PCディスプレイ壁紙の山の写真 No684
2017年 11月 23日
私は17インチのディスプレイを使用しており、その壁紙はおよそ月に一度は変えることにしてます。昨今は山歩きが無理となったので、昔撮った山々の写真や描いたスケッチ画に見入ることが多くなりました。この写真も今の壁紙です。
それらを見ていると、歩いた山のきつかった山道や、素晴らしかった眺めの良い山頂や峠がふっふっと思いだされてきて、大変気持ちが落ち着きます。
ここに写真を出したのは11月20日頃の夜叉神峠からの北岳、間ノ岳、の雪姿のものです。この年は11月は大変暖かで、この日は峠の隧道脇の土産物屋兼山宿から1人で1時間程を登り尾根に出ました。すると、猛烈な寒風が北岳から吹いてきて、ゆっくりと山の眺望を楽しみたかったのですが、とても寒風には耐えられず10分ほどで引き返しました。降りは桃の木温泉を経て約2時間をかけてバスの終点である芦倉に戻りましたが、山中の日暮れは早く、気温は急降下してぐっと寒くなり、帰りの電車の暖房が大変心地よかったことを憶えています。
この頃はまだデジカメが無かったので、フイルムカメラでパノラマのように3枚組で撮ったものです。その他にも瑞牆山(みずがき)からの八ヶ岳のスケッチや、南アルプスからの鳳凰三山の姿、三俣蓮華よりの北鎌尾根と槍ヶ岳の姿の画も描いてあります。
今となってはこれらの絵は私にとっての宝物となっており、スケッチの画集4冊になっています。
昔のことを思い出して充実していた時期を思う年になったということでしょうか。