山歩きとそこで出会う花たちへの思い


by minoru_mogi
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2017年 09月 06日 ( 1 )

 私には子供の頃の写真は殆ど有りません。戦時中だったので皆余裕がなく、とても写真など撮って貰えませんでした。残されたただ1枚といえば、父と一緒に横浜の桜木町近くの橋の上で撮られたもので、下駄履きに半ズボン戦闘帽をかぶっている5歳頃のものです。

 そこで子供の頃の思い出が残っていないかと思い、横浜の戦時中の繁華街を訪ねてみました。桜木町に下車して野毛山の市営動物園へと先ずは向かいます。

野毛山公園への道を行き、野毛坂にかかると、私と同じくらいの男性2人が前を行き動物園を目指しています。しかし、その1人が急坂に耐えられず直ぐに休みとなります。とても動物園までの坂を上れそうではありませんでした。

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公園に沿って上がって行くと、睡蓮が咲く日本庭園がありました。水の上にはシオカラトンボが舞っています。更に上って行くと動物園の入口に着きました。財布を出して入園料はと見ると一般の人園が無料でした。

動物園は今は象と白熊は居らず、キリンやシマウマ、ライオン、トラなどがいますが、大型獣でも狭い獣舎で可哀想になりました。割合と広い園であり、大木が多いのですがアップダウンがありなかなか大変です。入園者は5歳以下の子供ずれやベビーカーの若い夫妻が多く、次に多いのは若いアベックの人達でした。園を出てから水道山の見晴らしポイントへ行って見ましたが、そこからはブリッジやタワー、パシフィコ、ランドマークタワーは良く見えますが、海は全く見えません。

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 そこからは今度は南に山を降りて30分くらい歩いて伊勢崎町へ出てみました。しかし、街は賑やかで人通りも沢山有りますが、あまり綺麗でなく昔のイメージは有りませんでした。

この街中を歩いていると、昔子供時代に来た松坂屋が昔のイメージどおりあり、今は百貨店では無く色々な店が入っているテナントビルとなっていました。また、通りの南側には有隣堂書店があり、この2店のみが戦時中からの生き残りのものでした。

結局、伊勢崎町の記憶は確かでしたが、野毛の町と動物園の記憶は出てきませんでした。

そして、入学前に遊んだ友達の顔をうっすらと思い起こしました。


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by minoru_mogi | 2017-09-06 16:46 | 随想 | Trackback | Comments(0)