心が強く人前には姿を見せることは少ない。
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 この鳥は中国雲南省から台湾、インドネシアに生息し、近年日本に持ち込まれ飼鳥として売られていたが、それらが放たれて増えたものと考えられているが、東京西部と福島県に広がっていると研究者の報告書には書かれている。
 一昨年、埼玉県の毛呂町の近くの山で、春にこの鳥の声を耳にして、近くの畑で働いていた地元の大人二人に「この声は何と言う鳥の声ですか」と聞いてみたが、「知らない」との答えであった。
ところが、今年の春は秩父の近くの山中でもこの声を聞いた。やはり年々その生育域が広がっている様である。コジュケイが朝鮮半島から日本に持ち込まれて、拡がったのと同じように、この鳥の間もなく帰化鳥として定着してしまいそうである。
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by minoru_mogi | 2006-05-22 21:45 | 動物・昆虫・その他 | Trackback | Comments(0)
今の時季は標高1000~1500mの山の沢沿いや湿地ではクリンソウの群落が見事なことであろう。数年前に日本では珍しい高山植物園を六甲山の山頂付近に訪ねた。そこには実に美しいクリンソウの群落が広がっていた。クリンソウは普通の桜草色のものと、朱赤系のもの、それに白の3色を見ることが出来る。我が家ではこの3種を植えていたが、現在は白の数十株だけとなり、他の色は絶えてしまった。
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ところが、この3年、特に昨年はこの写真のような白赤のしぼりの花が数株咲いている。しかし、今年は1株だけになってしまった。多分、これは突然変異の種と思えるが、まだその色の形質が固定化していないので、出たり出なかったりするものと考えられる。
 私がまだ高校生の頃、育成していた宿根フロックスの対生の葉が、1茎だけ3葉の輪生が出て、その形質変化を町の植物同好会の会誌に発表した。しかし、残念ながら翌年にはその形質の茎は発生しなかった。形質の固定化がなかった故であろう。
植物や果物の改良はこの様な突然変異の固定化が成功して改良品種となってゆくのである。
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by minoru_mogi | 2006-05-17 22:13 | 栽培山野草 | Trackback | Comments(0)
 山を歩いていると色々な動物に出遭うことがある。特に独りか二人で静かに歩いていると、その可能性が大きい。よく出遭う動物にはニホンカモシカ、ツキノワグマ、タヌキ、ノウサギ、オコジョ、ライチョウ、リス、等であり、意外にも私は本州の山中ではニホンシカには見ておらず、夜、群れの足音で驚かされただけである。(シカの話2005年8月25日版、クマ7月03日版)
 これら出遭った動物中で一番魅力的な動物はオコジョである。テンの仲間で高山におり、なかなか見る機会は少ない。体長は長い尻尾を入れても40センチはないであろう。
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 或る年のゴールデンウィーク明けの北八ヶ岳を、ピラタスロープウエイ山上駅から雨池へと、標高2300mくらいの岩の多い地帯を歩いていた。道の脇には残雪がかなり残り、落葉松が芽吹き始めて美しい緑が広がっている。友人と二人で歩いていると道の脇の石楠花がある7~8メートルくらい離れた少し高い岩の上に小動物がいる。静かに立ち止まるとそのオコジョが立ち上り、両前足を前にして立ち上がり、犬がちんちんをする姿勢をし、5~7秒位じっとこちらを注視した。実に可愛らしい姿と表情をしていた。
そして、急にぴょんと岩の上に飛び移り消えてしまった。ほんの一瞬の出来事であった。その体は背の毛色は狐色であり、腹は白く夏姿であった。
もちろん写真を撮る間は全くなかった。でも、二人でこの幸運な出会いを喜んだ。
この文に使用する写真をインターネットで探してみたが、その様な姿勢をしている画像は全く無かったが、その毛色をしたものは見つけることが出来た。
雨池の周りには今も出没しているらしい。久しぶりに今年はこの辺りの池と森を歩く計画を立てている。
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by minoru_mogi | 2006-05-09 12:39 | 動物・昆虫・その他 | Trackback | Comments(0)

レンゲ畑  (No73)

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五月のこいのぼりが風に舞う頃には、近郊の田んぼにレンゲソウが一面に咲く光景が、私が少年の頃には普通の田園風景であった。そして、その畑に気持ちよく寝ころんでいると、服が湿ってしまって困ったものだ。しかし、昨今では東京の近郊ではほとんど目にすることが少なくなってしまった。
それに替わってシバザクラの咲く花畑の光景があちこちに広がってきた。これに伴い、大変好ましい変化が現れ、これらの花畑の多くが入場料を取らずに、地区で花畑を管理していると思える団体(NPO?)が、訪れた方に小額の寄付をお願いして、花の絵葉書などを手渡している。秩父のシバザクラの羊山公園や、高麗のヒガンバナの里である巾着田もそうである。
最近見た美しいレンゲ畑は、高麗の巾着田のものである。ここから日和田山へ登り、神社のある見晴台からの眺めは実に素晴らしく、巾着田の名前が付いた高麗川の流れが目下に良く見え、なるほどと納得できた。レンゲの里を休耕田を利用して何処かの地区で復活させる所はないものであろうか。
今年もこの光景が広がっているであろうか。また訪ねてみたいものだ。
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by minoru_mogi | 2006-05-04 21:38 | 随想 | Trackback | Comments(0)