山歩きとそこで出会う花たちへの思い


by minoru_mogi
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<   2006年 04月 ( 5 )   > この月の画像一覧

 里の新緑が山に登ってゆく頃合を見て、以前から友人に薦められていた大棚山から金昌寺の尾根を26日に二人で歩いた。
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西武秩父線の芦ヶ久保駅を9時半に出発して日向山への登山道を行き、丸山(960m)への分岐より,しいたけ育成地の杉林の中を進んだ。道標が少なく迷いかけたが、地図とコンパスを出して確認して青少年野外活動センターの方向を目指す。アスファルトの林道を渡り杉林を抜けると、闊葉樹の気持ちの良い登山道が小さな沢を左に従えながら続いてゆく。一度暗い檜の林を通り抜けて、尾根筋のクヌギの林へ12時頃に出た。そこで昼食としたが、今日は金昌寺に降りてから近くにある温泉に立ち寄る計画もあり、20分で腰を上げた。
 ここからの尾根はクヌギを中心とした落葉樹の林が明るく、今が芽吹きの時期であり、山桜もあちこちに咲いている。暫く行くと落葉松林があり、深緑の新芽がみずみずしい。この道には楓類も多く、秋の紅葉の頃は落葉松の明るい黄色と、楓の色がさぞや見応えがあるであろうと推測できた。
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 山の花も期待していたが、このコースでは意外に少なく、二輪草、ヒトリシズカ、エンレイソウ、イカリソウくらいであったが、イカリソウは濃いエンジ色であり珍しいものであった。
四番札所金昌寺は立派な寺であり、千を越える石仏が有るとあったが、山門の大わらじを見ながら温泉へと急いだ。目的の新木温泉(鉱泉)は歴史のある宿で、黒光りした柱や床板は立派である。急いで降りてきたおかげで、まだ2時台に露天風呂に入る贅沢を味わい、3時半頃発の西武秩父からの電車に乗った。
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by minoru_mogi | 2006-04-28 11:26 | 歩いた山 | Trackback | Comments(0)
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 深田久弥氏の終焉の地の山で知られる茅ヶ岳からの南アルプスの峰々は、特に残雪のある春の姿が美しい。今から数年前の4月半ば頃、山歩きの10名余くらいの男女の仲間に加えてもらい同行した。
 天候も暖かな良い日で、山頂のわずか手前の深田久弥氏の終焉の地を示す金属杭に到達した頃には、最年長の私はやはり皆に少しずつ遅れだした。山頂も近いので、皆さんには先に行ってもらい、昼食の時間の中で追いつく積りで無理をせずに山頂を目指した。
山頂に立つと思いどうりの南アルプスのパノラマが広がっている。
急いで持参のコンビニで買ったおにぎりを食べ始めた。その朝は電車に乗る前に、駅前のコンビニで急ぎ購入したもので、その賞味期限時間も見ないで購入し、しかもあまり種類が無かったので、焼きたらこと昆布の佃煮、そして何やら鮪とわさび漬けのおにぎりの3個を買い、この昼食として食べたものだ。
 食事もそこそこにして、スケッチブックを拡げて山の稜線を描きだした。一応描き終わる頃には出発の時間となり、茅ヶ岳の山頂から隣の金ヶ岳(1764m)へと雪が残る山腹を一度下り、また登りにかかつた。登りの苦しさに加えて胸がむかついてきた。あまり皆に遅れてはいけないと少し無理をして休まずに歩くが、ついに限界にきて山道の脇で嘔吐してしまい、これは昼食の何かの食あたりであると判断せざるを得ない状況になった。
 私の余りに遅いことを心配して一人の女性が戻ってきてくれて背中をさすってくれた。この親切にも応えねばとやっとの思いで金ヶ岳に到達した頃には、他の皆は待ちくたびれたという様子である。グループの一人の人が、リュックサックでなく腰カバンを背負い来ていたが、その彼が私のザックを背負ってくれ、私は手ぶらで歩けることになったが、足元は少しおぼつかないものであった。
自動車道に出る頃には気分も楽になり、体調も回復してきて、途中で寄った温泉で休憩した頃には完全に復調した。夜8時過ぎに帰宅したが、山歩きでの食あたりは初めての経験であった。
 後日スケッチの着色をしたが、この画は私のものの中では大変良く描けたものだと自分では思っている。苦しい思いを越えたものだけにその思いが強いのかも知れない。
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by minoru_mogi | 2006-04-23 22:54 | 歩いた山 | Trackback | Comments(0)
