山歩きとそこで出会う花たちへの思い


by minoru_mogi
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竹内栖鳳展(於・東京国立近代美術館) No472

 京都日本画壇の巨匠であり、明治期より昭和17年まで日本画の新しい時代を築いた竹内栖鳳展が、今までの中では最大のコレクションを集めて竹橋の東京国立美術館で催されています。
私はこの画家の日本画が大好きであり、以前より展覧会が有る折には必ず鑑賞に出かけていたものです。仕事の忙しい折でしたが、京都の市立美術館までこの展覧会を見に日帰りで出掛けたことがありました。特にこの美術館には栖鳳の多くのコレクションがあるのです。
8月中に前売り券を用意していましたが、体調が整わずやっとこの27日に行ってきました。平日でしたがかなりの中高年の人達がゆっくりと鑑賞していました。
 私は洋画よりは日本画の方がどちらかというと好みです。もう一人日本画家で大好きな画風の人がいます。その画家は東山魁夷です。彼の画風には詩情が感じられます。
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栖鳳の画の中で一番引かれる画は、縦横1.5mくらいの大きさの画である「蹴合」(大倉集古館蔵)です。静止画が多い日本画の中で動的な一瞬を描いたこの絵の素晴らしさには感動します。
この鶏闘の図の場面を実際に見たことがあったのです。
終戦後の間もなく、竹の囲いの中で闘鶏用に育てられた体の大きな鶏が闘うのを、大人たちが囲む間から覗いて見ていたのです。鶏は飛び上がり、脚で敵を攻撃して羽根が飛び散ります。この一瞬を観察して画にしたものです。この絵の前で立ち止まり暫く注視していました。実に素晴らしいの一言です。
その後、一度訪れたいと考えていた立教大学のキャンパスに立ち寄り帰宅しました。
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Commented by desire_san at 2013-10-04 09:45
こんにちは。
私も竹内栖鳳展を見てきました。
竹内栖鳳展に出品されていたたくさんの作品を思い出しながら、興味深くブログを読ませて勉強させていただきました。
竹内栖鳳が、狩野派、丸山派、琳派などの江戸絵画の様々な流派や水墨画からコロー、ターナーに至るまで様々な技法を試みて新しい表現に挑戦しているのには驚きました。
また、水墨画と色彩のある日本画、時には水墨画とコロー、ターナーといった異質の技法を組み合わせて、今まで見たことのないような絵画を描いている作品は極めて斬新に感じました。
私も竹内栖鳳展を見て、竹内栖鳳の芸術について私なりにまとめてみました。
読んでいただき、ご感想、ご意見などどんなことでも結構ですから、ブログにコメントなどをいただけると感謝します。
by minoru_mogi | 2013-09-27 21:10 | 随想 | Trackback | Comments(1)