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山歩きとそこで出会う花たちへの思い


by minoru_mogi
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越生梅林 No547

 春の息吹を十分に楽しもうと、少し足を伸ばして埼玉県の越生まで出かけてきました。八王子近くの梅の名所では、高尾梅郷、青梅梅林、立川国設公園、森林公園などがありますが、みな少し物足りません。そこで、1000本の梅ノ木がある越生の梅園に行ってみる気になりました。
 八王子からは八高線で越生までは意外に遠く、1時間半以上掛かりました。1時間1本のバスを20分位待ちましたが、満開の情報で大変込んでいました。20分くらいで着いた梅園は、梅の実を生産する畑で、大きな木が多い白梅ばかりの梅園でした。ここには200年以上経った木が沢山あり、それらは皆保護木と表示されています。園内には200~300人位の人が来ており、年配者ばかりです。梅の下には福寿草が咲いており、盛りは過ぎており葉が茂りだしています。その植え方は3列に田植えの様に植えられており、全く風情がありません。
越生梅林 No547_d0059661_1014244.jpg

梅ノ木は確かに多いのですが、殆ど白ばかりがあり、中央部の屋台のある周りには紅梅もありますが、これらの木は低く、しだれ紅梅は3mくらいの若い木でした。普段の梅畑を花の頃だけ囲い、入園料を取り見せているということです。
早々に園内を一巡して、丁度昼には駅まで歩いて戻ることにしました。それはバスを待つと1時間半待つことになるからです。街道は車が多いので避けて、裏道の綺麗な道を川に沿ってのんびり歩きましたが、周りにはやはり白梅が多くありました。
パンフレットの案内が分かりにくく、少し予定時間を越えて1時過ぎに駅に到着しました。電車の便が八高線では待ち時間がありすぎるので、東武線では10分後なので、そちらに乗り坂戸へ出て、池袋行きの急行電車で川越まで行き、乗り換えて八王子行きで3時12分に駅に戻りました。
 今年は1月末に熱海梅園を訪れましたが、こちらは紅梅や白梅も種類が多く、早咲きの木も多く洗練された園内は素敵なものでした。越生の梅は数が多いだけが特徴でした。
by minoru_mogi | 2015-03-20 10:03 | 樹木とその花 | Trackback | Comments(0)