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 17日朝、犬の散歩をしていると余りにもハイキング日和なので急遽8時半に家を出て秩父方面に出掛けた。横瀬駅で下車して羊山公園を経て琴平丘陵のハイキングを目指した。
駅よりガードで線路をくぐり野道へ出ると、水の入っている田んぼでカエルが合唱しており、足元はタンポポが続く。有名な芝桜の季節とて畑のあちこちが臨時の駐車場になっており、そのあたりの風格のある民家の屋根の上に鯉のぼりが躍っており、手前には菜の花が黄色に花を添え、遠景には武甲山がそびえる。まさに秩父の山村風景であり、思い切って来たことが正しかったと満足した。
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 立ち寄った羊山の芝桜の景色は初めてのものであったが、今年は花の出来が悪いとの地元の人の話であり、五分咲きくらいで少し物足りない思いであった。
花はそこそこにして、琴平丘陵を登り、途中の398mのピークに正午には立てたが、視界は殆ど無く、秩父の市街地が望めるとの期待は外れであった。
早めの帰りの予定があったので、ここから引き返し地元の人達が作業用に通る山道を抜けて横瀬駅にと戻り、直ぐに来た電車に乗り3時半には自宅へと戻った。
思い立っての小さな旅ではあったが、満足のゆく1日でした。
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by minoru_mogi | 2006-04-18 10:19 | 歩いた山 | Trackback(1) | Comments(1)
 3年前の4月10日にこの山を歩いた時は快晴の山日和であったが、この春は天候に恵まれず今日も山行きの予定が延期となってしまった。
西武秩父線の芦ヶ久保駅で下車、駅前より直ぐに急なアスファルトの道を行くと果樹公園に出た。そこから左に入り登山道を登るが、落葉樹の明かるい林の中をゆく気分の良い道である。暫くすると山の中の畑に出るが、梅ノ木が白い花を咲かせており、そこから眺める武甲山は春の雪をうっすらと載せており、なかなか美しい姿に見える。普段みる岩を削られて階段状になつた痛々しい姿とは違って見えた。
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 日向山の山頂手前の付近は自然公園として整備されており、その北東斜面のクヌギ林の中にはカタクリとアズマイチゲが一緒になって咲いていて大変素晴らしい景観を見せている。
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 そして、その地区はボランティアと思える年配の方たちが、案内と監視をしており、植物保護も万全である。日向山の山頂は視界が開け、山つつじに囲まれてのお昼は楽しく、お薦めの場所である。
ここからの下りは北西に尾根を辿れば武甲温泉へと続き、そこで単純泉の温泉を堪能できる。今年は日向山より金昌寺への尾根を歩く計画を考えているところである。
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by minoru_mogi | 2006-04-11 20:20 | 歩いた山 | Trackback | Comments(0)
 昨日、庭で鉢植えの花径2センチ程のコイワザクラd0059661_21392253.jpgが咲き出した。私の大好きな桜草の仲間の一つである。
日本原産の桜草の仲間は大変多い。関東周辺でも見られるものには、クリンソウ(九輪草)、オオサクラソウ(大桜草)、カッコウソウ(勝紅草)、サクラソウ(桜草)、ハクサンコザクラ(白山小桜)、ユキワリソウ(雪割草)、ヒナザクラ(雛桜)、イワザクラ(岩桜)、コイワザクラ(小岩桜)などである。 我が家の庭では地植えのクリンソウ、鉢植えのカッコウソウ、サクラソウ、コイワザクラ等で100鉢を越える数がある。東北地方に多いユキワリザクラやヒナザクラも作ってみたが、当地の夏の暑さでは2年と生き続けることはむずかしかった。
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 昨年の初夏に武甲山に登ったのは、このコイワザクラの仲間のチチブイワザクラがあるという生育地を確認してみたいと考えたからである。しかし、保護地には有るらしいが登山者が歩く周りで見るのはとても無理なことであった。それに、まだ目にした事が無いのがオオサクラソウである。友人で山歩きのベテランがその成育していた山道を教えてくれたが、まだ出向いていない。どこか比較的易しく見られるところはないものであろうか。ご存知の方があれば教えて頂きたい。
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by minoru_mogi | 2006-04-04 21:46 | 栽培山野草 | Trackback | Comments(2)