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山歩きとそこで出会う花たちへの思い


by minoru_mogi
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フユノハナワラビ(冬の花蕨) No359

 庭の芝生の中に見慣れないシダ植物が生えてきた。図鑑で調べるとフユノハナワラビである。この植物は割合に珍しいもので、昔ゴルフ場の芝の中に一度だけ見たことがあった。ワラビの名が付けられているが、ワラビの仲間ではなくシダの仲間である。
フユノハナワラビ(冬の花蕨)  No359_d0059661_17412775.jpg

夏の間には地上部が全く無くなってしまい、秋に葉が地上に出てくる。そして胞子を付けた葉が現れると、何か魚卵のような姿が見られる。これからどの様に変化して行くかに興味があり、観察してゆく積もりである。
 ところで今年の秋は大文字草の鉢植えが大変美しくできた。この白い花は富士山の五合目のお中道を歩いたときに持ち帰ったものである。その1500mの付近の木陰にはこの花が群生していた。本来の自然のものは白であるが、園芸店ではピンクのものがあり、我が家でも綺麗に咲いている。
フユノハナワラビ(冬の花蕨)  No359_d0059661_17421622.jpg
このダイモンジ草の図鑑の写真を見てみると、「人文字草」という近い植物があると書かれており、早速調べてみると写真が出てきた。この写真はやっと見つけ出したものである。この花は五弁の内上の三弁が極端に小さく、スペードの形であるという。是非一度見たいものでである。
by minoru_mogi | 2011-11-11 17:43 | 栽培山野草 | Trackback | Comments(0)